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【最新版】当たり屋の手口と対処方法まとめ

当たり屋の手口とは

車同士での当たり屋で比較的多い手口は急ブレーキを使った物です。これは車間距離が近い状況でサイドブレーキを利用して急ブレーキ掛けるといった方法になります。

通常のブレーキであればブレーキランプが点灯しますが、サイドブレーキの場合は点灯しないため後方のドライバーは反応が遅れて衝突してしまうといったやり口です。

歩行者の当たり屋は、狭い道などですれ違う時にサイドミラーやボディーに接触したと言い掛かりをつけてくる手口が多いとされています。

運転者の方は車に何らかの接触があれば大抵は気が付くので、その感覚がない場合は当たり屋の可能性を疑うことが大切です。

当たり屋に当たられたときの対処方法

当たり屋に当たられた時は、自分に非がないのであれば毅然とした態度でいることが大切です。当たり屋の多くは始めから犯行を行うことを目的にその付近に訪れていることが多いため、予想外の質問に慌てるケースも少なくありません。

そのため、相手の住んでいる場所や向かっていた目的地などを細かく質問することが重要です。後で警察が介入しての話し合いになった時のために、携帯などを利用して全ての会話を録音しておくこともおすすめといえます。

もし相手が当たり屋であれば自分の所在地などの個人情報を知られたくないため、これらの質問には答えないこともあるので対策として有効です。

当たり屋グループのナンバーをまとめたリストがあるという噂は本当?


当たり屋グループが利用している車のナンバーが記載されているリストが特に犯行の多いとされる地域を中心に配布されていたのは事実です。しかし、当たり屋の多くはナンバーが偽装されている改造車や盗難車を使っていることが多いため、これらのリストの信憑性は薄いとされています。

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過去に警察がリストに載っているナンバーについて調べたところ、ほとんどの車が廃車の手続きをされていたというデータもあるほどです。そのため、そういったリストに掲載されている車に遭遇する確率は低いといえます。

自転車への当たり屋も急増している


以前は車への当たり屋が多かったのに対して、近年では自転車の被害も増えてきています。携帯電話の普及で、スマホなどを操作しながら自転車を運転している人や夜間に無灯火で走行している人などは特に狙われやすいので気をつけなくてはいけません。

当たり屋は相手が前方を不注意であることを確認してある程度スピードが出ている状態でぶつかりに行きます。これは派手に転んだり大怪我さな怪我をしても怪しまれないようにするためです。当たり屋は一人とは限らず、付近に目撃者役として仲間がいることもあります。

当たり屋に狙われやすいクルマ、状況とは


当たり屋が特に狙いやすいのは新車や高級車です。これは新車や高級車に乗っている人は生活に余裕があるケースも多く、示談などで相手から高額のお金を請求できるという理由で狙われます。

そのほかにも、人通りが少なく付近に連絡手段がないような場所を走行している車も比較的狙われやすいので注意が必要です。こちらのケースは人通りが少なく目撃者がいないことで事故についての立証が難しいという理由に加えて、すぐに警察に連絡できないことで強引にその場の示談で済ませられるという狙いがあります。

まとめ

普段から、当たり屋や交通事故には十分注意して運転することが大事ですが、万が一当たり屋に遭遇してしまったときに覚えておいて欲しいのは
・絶対に現場から立ち去らない
・警察を呼ぶ
・相手が当たり屋であると思われる(怪しい)証拠をできる限り多くかき集めておくこと

たとえ決定的な証拠がなくても、あまりにも多くの状況証拠が、当たり屋であることを物語っていれば、示談や裁判になってもこちらに有利に働きます。

100%勝つことは難しいかもしれませんが、少しでも裁判所に真実をわかってもらわなければいけませんので、できる限りの努力は惜しまずにするようにしましょう。

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