シトロエンC3のおすすめオプションはどれ?ナビもご紹介!
最終更新日 2021/9/17
フランスの名門シトロエンは、昨年創業100周年を迎えました。シトロエンブランドはいつの世も革新性と大胆さ、そして揺るぎない魅力の個性的なクルマを造り続けてきた気がします。
日本におけるシトロエンの販売網は、けっしてドイツメジャーブランドのようなわけには行きませんが、現在はプジョーと合流した「グループPSAジャパン」として展開されています。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
今年の秋には新モデル「ベルランゴ」の発売を控えていますが、現時点のシトロエンブランドで販売されているのはC3、C3エアクロス、グランドC4、C5エアクロスの4車種です。その中から本稿では、人気NO.1のC3を実際に購入する際に役立つ”おすすめオプション“をご紹介していきます。
目次(タップで飛べます)
シトロエンC3ってこんなクルマ
引用:ttps://www.webcg.net/
ラインナップ中、コンパクトカーセグメントを受け持つのがC3です。小型ながらも個性的なフォルムと徹底して追求された快適性、そして日常での使いやすさを考慮した装備が魅力を際立たせ、グローバルではこのカテゴリーのベストセラーモデルとなっています。
現行型は2017年に国内販売がスタートした3代目モデルになりますが、比較的ベーシックなコンパクトカー像であった初代や2代目に比べると大胆にイメチェンを果たしました。
デザインベースとなっているのは、2015年にワールド・カーデザイン・オブ・ザ・イヤーにも輝いたC4カクタスです。日本でも200台限定で販売されましたが、新型C3は特徴的なフロントマスクやドアサイドに付くエアバンプなど、ほぼ兄弟車といっていいデザインラインです。
もっとも今やシトロエンのラインナップを見るとトップモデルのC5エアクロスに至るまで、ほぼ同様のファミリールックとなっていて、遠目からでも一目見てシトロエン、と分かるようになりました。
C3のメーカーオプションはあるの?
新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選びです。ご承知の通り、原則的にハンコを付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。
ところがC3については、その悩みは殆どありません。実際のところ現行販売モデルは、特別仕様車を除き2グレードだけで、ベースグレードの「FEEL」にはメーカーオプションの設定がなく、上級グレード「SHINE」にのみパノラミックガラスルーフのオプション設定があります。
シトロエン伝統のガラスルーフを手に入れよう
そんな唯一のパノラミックガラスルーフですが、SHINEをご検討される方にはぜひおすすめしたいオプションです。
実はシトロエンは昔からガラスルーフにご執心なところがあり、過去コンセプトカーには72年のカマルグや94年のエグザナエでルーフに続くパノラマ式フロントガラスの提案を行っており、プロダクトモデルでも2代目C3においてゼニスウィンドゥと名付けられたガラスルーフを商品化しています。
パノラミックガラスルーフは、天井をガラスで覆うことでより高い解放感を得られます。国産車でも日産ラフェスタやホンダエアウェイブなど少し前に天井ガラス車が発売されていましたが、日本ではイマイチ定着するところまでは行かなかったようです。
あえてシトロエンブランドをチョイスしようとする方なら、同社のレガシーが感じられるこのオプションを選択し、さりげない審美眼アピールを!
バイトーンルーフで自分カラーのC3に!
この他、メーカーオプションとはされていませんが、SHINEグレードにだけ「バイトーンルーフ」が設定されています。具体的にはルーフとボディ、またその組み合わせによりドアミラーなどの色も変わる鮮やかなカラーコーディネートができます。
色の組み合わせひとつで、クルマの表情が変わりますのであなたの個性の見せ所ですね。輸入車と言うこともあり、全色を確認することは難しいでしょうけど、もちろん一度決めたら納車後に変更することはできませんからじっくりと選びましょう。そもそもカラーコーデもシトロエンの伝統の一つで、1930年代のモデルで既にホイールのカラーをレッド、イエロー、グリーンから選ぶことができたそうです。当時からお洒落ですね。
現行C3の特徴として、台数限定で特別仕様車の投入が多いことが挙げられます。デビューからおよそ3年の間に以下のとおり矢継ぎ早に設定されていますが、中には通常のカタログモデルではチョイスすることができない個性的なカラーリングのモデルもありました。
最新特別仕様車は大人シックなデザインで
ここで2020年の2月現在カタログ販売されている特別仕様車「シトロエンC3 ORIGINSコレクターズエディション」をご紹介しておきます。
このモデルのベースは上級グレードのSHINEで、搭載されるエンジンや安全装備等メカニズムに変更はありませんが、足元は1サイズアップとなる17インチのブラックアルミホイールになっています。
特別装備としては、エクステリアにブロンズカラーのフォグランプベゼルやエアバンプアクセント、ルーフステッカー等を装着。インテリアにもブロンズのステッチを施したシートやブロンズのダッシュボードストリップなど内外装で統一したカラースキームとなっています。
目指したのは大人のシック、通常のカタログモデルがユニークなデザインということもあり、やや若者向け?と感じられる方でもおすすめしたい特別仕様車です。
豊富なディーラーオプションで個性派に個性を!
C3の純正アクセサリーはエクステリアからインテリア関連まで豊富に用意されています。
引用:http://intensive911.com/
アルミのチョイスは悩ましい??
エクステリアパーツはカタログでは計11点の品揃えとなっていて、まずアルミ(アロイ)ホイールが3種設定されています。17インチのものが色違いで2種、16インチが1種です。
C3は標準のFEEL、上級のSHINEともにタイヤサイズは16インチで、前者がスチールホイール、後者がアルミホイールとなっているため、ディーラーオプションの16インチアルミはFEEL購入者用となります。
引用:https://www.webcg.net/
17インチアルミを選択する場合、どちらのグレードでもタイヤを一緒に交換する必要が出てきますので、アルミ代+タイヤ代となるなわけですがここで悩ましい状況が。アルミのオプション料金は4本セットで163,790円、あと安めのタイヤでも4本55,000円とした場合で軽く20万円を超えてしまいます。
そうすると考えてしまうのが、通常モデルのSHINEと先にご紹介した最初から17インチアルミを履く特別仕様車“ORIGINSコレクターズエディション“の価格差が122,000円しかないことです。
引用:https://www.goodspress.jp/
だったら最初からORIGINSを買っておく方が、アルミ以外にも特別なカラーリングパーツやシート生地が付いてくる上、外した16インチタイヤとアルミを持て余すということもありません。
お金のことだけで考えていくと、こうなってしまう気がしますが、中には3色しかないORIGINSのボディカラーに「気に入ったのがない!」という方もいらっしゃるでしょうから一概には言えませんけどね。
おしゃれの基本はルーフから?
エクステリアでおすすめなのが、ルーフステッカーキットです。こちらはノーマルルーフの場合のオプションですが、C3らしさを上手く演出できると思います。
現行C3の外観のトピックはやはりシトロエン独特のエアバンプでしょう。前述のC4カクタスで装備され、C3も継承しましたが、このエアバンプにワンポイントで差し色のアクセントが入っています。基本はホワイトですが、ルーフにレッドを選ぶと同じくレッドのアクセントになります。
ルーフステッカーキットは、このエアバンプアクセントと対になるようなデザインがされており、見る人が見れば分かるといった通好みのアクセサリーで、ここでもシトロエンのシャレ感が伝わってきます。
流行りのアクセサリーならコレ
ルーフがらみでいくともう一点、ドルフィンアンテナがディーラーオプションにあります。C3は通常ルーフにはアンテナロッドが立てられていますが、これを置き換える形になります。
きちんとルーフ3色に合わせた純正カラーペイントがされているので、違和感なく装着できます。”カッコいい”が理由でしょうけど、国産車をはじめ最近はこの形が増えましたね。
アンテナロッドよりも高さが低くなる分、タワーパーキング等で気を遣う場面も減るかも知れませんが、反面、ラジオの受信感度は低下するので電波の弱い地域の方などは一考の余地があります。
SUVスタイルの仕上げにはコレ
エクステリア関連ではリアバンパーベントとフロントフェアリングもおすすめです。
3代目C3は先代までのベーシックなハッチバック車スタイルから一転、クロスオーバー風デザインとなったわけですが、そのことが強調されるのが前後バンパーおよびフェンダーアーチモールの黒い樹脂パネルです。先の2点のオプションを装着することで、SUV的な記号性が引き上がります。
もっともC3にはSUVモデルの「C3エアクロス」がありますから、C3をそこまで寄せる必要はないのかも、、、と思ったりしますけど。
引用:https://carview.yahoo.co.jp/
カーペットはあえてのラバーで
インテリア関連のディーラーオプションもシトロエンらしさ、C3らしさといった視点で考えた場合でおすすめなのがラバーマットです。
スキーやアウトドアなどが趣味で、汚れた靴のまま乗り込む機会が多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのがゴム、あるいはラバー系のマットですが、C3の純正品ラバーマットはそうでない場合でも選びたくなる商品です。特にデザイン的なポイントが高く、C3のアイコンの一つエアバンプを連想させるブロックパターンが施されています。別売りですが、リヤラゲッジに敷くラゲッジトレイも同意匠でデザインされており、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。
引用:https://response.jp/
ラバー系マットというと気になるのが、ゴム臭ですが「みんカラ」等で実際の使用者さんのコメントをチェックしてみる限り、その心配はなさそうです。むしろカーペット系のマットに比べると重量感がありズレにくいとか、何となく遮音性が上がった気がするといったコメントもありました。
ネックは価格でしょうか。通常ラバーマットといえば、カーペットマットよりも安いイメージがありますが、この純正品はベロアの上級カーペットマットとほとんど同じ価格です。その分、品質が高いということなのでしょう。
あると助かるホルダー系小物2点
その他インテリアでは、ホルダー系の小物に注目です。と言うのもC3に関して(フランス車全般に関して?)の不満点でよく目にするのが「日本車基準で考えた場合にきちんと使えるドリンクホルダーがない」ことでした。
引用:https://response.jp/
ホルダー系の商品はオートバックスなどカー用品店で、それこそ何十種類も売られていますが、設置したときのフィット感は純正用品にはかないません。
ここでご紹介するのはマルチホルダーとドアボトルホルダーです。前者はインパネのエアコン吹き出し口前に付けるもので、スマホや小物を気軽に放り込めるグッズです。吹き出し口のサイズに合わせたようなデザインと、チラッと目に映る「CITROËN」のタグがお洒落です。また、ドアボトルホルダーもC3のドアポケットにキッチリと収まるサイズ感で造られており違和感がありません。
まぁ前述の通りこの2点はおすすめというよりは、必要に迫られてという感じでしょうか?
C3に純正カーナビは必要か?
引用:http://www.motordays.com/
C3のアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。但し、C3は標準で7インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションでナビユニットを購入して、タッチスクリーンにナビ画面を映し出すという形になります。
ナビ本体はパイオニア製で、運転中の瞬時の見やすさを実現した地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスの提示など高スペックモデル。さらに12セグの地デジ放送も受信できるようになります。
しかしここでもまた悩ましい問題が出てきます。
現行C3はイマどきのクルマらしくApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応するスマートフォン接続機能「ミラースクリーン」を搭載しています。これによりタッチスクリーンにアプリを表示することができ、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなどスマホでできることを車内で活用できます。運転中でも音声コントロールに対応しているため、安全、快適に操作ができます。
引用:https://autoc-one.jp/
純正カーナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れません。
そうするとオプション代231,000円は倹約して家族旅行でも、と考える人も多いでしょうね。
引用:https://www.autocar.jp/
以上、シトロエンC3のおすすめオプションをご紹介しました。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
C3を安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
新車を買うときに、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
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