スイフトの欠点に関する口コミ!オーナーならではの不満点を6つ紹介
最終更新日 2021/11/1
数ある国産コンパクトカーの中でも、スポーティーなスタイリングが魅力のスイフト。
スズキが世界戦略車として、力を注いで開発したコンパクトカーです。
今回はスイフトの欠点に関する口コミを6つ紹介します。スイフトオーナーが感じている、スイフトの不満点はいったいどんなところなのでしょうか?
目次(タップで飛べます)
スイフトの欠点はどんなところ?オーナーならではの不満点を紹介
小型車の製造を得意とするスズキが、日本市場だけでなく多様なマーケットでの販売を見越して開発したコンパクトカーがスイフトです。
スズキが力を注いで開発しているだけあって、スイフトは非常に完成度の高いコンパクトカーですが、もちろん欠点も存在します。
スイフトの欠点は良くも悪くも地味で、実際に購入を検討、もしくは購入してから気づくような些細な点が多いように感じます。
警告音が大きすぎる
昨今のコンパクトカーには乗員の安全を守る、先進安全技術が標準装備もしくはオプション設定されています。それはスイフトも同様で、スイフトにはスズキの予防安全技術「スズキ・セーフティ・サポート」が採用されています。
「スズキ・セーフティ・サポート」自体はとても好評なのですが、気になるところがひとつ。「スズキ・セーフティ・サポート」はスイフトに装備されている単眼カメラもしくはデュアルセンサーが危険を察知したときにはじめて作動する安全装備です。
複数の安全機能があってそれぞれの作動条件は異なるのですが、車線逸脱警報などの警告音量が大きすぎて毎回驚いてしまうとの口コミがありました。
そもそも安全な運転を心がけていれば、なかなか作動することはないのですが、「ついうっかりしていて・・・」ということもあります。
そもそもドライバーに警告するためにあえて音量を大きく設定しているのだと思いますが、その音量が大きすぎるとびっくりしてしまって、かえって危険な運転をしてしまう可能性もないとは言えません。
警告自体はもちろんありがたい機能ですが、せめて音量の調節機能があればこのような不満点はなかったのかもしれません。
メーカーオプションナビの使い勝手が悪い
今や自動車には必須のカーナビ。慣れない道路を走行するときや車内で音楽を楽しみたいときに重宝する存在です。
もちろん、スイフトにもカーナビを取り付けることができます。スズキが推奨しているメーカーオプションナビは「Android Auto」や「Apple Car Play」を搭載しており、所有するスマートフォンを連携させることができる優れもので、値段は約14万円です。
スマートフォンと連携できれば、運転中でも通話したりスマートフォン内の音楽を再生したりできます。しかし、カーナビで最も肝心なナビ部分の融通が利かず、使い勝手が悪いとの口コミがありました。
昨今のカーナビは非常に高性能で、車種によっては20万円や30万円を超えるものもあります。
それに比べるとスイフトのメーカーオプションナビはお手頃なようにも感じますが、14万円も出して使い勝手が悪いというのは大きな欠点でしょう。
さらに、コンパクトカーや軽自動車が続々と採用している全方位モニター。車両の前方、左右、後方の映像を繋ぎ合わせてディスプレイに表示する安全装備ですが、メーカーオプションナビを装着しないと使用することができません。
グレードラインナップが複雑
スイフトには8種類のグレード(スイフトスポーツを除く)がラインナップされていますが、このグレードラインナップが複雑でわかりづらいという欠点があります。
グレードの数自体は他社のコンパクトカーと比べても普通かやや多い程度です。では、いったい何が複雑でわかりづらいのかと言うと、これは実際に見てもらった方がわかりやすいでしょう。
- HYBRID RS(マイルドハイブリッドモデル)
- RSt(ターボモデル)
- RS(ガソリンモデル)
- HYBRID SL(ハイブリッドモデル)
- HYBRID SG(ハイブリッドモデル)
- HYBRID ML(マイルドハイブリッドモデル)
- XL(ガソリンモデル)
- XG(ガソリンモデル)
スイフトにはハイブリッドモデルが2種類、マイルドハイブリッドモデルが2種類、ターボモデルが1種類、ガソリンモデルが3種類設定されています。たしかにこのグレード構成はわかりづらいですね。
特にハイブリッドモデルとマイルドハイブリッドモデルに関しては、もう少し差別化できなかったのかと考えてしまいます。
実際に購入時に困らなくて済むように、この場できちんと把握しましょう。「L」は上級グレード、「G」はベースグレードです。
「RS」とつくグレードはスイフトのスポーティーモデル(スイフトスポーツは別枠)。「t」がつくグレードはターボモデルになります。
「HYBRID」がつくグレードはもちろんハイブリッドモデルですが、その後に「M」とついているのはマイルドハイブリッドモデルです。「HYBRID」の後に「S」がつくのはストロングハイブリッド、つまり普通のハイブリッドモデルということになります。
ひとつだけ注意してほしいのは、「HYBRID RS」は「M」も「S」もありませんが、マイルドハイブリッドモデルだということ。スポーティーモデルにマイルドハイブリッドをプラスしたのが「HYBRID RS」なのです。
後方視界が悪く、サポートする安全装備もない
スイフトの外観上の特徴のひとつとして、リアドアハンドルがサイドウィンドウ横に隠されている点が挙げられます。
これにより、スイフトは3ドアハッチバック風のスポーティーなデザインを実現しているのですが、本来なら小窓があるべき部分にドアハンドルがあるので、運転席から見た後方視界が悪いという欠点があります。
また、スイフトはデザイン性も大きく重視したコンパクトカーなので、リアガラスの面積も狭いです。にもかかわらず、後方から接近する車両をお知らせしてくれるような安全装備が採用されておらず、車線変更時などに少々気を遣う必要があります。
リアドアが開けづらい
上記でもお伝えしたように、スイフトのリアドアに採用されたドアハンドルは大きな魅力のひとつです。これにより実現したスタイリング自体は好評なのですが、特殊な配置、形状のせいでリアドアが開けづらいという欠点があります。
サイドウィンドウ横にリアドアハンドルがあるということは、従来のドアハンドルと比べて位置が高いということです。背丈の小さな女性や子どもにとっては、少々不便かもしれません。
また、従来のドアハンドルは横向きですが、スイフトのリアドアハンドルは縦向き。慣れるまでは開けるのにコツが必要です。
ラゲッジスペースの使い勝手がイマイチ
スイフトのラゲッジスペースは使い勝手が悪いと、不満を述べているオーナーもいました。
スイフトのラゲッジスペース自体は狭い部類に入りますが、荷物が全然積載できないというわけではありません。よく荷物を積載する人にとっては不便かもしれませんが、日常的な買い物で困ることはないと思います。
スイフトのリアシートは可倒式を採用しているため、前方に倒すことでラゲッジスペースを広げることが可能です。しかし、ラゲッジスペースのフロアとリアシートの背もたれ部分に段差ができてしまうので、大きな荷物の積載には向いていません。
さらに、スイフトのラゲッジスペースのフロアはテールゲートの開口部よりも深いです。女性は載せ降ろしが少し大変かもしれませんが、男性ならそれほど気にする必要はないでしょう。
実用性は劣るが、走りとスタイルはピカイチ
スイフトの欠点を6つ紹介しました。今回紹介した欠点の中で多くの人が気になるのは、メーカーオプションナビに関する欠点とリアドアハンドルに関する欠点だと思います。
全方位モニターを装着したい人はメーカーオプションナビを取り付ける以外に選択肢はありませんが、全方位モニターが不要な人は必ずしも選ぶ必要はありません。
リアドアハンドルに関しては慣れで解決するとは思いますが、リアシートに子どもを乗せる機会が多い人はディーラーの展示車で試してみるとよいでしょう。
実用性はやや犠牲になっていますが、走りの良さとスタイリングのカッコよさはコンパクトカーの中で上位にランクインします。
今回紹介したもの以外に大きな欠点はないので、実際に試乗してみて気に入ったのであれば後悔はしないはずです。
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