ハスラーの厳選おすすめオプションはどれ?軽SUVの魅力度をアゲるマストアイテムはコレ!
最終更新日 2021/11/1
2014年に誕生した初代スズキハスラーは、広い室内空間と軽自動車に求められる日常での使いやすさに加え、アウトドアやウインタースポーツなどのレジャーにも応えるタフな走行機能を合わせ持つ軽クロスオーバーでした。スズキの狙いは的中し、瞬く間にハスラーは人気モデルの仲間入りを果たし、2019年末に生産が終了する直前まで高い販売台数を維持してきました。
そして明けて2020年、2代目となる新型ハスラーの登場です。
発売は1月からなので、ぎりぎりコロナ禍前というタイミングでしたが、ほどなく緊急事態宣言の発令など自動車メーカーも生産調整や工場停止などを余儀なくされ、2代目ハスラーも出ばなをくじかれた格好となりました。
しかし最初の緊急事態が解除となった6月からは、それまでの分を取り返すかのようにブレイク。6~8月は前年比200%を超える数字をたたき出し、その後も年末までは計画値及び前年比を超える台数が販売され、ハスラーの本領発揮といった状況になりました。
今回のクルドラでは、軽クロスオーバーSUVの先がけとなった”ハスラー”を実際に購入しようとしたときに気になる豊富なオプションの中から、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!
目次(タップで飛べます)
2代目ハスラーはこんなクルマ
現行ハスラーは初代から引き継ぐアクティブな生活スタイルを求めるユーザーに向けたコンセプトは不変ながら、モデルチェンジに当たってはよりタフなイメージを強化したデザインになっています。
引用:https://www.webcartop.jp/
具体的はボンネット前端を20mm上げて厚みを増したフロントマスク、後方までしっかりと延長したルーフ、新たにクォーターガラスを追加した6ライトキャビンなどを採用。全体の造形はカドを丸めつつもよりスクエアなデザインにして力強さが強調されます。ドアパネルも凹凸のある断面形状とし、寸法に制約のある軽でも”板感”を感じさせないような工夫も。
一見、エクステリア全体はキープコンセプトに映りますが、それは特徴的なヘッドライトやグリル回り、フェンダーアーチモールなどのディテールを踏襲したためで、子細をチェックすると実は質感も含めかなり変更されたのがわかります。
インテリアに目を移すとこちらはもう、一目で大きく変わったことが伝わります。
引用:https://www.goo-net.com/
まず目を引くのがメーター、ナビ画面、アッパーボックスを囲む3連のインパネフレーム。アウトドアグッズのプロテクターからインスパイアされたという何とも大胆なデザインです。トリムやシートへ配されたオレンジ、ブルー、ホワイト(ボディカラーで異なる)の挿し色も車内コンセプトである「ギア感」をアゲてくれます。軽ワゴンでは珍しいセパレートシートなのもハスラーの特徴ですね。
今や軽でも当たり前の先進安全装備は最新の「スズキセーフティサポート」が標準。2代目からはついにACC(アダプティブクルーズコントロール)が全車速追従機能付になったのも嬉しいところですが、こちらはターボだけの設定。また4WDには雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」も新たに採用され、SUVらしく冬のレジャーでの安全性が高まりました。
引用:https://media.moneyforward.com/
ハスラーのグレードと価格
ハスラーのグレードと価格は以下のとおりです。
引用:https://clicccar.com/
上記のとおりとてもシンプルな構成でグレードとしてはGとXの二つ。それに各々FFか4WDか、NA(自然吸気)かターボかが選べるようになっています。トランスミッションは変速ショックが大きく低減された新開発のCVTのみでMTの設定はありません。
パワーユニットはNAエンジンの方は新開発となっていて、燃焼室変更とロングストローク化によって燃費向上が図られています。一方のターボエンジンはワゴンR等に搭載されているものがキャリーオーバーされています。
さらにグレードに関わらず全車マイルドハイブリッドを搭載していて、ISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)により減速エネルギーの回生と加速のアシストを行います。
引用:https://gazoo.com/
ハスラーのメーカーオプションはどう?
まず、クルマを購入する際に決めなければならないのがメーカーオプションです。納車された後から、アレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味でもありますが。
ハスラーに用意されているメーカーオプションは以下のとおりです。
引用:https://wansoku.com/
ハスラーのメーカーオプションはわずかに二つしかありません。正確にはもう一つGグレードだけに「スズキセーフティサポート非装着車」の用意があり選択できます。
安全装備をわざわざレス化するのは、あまりおすすめできませんが価格は8万円ほど安くなります。
全方位の安全をカバーできるカメラは必須
全方位モニター用カメラパッケージは、フロントとバックおよび左右サイドがセットになる全方位モニター用カメラと、USBソケット、GPSアンテナ、TV用ガラスアンテナが加わるパッケージです。
このパッケージは後述するディーラーオプションの対応ナビゲーション装着を前提とした仕様なので、ナビはアクセサリーカタログから選んで購入する必要があります。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
全方位モニターは、クルマを真上から見たような映像や3Dビューなどを映し出す昨今では定番のアイテムに。またカメラを利用して、見通しの悪い路地から出るときや駐車スペースからバックで出るときなど、運転席から見えにくい周辺状況を通知する「左右確認サポート機能」も装備しています。
パイオニアとのコラボによる新開発9インチナビ
全方位モニター付メモリーナビゲーションは、前項の全方位モニター用カメラパッケージに9インチHDディスプレイを備えたメモリーナビがセットになった仕様です。
ディスプレイの大型化はますます進んでいる状況で、コンパクトカーでも先日発売となったトヨタアクアはついに10.5インチを搭載してきました。軽自動車でも既に最大はハスラーと同じ9インチ台に入っています。9インチならこれまで主流だった7インチタイプに比べて約1.7倍と大きく、運転席からも助手席からも見やすく操作もしやすくなっています。またHD解像度(1280×720)と1677万色の色調表現ができる高画質は、地図も地デジもクッキリと美しい表示で視認性に優れます。
引用:https://refrez.net/
今回のメーカーオプションナビはスズキがパイオニアと組んで新開発したものです。これまでスズキは自社開発ナビから遠ざかっていましたが、車両との連携が進む昨今、メーカーナビは欠かせないとの判断から開発がスタートしました。
パイオニアならではの高精度測位など充実したナビ機能はもちろん、全方位モニターへの対応に加えCD/DVDドライブも装備。将来を見据えたSDL(Smart Device Link)などスマホ対応も充実させ、スズキは今後このナビをメーカーオプションで他車種へも展開していく予定です。価格も全方位モニターカメラ分を差し引くと、ディーラーオプションの8インチナビよりも安くバーゲンプライス。ハスラーのナビならこれ一択かも。
ハスラーなら色にはこだわりたい!
上記のとおりハスラーのメーカーオプションは少ないですが、ボディカラーも購入時にしか選べないのは同じ。特にハスラーには2トーンカラーのモデルも用意されていて選択の幅は広いです。また、ハスラーはボディカラーにも拘りがあり、先代モデルは軽自動車として初めてオートカラーアウォード2015グランプリの受賞歴もあります。
引用:https://www.mdn.co.jp/
その時に受賞対象となったのはオレンジ×白ルーフ、水色×白ルーフ、ピンク×白ルーフの2トーン三色で、2代目モデルにも継承されています。もっとも色味には変化があり、今回2代目のイメージカラーにもなるバーミリオンオレンジは、先代のパッションオレンジに比べ明度を少し下げ彩度もやや抑え気味にして、本物の道具感のある色が目指されました。
そのためかオレンジ2トーン時のルーフカラーも先代の白からガンメタリックに変更を受けています。
今回ハスラーは全11色展開ですが、同じブルーでもモノトーンと2トーンの場合は色調を変えるなど、さすがカラーアウォード受賞車だけに力が入っています。SUVらしさ、またリセールの良さなどを考慮すると、2トーンカラーをおすすめします。
引用:https://bbs.kakaku.com/
おすすめのディーラーオプション①
納車後でも好きな時に購入、取付け可能なディーラーオプション。スズキではディーラーオプション、即ち純正アクセサリーの充実度は高く、エクステリアからインテリアまで実用性や機能性に富むアイテムが揃っています。そもそも経営規模が小さいところの多い軽メインの販売店では、純正アクセサリーは重要な収入源であり、本音を言えばナビもメーカーオプションではなく、ディーラーオプションのナビを買って欲しいところでしょう。
デカールで愉しむ”遊びの4スタイル”
まさにハスラーのボディをキャンバスに見立てたのごとく個性的なデカールによるステッカーチューン4スタイルの提案です。
正直、ここまでに仕立てられるのは軽自動車ならではといった気もしますが、スタイルごとに全て購入せずとも、ワンポイントかツーポイントくらいで小技的に効かせるのもコツでしょう。例えばおすすめはタフスタイルにある「フロントデカール」。これはルーフとフードの2枚がセットになっていて、特にガンメタリック色の2トーンルーフにお乗りならボンネットフードまでルーフカラーの流れが続くような雰囲気となり、より個性的なルックスに。
この4スタイルはボディのデカールだけでなく、インテリア用品とも連携していてシフトゲートやドアトリムパネル、ルームミラーカバーなどデカール柄に合わせたアイテムが用意されていますのでコラボしてみてはいかがでしょうか。
豊富なエクステリアパーツでディテールアップ
前項のデカール以外にもエクステリア用品は充実していて、フロントグリルやガーニッシュなどが揃います。カタログではボディカラーに合わせたコーディネートなども提案されていて、デカールとは違う分かる人には分かる”キラリ”と光る個性を演出できます。
引用:https://twitter.com/fujiautookegawa/
ドレスアップ定番のルーフエンドスポイラーもありますが、おすすめは「フロントグリル」。どことなく60年代のフロンテ800を思わせるようなレトロな雰囲気のグリルは、煌めくクロームメッキでワンランク上のハスラーにカスタマイズしてくれます。
併せて「HUSTLERエンブレム」も揃えたいところ。ボンネットフード先端の折り返し箇所へのエンブレムは英国SUVのような雰囲気。ボディカラーとコーデできるようクロームメッキの他にホワイトとスモークメッキを設定してくれているところは芸が細かいですね。
「デコステッカー」や「ドアヒンジガーニッシュ」といった”軽“だからこそ、許されそうな遊び心を感じさせるアイテムを一つまみ加えるのも楽しそうです。
シックな装いもOKなインテリアアイテム
引用:http://blog.livedoor.jp/mosu_200/
インテリア用品にもスタイリッシュ風、ナチュラル風といったコーディネートが設定されていますが、どちらも目を引くのはハスラー内装の特徴である「インパネガーニッシュ」の色変更。前者はクールなピアノブラック仕上げ、後者はシャンパンゴールドになっています。
どちらとも標準のオレンジや白よりもシックな雰囲気が出て落ち着いた印象。ハスラーのインテリアはインパネガーニッシュのカラーでシートのアクセントカラーを統一しているので、この純正アクセサリーのガーニッシュを選ぶなら、併せてシートカバーも追加した方が馴染みます。ピアノブラックには「革調シートカバー」、シャンパンゴールドには「シートカバー(ベージュ/ブラウン)」がよく似合うでしょう。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
個性的なインパネガーニッシュですが、そこへ実用品ながら遊びゴコロをプラスできるアイテムが「カラーコード」です。必要なものをサッとゴムバンドで留めてしまうという発想は、よりアウトドア感覚がアップできます。高いものではありませんが、ユーザーさんの中には靴ヒモでカラーコードを自作するなどアイデア勝負の方もいらっしゃいます。
イチオシの特別仕様車Jスタイル
ここで現在発売中の特別仕様車「Jスタイル」をご紹介します。
ハスラーの特徴的でポップなインテリアを上質な大人の雰囲気へと変えてくれる特別装備が満載です。インパネガーニッシュは専用のブルーイッシュシルバー仕上げ、併せるようにフロアコンソールのドリンクホルダーやドアトリムガーニッシュも同色でカラーリング。シート表皮も専用品でレザー調&ファブリックとなりサイド部にはブラウンのラインが走ります。ドアトリムはレザー調、ドアハンドルもメッキ仕上げで高級感もアップ。
エクステリアは専用のメッキグリルとメッキドアハンドル、ルーフレールが装備され、ディーラーオプションと同じフロント&リヤのバンパーガーニッシュもカラーリングは専用のスチールシルバーメタリック。ボディカラーは全車2トーンで、画像のグリーン×ホワイトなど標準モデルにはないカラーの組み合わせも設定されています。
これでベース車(Xグレード)の約3万円アップは正にバーゲンプライス。昨年11月から販売開始され、特に期間、台数等は明言されていませんがハスラーご検討なら”超”おすすめです。
おすすめのディーラーオプション②
ナイトドライブを彩るイルミ系アイテム
今のクルマのトレンドを考えたときに”光モノ”はひとつあるかも知れません。輸入車などを中心にインテリアならアンビエントライト、エクステリアならデイライトやアクセサリーランプと呼ばれるLED系の灯火類。むろんまだまだ装備していないモデルも多数ありますが、ハスラーはディーラーオプションでイルミネーション系を充実させています。
引用:https://tag-picks2.com/
インテリアでは「フロアイルミネーション」、「ドアポケットランプ」、「ドアハンドルイルミネーション」の3点が揃い、各々ブルーLEDが夜のドライブを彩ります。あいにくと輸入車のように60数色の切り替えなどはできませんが、軽でこれだけの明かりが手に入るのは珍しく、ライバルのダイハツタフトもドアポケットまでは設定がありません。
周囲へのアピール度がアガる白いイルミ
エクステリアは「グリルイルミネーション」、「エンブレムイルミネーション」、それと「リングイルミ付ハロゲンフォグランプ」が用意されています。
惜しいのは装備上、上位のXグレードだとフロントフォグは標準なため、リングイルミ付きフォグと取り替えた標準品が不要になってしまいます。しかもディーラーオプションはハロゲンフォグですが、標準の方はLEDフォグというところも”もったいない“感をあおります。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
さりとてこれらエクステリアのイルミ類は、Xグレードの標準LEDヘッドライトに付くLEDポジションランプとの連動が一番の見せ所とも言え、、なんとも悩ましいところです。
アウトドアシーンこそ本領発揮のハスラー
同門のジムニーほどゴリゴリのクロカンではないものの、ハスラーも前後アングルや最低地上高は一般的なハイトワゴンよりは高く、4WDに備わるスノーモードやグリップコントロールなどと相まってアウトドアレジャーの頼もしい相棒になります。
そんなハスラーならオートキャンプや釣りなどのシーンで活躍しそうなアイテムがズラリと揃っています。
カタログで目立つのは「カータープ」です。スズキの純正指定されているタープは、アウトドア商品の老舗小川テント社(現:キャンパルジャパン社)製なので品質面は問題なし。
タープはキャンプ地などで日よけや雨よけとして活躍する実用品ですが、これを張るか張らないかで”キャンプ感”は大違い。騙されたと思って使ってみて欲しいアクセサリーです。
クルマへの取り付けは、吸盤を使用しますので車体側への加工は一切不要なのも嬉しいですね。
引用:https://dressup-navi.net/
バックドアネットもタープとセットで装備したいアイテムです。特にリヤ側へカータープを設営した場合、バックドアが開いた状態になるため、夏場などは蚊や虫の侵入防止に役立ちそうです。
ディーラーナビは2メーカー6タイプ用意
最後にディーラーオプションのナビをご紹介。2021年モデルではパナソニックから8インチと7インチで4種類、ケンウッドから同じく2種類の用意があります。先にご説明したとおり「全方位モニター」を導入する場合、メーカーオプションの9インチメモリーナビかディーラーオプションのパナソニック製ナビを選ぶ必要があります。
お好みはあるでしょうが、一般におすすめするとなるとこれはもうメーカーオプションナビの方で、理由はメーカーオプションの項にあるとおりです。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
一方、メーカーオプションで全方位モニターを選ばない方には、ディーラーオプションのケンウッド製ナビがおすすめ。機能はほぼ同等で総じてパナソニックモデルより安価です。種類は8インチと7インチがありますが、8インチだとメーカーオプションの9インチナビと価格が変わらないためコスパは高いと言えません。
画面サイズに目をつぶれば7インチでもスマホ対応やフルセグTV、ドラレコやETCとの連携など機能面はバッチリ。価格も他モデルより断然安い12万円(TVレスなら10万円)ほどなのも魅力ですね。
以上、スズキハスラーのおすすめオプションのご紹介でした。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
ハスラーを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
新車を買うときに、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
下取り車をそのままディーラーに出してしまうと、相場よりも安く買いたたかれてしまいます…。
査定額の相場を知らなかったばかりに20~30万も損をした人がたくさんいます!
愛車の査定相場を知っておくためには「ナビクル車査定」が最適です。
最大10社の査定が無料で受けられて、しかも入力はたったの45秒で完了。
それでも・・・