知らないと大損するエクストレイルの値引き相場【グレード別・2022年5月最新】をレポート!実例からわかった合格ラインとは
最終更新日 2022/5/4
エクストレイルかっこいいですよね。
外観からはどう見ても400万以上しそうなのに、実際は本体車両248万円~で買えるのが管理人的にはツボです。
実際に管理人も購入を考えていますので、どのくらい値引きができるのかなど、かなり真剣に話を聞いてきました。
このページにはかなりリアルな情報がたくさんなのですが、それには理由があって…
この記事を読めばわかること
- エクストレイルの値引き交渉の効率的なやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合はC-HR、ハリアーが効果的
- エクストレイル同士を競合させるコツ
この辺りを包み隠さず紹介していこうと思います!
目次
- 1 値引きの相場、限界は?【2022年5月最新】
- 2 ライバル車と競合させるのが基本!
- 3 エクストレイル同士を競合させれば大幅値引きも
- 4 オプション値引きはコスパも良い
- 5 値引きが大きくなる時期
- 6 納期は1ヵ月
- 7 ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
- 8 下取り額を大幅にアップさせる方法
- 9 2020年10月にマイナーチェンジ
- 10 2019年1月に一部改良
- 11 2017年6月にマイナーチェンジ
- 12 買って満足したポイント
- 13 買って後悔したポイント
- 14 特徴は
- 15 評判、評価は?
- 16 ベストグレードは20Xi
- 17 リセールを考えて選ぶなら20X7人乗り
- 18 ボディカラーの人気はブリリアントホワイトパールとダイヤモンドブラック
- 19 乗り心地は悪い?実際の口コミを紹介
- 20 安全装備は良い方
- 21 ライバル車種は?
- 22 ハイブリッドは低燃費
- 23 ダサい?デザインや内装は?
値引きの相場、限界は?【2022年5月最新】
エクストレイルの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 38万 | 30% |
ライバル車を出して交渉 | 30万 | 25% |
特に交渉なし | 20万 | 0~10% |
が合格目標。
値引き難易度:やや緩い
新型が出るまでは割安に購入できます。
モデル末期ということもあり、多く売りたいという思惑から値引き額は大きくなっています。
「RAV4と迷っているふりをして値引きをゲット」
「同地区内にある日産とプリンス店とサティオ店と全部回って値引きを引き出した」
などの口コミが上がってきています。
グレード別の値引き相場
グレード | ガソリン or HV | 車両本体価格 (税込み) | 値引き相場 (装備付属品含まず) |
---|---|---|---|
20S | ガソリン | 248万2,700円〜 | 33万円 |
ハイブリッド | 297万5,500円〜 | 36万円 | |
20Xi(1番人気) | ガソリン | 316万1,500円〜 | 37万円 |
ハイブリッド | 341万4,400円〜 | 42万円 | |
20XiエクストリーマーX | ガソリン | 341万1,100円〜 | 42万円 |
ハイブリッド | 381万2,600円〜 | 47万円 | |
オーテックiパッケージ | ガソリン | 358万4,900円〜 | 44万円 |
ハイブリッド | 391万4,900円〜 | 48万円 |

ワンポイント
コロナ禍で中古車価格が上がり、買取店が買取価格をアップ→新車ディーラーが下取り車の査定額を高くして対抗の図式になっているので買い替えのチャンス。
特に自社モノは高く下取る傾向にあるので買取店と競争させれば想定外に高く売れることも多いです。
プラスして本体値引きも忘れずにゲットしましょう。
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!
ライバル車と競合させるのが基本!
もうエクストレイルに決めてしまっている場合でも、値引きのためには他のクルマと迷っていることにするのは鉄板のやり方です。
カテゴリや性能が全然違うクルマを出してしまっては効果も薄いので、エクストレイルに近いクルマ。具体的には、C-HR、ハリアー、フォレスターなどが良いでしょう。
それに加えてRAV4も気になることをアピールしましょう。
ライバル車の見積もりをあらかじめ取っておけば、営業マンにもより本気度が伝わります。
それぞれのクルマに良いところと悪いところがあるので
「エクストレイルの悪いところが気になる…」風を装えばばっちりです。
欠点、不満点に関しては下の記事を参考にしてください。
「ハリアーと競わせてうまくいきました」
愛知県 男性 30代
グレード:20Xi レザーエディション
値引き額:車両本体25万
サービス:オプションから20%値引き
エクストレイルかRAV4、ハリアーのどれかを買おうと考えていたんですが、近くにあった日産店で試乗してみてエクストレイルに決めました。値引きは最初から30万円とまあまあのものをいただいたのですが、目標が35万だったので粘って交渉することに。
「実は妻がハリアーがいいんじゃない?って話しててどちらにしようか迷っている。私自身はよくしてくれるあなたから買いたいんだけど」
と営業マンの気持ちに訴える作戦に出たところ、明らかに表情に変化が…
営業マンが「これ以上は私では決済できないので店長に相談してみます。」
と奥で5分くらい話した後戻ってきて
「35万までなら値引けます。これが限界なのであとは下取り車を3万高くします」とのこと。
総額でも43万値引きまで出て、妻も大喜びのとても満足できる買い物になりました!
エクストレイル同士を競合させれば大幅値引きも
その他、経営資本の異なる日産同士で競わせる方法もあります。
同地域でも、日産店、プリンス店、サティオ店なら別会社です。
さらに近隣でも○○日産の○○の部分が違えば実際は別会社ですので同じエクストレイルでも違った値引きが出てきます。
その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えればさらに条件が良くなることも期待できます。どの販売店も自分のところで買ってくれないと利益になりませんからね。
オプション値引きはコスパも良い
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。営業マンにお願いするだけで手間もかかりません。
おおむね20%程度を目標に交渉するようにしましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ウィンドウ撥水12ヶ月
・バックビューモニター
・クリーンフィルター(花粉/におい/アレルゲン対応タイプ)
・ラゲッジフルカバー
・デュアルカーペット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。
「オプション用品の値引きに切り替えて成功しました!」
秋田県 男性 30代
グレード:20Xi 2列
値引き額:車両本体22万
サービス:ボディコーティング
エクストレイルを買おうと商談に行ったのですが、営業マンから出たのは
「人気モデルなので当店では20万が限界です」
との悲しいセリフ。
他社競合を吹っかけても乗ってきてくれません。
そこで事前にこのサイトで調べておいた通り、
「ではオプション用品値引きと下取り査定の上乗せで頑張ってもらえませんか?」
と相談してみると
「そういうことなら、わかりました!」
となかなかの好感触!
オプションは総額から25%値引きしてもらえてさらにコーティングはサービス!それに下取り金額も10万円アップしてもらえたのでトータルで考えると大勝利と言っていい内容になりました!
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せないです。この予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決するよ」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
細かいサービスをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、
- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパックのサービス
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
などは契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですからお願いするのを忘れないようにしましょう。
特にコーティングは、もともと半分がディーラーの利益なこと、納車前の汚れを落とさなくてよくなるなのでサービスしてもらいやすいです。
また、任意保険の加入・切り替えの時期が近いなら、新車購入時にそのディーラーで加入すれば、営業マンの成績になるので、その分値引きを上乗せしてもらえることもあります。
値引きが大きくなる時期
1年のうちでもさらに値引きが大きくなる時期があり、一般的に以下の表のようになっています。
値引きが多くなる時期 | |
---|---|
1月~3月末 (年度末決算セール) | 約5万円 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) | 約3万円 |
8月中旬~9月末 (お盆明け~中間決算セール) | 約4万円 |
11月~12月末 (ボーナス&年末商戦) | 約3万円 |
この時期にエクストレイルを買うタイミングならさらに大きい値引きが期待できます。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますのでタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
納期は1ヵ月
現行モデルの在庫車の販売なので納期は1ヵ月。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓

※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
2020年10月にマイナーチェンジ
・ガソリンエンジン車には2列シートと3列シートを設定
・フロントグリルや前後バンパー下部、ドアロアモール、バックドアフィニッシャーがダーククロームに仕様に変更
・全グレードのアルミホイールをダークカラーに
・運転席、助手席にパワーシートが標準化
・本革巻マニュアルモード付きシフトノブを全車標準装備
2019年1月に一部改良
今回の改良では「ハイビームアシスト」「日産オリジナルナビ取付パッケージ」が全車標準装備されました。
また、「踏み間違い衝突防止アシスト」機能に、前進時歩行者検知機能を追加。さらに20Xグレードの全車に、LEDヘッドライトが標準装備されました。
2017年6月にマイナーチェンジ
主な変更点は以下の通りです。
・高速道路での自動運転技術「プロパイロット」の搭載
・「Vモーション」を強調したフロントマスクや、プロジェクターを採用
・ボディーカラーに新6色追加
・インパネやステアリングホイールの変更
・リモコンオートバックドアの採用
買って満足したポイント
「買って良かった」
3列シートなので使い勝手も良く車内も広いので快適です。家族受けも良いので買った良かったと言える1台です。
あっ!欲を言えばサイドカーテンエアバッグは標準装備にしてほしかったですかね
買って後悔したポイント
2017年6月のマイナーチェンジまで待って買ったのですが、視界と取り回しが先代の方が良かった気がします。 乗り心地もなんだか悪くなってしまっているので先代のものを買っておけばよかったと後悔。
特徴は
エクストレイルは2.0リッターエンジンを搭載している中型のSUVで5人乗り、7人乗り、2WD、4WD、ハイブリッドと多彩なバリエーションがあります。
特に4WD車はALL MODE 4×4を搭載し走破性を高めたモードや安定性の高いモードが選べます。
コーナーやブレーキの際、自動でエンジンブレーキをかけるアクティブエンジンブレーキ、道路の凸凹を検知して駆動力やブレーキを制御するアクティブライドコントロールなど世界初の技術も搭載されています。
エマージェンシーブレーキなど先進予防安全装備も用意されています。
ハリアーにはついていない基本装備としてシートヒーターが付いているのも良いですね。
評判、評価は?
エクストレイルに対して価格系情報サイトでの評価はエクステリアへの評価が最も高く、価格、走行性能、インテリアと続いています。
その他の項目でもどれも5点満点中4点以上の評価で全般的に高い評価を受けています。
一方エクストレイルハイブリッドに対しての評価はエクステリアが最も高く、乗り心地がそれに次ぎ、燃費に対する評価はやや低くなっています。
これはガソリン車16.4km/lと比べてハイブリッドは20.6km/lとリッターあたり4km程度の燃費の差しかないことが影響しているように思われます。
ベストグレードは20Xi
20Xよりも約17.6万円高いですが、プロパイロット、斜め後ろの車両検知、後退時の車両検知インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、電動パーキングブレーキなどが付きますのでお買い得感が高いです。安全性能を重視するなら20Xi一択ですね。
ハイブリッドエンジンも用意されていますが、長期的に見た場合、消耗品等の部品交換費用を考えるとエンジン車に分が有りそうです。
それに加えてeパワーほどの大きな違いがない、荷室がカーペット敷きで汚れが落としやすいという点も見逃せません。
エクストレイルの車両価格帯ですがガソリン車で223万円から310万円、ハイブリッド車で266万円から330万円になっていますが、標準仕様車の場合にはガソリン車で223万円から購入できる事が魅力です。
燃費の面で見た場合はガソリン車で15.6km/Lから16.4km/L、ハイブリッド車で20.0km/Lから20.6km/Lとなっていますが、エクストレイルでオフロード走行を想定したユーザーであれば、ガソリン車でも減税処置の対象も有りますのでガソリン車が良いのではないでしょうか。
プロパイロットは絶対に必要ではないですが、あると便利なのは間違いないので装備するなら20Xi一択です。(ハイブリッドを含む2列シート車にはオプション設定されない)
リセールを考えて選ぶなら20X7人乗り
エクストレイルは日産車の中でもリセールバリューはかなり高いほうなのでリセールは意識しておいたほうがよいでしょう。
何と言っても4WD車の方がリセール価格は高くなり、グレードで言えば20X7人乗りが人気が有りますので、リセール価格を上げてくれます。
ただオフロード走行をしていない2WD車は車の外観にキズが少ない等のメリットもあると考えられるので、値引きなどの損失は少ない事も考えられます。
ガソリン車とハイブリッド車で見た場合ですが、この違いはリセールに余り極端な影響は無いので、ユーザーの趣味等に合わせた選択でガソリン車、ハイブリッド車を選択しても問題は有りません。
ボディカラーの人気はブリリアントホワイトパールとダイヤモンドブラック
ボディカラーはホワイトとブラックで人気を2分していてこの2色で全体のおよそ2/3を占めます。
リセールも期待できるので特にこだわりがないならどちらかの色にするのが良いでしょう。
乗り心地は悪い?実際の口コミを紹介
エクストレイルの乗り心地は悪いという口コミが7割でした。
特に突き上げとロードノイズはみなさん気にされているようです。
オフロード好きならいいのかもしれませんが、みんながみんなそうとは限らないですからね。
購入前に試乗して確認することをオススメします。
安全装備は良い方
エクストレイルの安全装備としては、全車標準でエマージェンシーブレーキパッケージを装備しています。
このエマージェンシーブレーキは前方の障害物(車や人等)を感知しランプやブザーで警告するシステムで、自動ブレーキシステムによる前方安全支援や、車線をはみ出しそうな時にもランプとブザーで警告してくれるシステムを連動させ、一つの安全支援の為のパッケージにした物です。
また、駐車場等にバックで駐車する際の障害物を検知するシステムとアクセルとブレーキの踏み間違えを検知する後方安全支援等も充実しています。
プロパイロットは20Xi系のみでサイド&カーテンエアバッグは全車オプションになっています。
収納スペースは?
エクストレイルの特にトランクスペースはSUV車である事から、元々相当な広さがありスノーボードもそのまま積み込む事ができる程の奥行きを持たせた作りになっています。
5人乗りはかなりの広さがあり、電動バックドアも設定されるので使い勝手が抜群です。
このトランクルームは3段収納を可能にした作りになっており、大きな物から小物までを仕訳けできる事はもちろんですが、濡れた物や汚れた物を分別して積む事も可能、とアイデア次第でその可能性は広がります。
更に、後部座席を前に倒す事によって、奥行きは170cmを超えます。完全フルフラットシートにはならないまでも、車中泊も可能な程の奥行きを確保する事も可能となっています。
居住性・快適性は?
エクストレイルの居住性は5人乗りと7人乗りが選択できますが、快適な居住空間と言う意味ではやはり5人乗りの方が上です。
ただ車格は3ナンバーボディーですので、狭い感じは受けません。
快適装備と言う面では、アラウンドモニターを装備する事によって、女性にとって少し苦手なバックや車庫入れ等を支援してくれる事が有りがたいのではないでしょうか。
また、リモコン式オートバックドアは手荷物が一杯の時には有りがたい装備で、買い物等のでの使い勝手の良さが伺えます。
車内を見た場合には防水シート等は、アウトドア派には有りがたい快適装備です。
走行性能・エンジン性能は?
エクストレイルのエンジンとしては、DOHC直噴直列4気筒エンジンの2000ccを搭載しており、軽快な車体とのマッチングでオフロードや山道等でもストレスの無い快適な走行性能を実現しています。
また、ハイブリッド車の場合はモーターを追加した事で、低回転域のトルクアップを実現しており、ハイブリッド車とは思えない様な瞬発力を発揮します。
一方でガソリンエンジン、ハイブリッド共に低燃費化への取り組みもされており、新エレクトロニックCVTの導入により約10%の燃費向上を果たしています。
優れているところは
ガソリン車は防水シートや防水ラゲッジルームを装備しているために水に濡れたものの収納も自在に行える便利さがあります。
2列シート車と3列シート車が同等のスタイルで用意されているところも優れているといえます。
ガソリン車は2WDで16.4km/l、4WDで16.0km/l、ハイブリッドは2WDで20.6km/l、4WDでも20.0km/lと優れた低燃費を発揮しています。
4WD車はALL MODE 4×4を搭載し走破性を高めたモードや安定性の高いモードが選べ、走行性能に関しては多数制御装備が用意されています。
物足りないところは
スタイルが同等な7人乗りがある反面、三列シート車としてはやや狭くなってしまうのは物足りない面となっているともいえます。
またハイブリッドに7人乗りがないことや、防水ラゲッジルームの設定がないところなど、ハイブリッドは低燃費な反面機能で劣っている面が物足りないともいえます。
かつてディーゼルエンジン仕様や2.5リッターエンジン搭載車があったことを考えると、何らかのハイパワーなバリエーションがあってもいいのかとも思えます。
タフな車なのでバンパーを無塗装かブラックにしたバージョンもあってもと思います。
また、20Xiでもサイド&カーテンエアバッグやシートヒーターがオプションで装備構成が古くなってきているのもマイナス点です。
ハイブリッドは低燃費
エクストレイルはハイブリッドFF車では20.6km/l、4WDでは20.0km/l、ガソリン車は16.4km/l。
4WDガソリン車は16.0km/lという燃費でクラストップレベルの数値を誇っています。
燃費報告系サイトではガソリン車で12.35 km/l、4WDガソリン車で11.24 km/lと、JC08モードと比較してまずまずの達成度合いを誇っています。
同サイトでハイブリッドFFは13.63 km/l、ハイブリッド4WDは12.83 km/lとなっており、ハイブリッドの効果があまり大きく出ていないようです。
ダサい?デザインや内装は?
エクストレイルのデザインは先代の角ばったスタイルから流線型的なものへとリニューアルされ、都会的なイメージが高まりましたがひと目で分かるエクストレイルらしさは残っており、日産のデザインテーマのVモーショングリルも適用されており、わかりやすい格好良さをもつSUVといえるのではないでしょうか。
マイナーチェンジでグリルデザインが変更される予定のため(海外仕様は実施済み)、ライトなどの変化はないのですが注意が必要です。
内装はブラックが映えるデザインで、洗練されたイメージが強いです。