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ホンダ シャトルのマイナーチェンジの内容と評価

ホンダのラインナップ中、唯一「ステーションワゴン」というジャンルに括られるクルマがシャトルです。

今や少数派となりつつある貴重な5ナンバーサイズワゴンであるシャトルは、令和元年5月マイナーチェンジを実施しました。

マイナーチェンジで一体どこが変わったのか?ここでは気になるマイナーチェンジの内容について詳しく見ていきたいと思います!

シャトルについておさらい

ホンダ車の歴史上、シャトルという名称は形を変えて使用されてきました。

日本では1983年に三代目シビックの5ドア版として登場。一度モデルチェンジを行い1996年まで販売されました。

カタログ上、一旦その名称は消えますが2011年にフィットシャトルとして再登場。このときは二代目フィットがベース(厳密には北米版フィット)となり、現代的にハイブリッドモデルがメインとして設定されました。

フィットシャトルは母体のフィットが2013年に三代目へと移行しても2015年まで継続販売されます。

現行のシャトルは、2015年に三代目フィットをベースとして発売されますが、このタイミングで車名からフィットが外れ、ホンダシャトルへ転身。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

センタータンクレイアウトなど基本シャーシはもちろんドアやフェンダーもフィットと共通ながら、フロントマスクやリアセクション、運転席周りのインパネ等はオリジナルに差別化され、ワンランクグレードがアップしたモデルへ位置付けられました。

マイナーチェンジで変わったところは?

シャトルは2015年の登場後、マイナーチェンジは今回が初ですが、その間およそ4年近くありましたから、細かな年次改良は行われてきました。

その中でも2017年の一部改良では、これまで「あんしんパッケージ」と呼ばれてきた安全運転支援システムを、現在のホンダ車標準となる「Honda SENSING」へと全タイプで変更。このタイミングで全てのグレード名称へHonda SENSINGが付帯することになりました。

2019年、令和になって初のマイナーチェンジでは、内外装のリフレッシュがメインとなっています。

エクステリアは上級感アップ!

エクステリアの変更点は、具体的にフロントリアバンパーの形状変更、フォグライトのデザイン変更、テールゲートリアコンビネーションランプの形状変更、アウタードアハンドルフロント・リアバンパー周りサイドシルモールなど随所へクロームメッキパーツの追加、等々が施されました。

上記の変更内容を見れば、今回のホンダがマイナーチェンジで意図するところは明確で、ルックスはより低重心、そしてワイド感を演出するところが狙いでしょう。もちろん実際のディメンションが変わることはないので、視覚的にそう見せていくデザイン技法が用いられています。

以下わかりやすく画像を並べて比較してみました。

わかりやすいところでは、前モデルのナンバー下のラインが鳥の翼のように左右上方へ向いていくのに対し、マイチェン後直線的に左右へラインは伸びています。さらにそのラインへシルバーの加飾が付き、かつ前モデルの丸いフォグランプが長方形の横長デザインに変更されていることで水平ラインをしっかりと意識させていきます。

これによって視覚的なワイド感が出るため、実際の寸法は一緒でも、よりどっしりとした感じにすることができ、低重心イメージが強調されています。

リアデザインは大幅変更に!

次にリアデザインですが、こちらも手法としてはフロントバンパーと同様の処理ですが、バンパーのみならずテールゲートリアコンビネーションランプの造形も変えており、コストの掛かった変更となっています。

一番に目がいくのはナンバー下の造形ラインが前モデルの丸みを帯び上向きに流れていくのに対し、マイチェン後は左右ギリギリまで直線で引っ張ったラインになっています。またバンパー下部のデザインも、特にリア反射板周辺の造形がマイチェン後モデルは、シンプルな横基調へと変わっています。フロント同様あきらかに重心が下がって見えます。

リアコンビネーションランプのデザインも別物になっていますが、今回のマイチェンで筆者が一番効果を感じるのがこの部分ですね。

厳密に言えばHマークの付くリアパネルとその真下のメッキパーツのデザイン変更との合わせ技でしょうか。これらも横方向強調がデザインソースになるわけですが、良し悪しはあるにせよ新世代ボルボやレクサスを想起させるデザインに感じられ、フィットよりも上質感を与えるというメーカーの意向を色濃く反映できていると思います。

クロームメッキの加飾パーツの追加も確かに、上質感アップに一役買ってはいますが、造形ごと作り変えた部分効果は絶大です。

エクステリア関連、他にはボディカラー新色のブリティッシュグリーン・パールが追加になっています。また、上級グレードのアルミホイールが新デザインに変わりました。

インテリアの変更はちょっと残念?

次にインテリアにおける変更箇所ですが、シートデザインの変更がもっとも大きなトピックでしょう。ベーシックグレード用のファブリックシートについては背もたれや座面に、青系の織物が入ったデザインになっている程度ですが、中間グレードと上級グレードのプライムスムース&ファブリックコンビシートについては、かなり変更がありました。

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変更の内容としては、マイチェン後モデルのシートカラーが少し整理されたことです。前モデルでは中間グレードのコンビシートで、ブラックの他にやさしい風合いのアイボリー色が選べましたが、マイチェン後はブラックのコンビシートだけとなりました。

同様に上級グレードのコンビシートも、ブラックの他に濃い茶色とキャメルカラーがおしゃれなツートンカラーを選べたのですが、こちらもマイチェン後は無くなり、ブラック&ネイビーのツートン1種類になりました。それほど引き合いが無かったためなのか、このあたりの選択肢がなくなったのは残念ですね。

代わってマイチェン後モデルには、新たにブラック本革シートがメーカーオプションにて選択できるようになりました。

けれどもこのクラスで本革シートの需要はどうなのでしょうか。上級車的な訴求はできますが、あくまでコンパクトワゴンという立ち位置にあるクルマなので、ツートンやアイボリーといったカジュアルで明るめのカラーの方が似合うような気もします。

加飾パネル特盛で質感向上

その他インテリアでは、グレードによりますがシフトセレクターエアコン吹き出し口センターコンソールなどの加飾パネルを、これまでのシルバーから上品な光沢のあるピアノブラックに変えて上質感がアップしました。

また、フロントシート間にあるハイデッキセンターコンソールドリンクホルダーは深さを2段階に変更可能となり、長いペットボトルから紙コップなど幅広く対応できます。

同じくリアセンターアームレストにも、新たに二個のドリンクホルダーが装備されました(やや肘掛けとしては使いにくくなるようですが)。

シャトルもサポカーSワイドに!

安全装備では、2017年の年次改良で設定されたHonda SENSING(ホンダセンシング)に、これまでの衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システム等の8機能に加え、新たにオートハイビーム(LEDヘッドライト装着車に設定)が追加されました。

前走車や対向車を検知してハイ/ロービームを自動で切り替え、良好な視界確保に貢献するとともに、面倒な切り替え操作も低減されます。これによりこの機能を備えたグレードは、サポカーSワイドに該当されることになります(オートハイビームがないモデルはサポカーベーシック+)。

またLEDヘッドライト装着車のルームミラーが、自動防眩タイプのミラーとなりました。

なお、パワートレインについては、ほとんど変更はないようですが、ガソリンモデルのエンジンスペックが最高出力2PSアップ、逆に最大トルク2Nm低下しています。

価格はそれなりに上昇

気になる価格については、下記のとおり全グレードともに引き上げとなっています。

全体的にコストを掛けたマイナーチェンジであることは理解できますが、中でも上級グレード「HYBRID Z・HondaSENSING」約9万円のアップとけっこうな値上がりに。シートのレベルアップやクロームメッキ、ピアノブラックの加飾パーツが多いことなどが要因でしょうが、価格が重視されるコンパクトクラスのクルマですから、もうひと息頑張ってほしかった気もします。

シャトル購入の機は熟した!

一昔前ならフルモデルチェンジのタイミングとも言える、まる4年経ってのマイナーチェンジ。これまでシャトルの母体となる三代目フィットは、デビュー当初にけっこうな数のリコールが繰り返されており、改良、改良が続いてきました。そういったことも経ての現在のシャトルは、クルマとしての完成度は相当に高いと言えます。

ライバル車も少ないため、指名買いも多くなるかも知れませんが、希少な5ナンバーサイズハイブリッド・ステーションワゴンとして、このクラスを検討の方にはイチ推しできるクルマになりました!

以上、ホンダシャトルの2019年版マイナーチェンジをご紹介しました。

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