ヴォクシーのおすすめオプションとナビはどれ?純正品と社外品を比較してご紹介!
2018年の乗用車販売実績を見るともっとも売れているミニバンは、9万9865台で日産セレナとなり、次いでトヨタヴォクシーが9万759台となります。
しかし皆さんご承知のとおり、ヴォクシーには同じトヨタの兄弟車としてノアとエスクァイアがあり、トヨタ内で販売がシェアされていながらこの実績なのです。
それからするとヴォクシーは、日本を代表するミニバンといっても差し支えありません。
高い人気のヴォクシーは現行三代目モデルも、登場から早5年が過ぎ、社外のアフターパーツも数多く流通しています。
引用:SAN-EI SHOBO MAGAZINE
ここでは実際にヴォクシーを購入する際、気になるオプション品について、トヨタ純正用品の他、社外品の魅力ある用品も含め、比較しながらご紹介していきます。
目次
ヴォクシーのおさらい
トヨタMクラスミニバンとして2001年に初代のヴォクシーが登場し、2007年には二代目モデル、上記のとおり2014年に現行の三代目モデルへとバトンタッチしています。
常に兄弟車のノア(三代目からはエスクァイアも)が併売されていますが、オーソドックスなミニバンルックのノアに対し、ヴォクシーはエッジの効いたクールで若々しいルックスであることが信条のモデルです。
そこがウケているのか販売台数は、ノアやエスクァイアを常に上回っています。
メーカーオプションのおすすめは!?
ヴォクシーを新車購入する際にしか選択できない「メーカーオプション」は、それほど多くの設定はありません。また一部オプションは、上級グレードには標準であったり、ツインムーンルーフのように装着できるグレードが限定されていたりするものもあります。
全てのグレードで選択可能なメーカーオプションは、・スペアタイヤ ・SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンシールドエアバッグ ・ワンタッチスイッチ付パワースライドドア ・リヤオートエアコン ・寒冷地仕様となります。
この中でもっともおすすめしたいのは、サイド&カーテンエアバッグでしょうか。
ミニバンを選択する方は、基本多人数乗車の機会が多いと思われます。大切な同乗者の安全を確保するには、エアバッグは必需品です。上記①や②のように全て標準が望ましい装備ではありますが、ここは奮発して③と④もぜひオプション選択して頂きたいところです。特にヴォクシーは、ボトムエンドのグレードまで全車で選択できるところがメリットで、ライバル車たるセレナやステップワゴンは、廉価グレードにはオプション設定すらないのです。この辺りはトヨタさんの見識の高さが伺えます。
同様にリヤオートエアコンあたりも、居住空間の広いミニバンなら有ると皆さん快適に過ごせるでしょうね。
ディーラーオプションVSアフターパーツ
ヴォクシーのように人気のあるクルマは、個性的な社外品のアフターパーツが豊富に販売されています。もちろん純正品には、メーカー製ならではの車両とのマッチングやクオリティに優れた安心感がありますが、その分高価であったりカラーやデザインの選択肢が限られていたりします。
どちらにも美点はありますが、ここでは同じジャンルでそれぞれのおすすめ品を見ていきます。
カーナビは大画面化競争
まず、クルマに必須のカーナビゲーションですが、ヴォクシーは標準装備には設定がなく、すべてオプションで選択していかねばなりません。
今のカーナビ(及びモニター)のトレンドは大画面化でしょう。ディーラーオプションでも最大10型モニターのナビが用意されています。それがT-ConnectナビNSZN-Z68Tです。
こちらはトヨタ独自のオンライン(カーテレマティクス)サービスのT-Connectと連携し、交通情報や天気予報、イベント情報の提供やオペレーターとの対話サービスなどを利用できる点が大きなメリットです。最新のクラウンやカローラスポーツでは、このT-Connectをベースとした「コネクテッドカー」というジャンルを構築しており、今後トヨタ車のスマートモビリティは更に拡大していくと言われています。
その波に乗っていくためにも、トヨタユーザーならこのナビを選択しておくべきかも知れません。反面、ナビ機能としては至ってベーシックなものですが、不足はないでしょう。
さて、仁義なき社外品の方はというと、市販世界最大となる11型!のアルパイン社製ヴォクシー専用カーナビ「ビッグX11」があります。
ヴォクシー専用と謳われているとことがミソで、社外品というと純正品に比べアト付け感が否めないものですが、ビッグX11は専用のフィッティングキットを用いることで全く遜色ありません。また、エンジンを始動させた際は、VOXYのロゴが浮かび上がる独自のオープニング映像もあり、所有感を高めてくれます。
機能面のトピックは多過ぎて紹介しきれませんが、例えばドライブ中、前席からの声はリアシートで聞き取りにくいことが多いですが、ビッグX11はカーナビのマイクで声を集音してリアスピーカーから出力する「ダブルゾーンコミュニケーション」機能を採用。振り返ることなく後席の方との会話が可能になるという、室内長のあるミニバンにはありがたい機能ですよね!
引用:https://www.alpine.co.jp/
肝心の価格については、純正品はやはり少々高めの設定になっています。T-Connect10型ナビが本体271,000円(税抜)に対し、ビッグX11はオープン価格のため実売200,000~250,000円前後で売られています。一見、ビッグX11がお安く感じますが、純正品は新車購入時の値引きや取り付け工賃サービスなどの“ネタ”にも使えるため、交渉上手な方は逆転するかも知れませんよ。
エアロパーツはドレスアップの基本
ミニバンは、とにかく日本では軽自動車と並んで売れているジャンルなので、路上で多くの同じクルマを目にします。ましてやヴォクシーやセレナといった売れ筋上位のクルマならなおさらです。
引用:https://www.carsensor.net/
そこで他者との差別化を図る意味でも、エアロパーツによるエクステリアの変更は効果があります。ヴォクシーにも多数のメーカーから様々なデザインが用意されています。
純正カタログにもトヨタオリジナル、TRD、モデリスタと三種類のエアロパーツが設定されています。後者の二つにはZS系のデザインとノーマル系のデザインがそれぞれ別に用意されます。
引用:https://www.nextage.jp/
どのタイプを選んでも、純正ならではの高いフィット感があり、ヴォクシーの持つ尖った雰囲気を更に先鋭化した印象があります。その分、価格はそれなりに高額となり、フロントスポイラー、サイドスカート、リヤバンパースポイラーの三点で120,00~200,000円、その他にもデザインラインを統一するため、フロントグリルやドアミラーカバーなどもチョイスしたくなるところですからプラスαが必要になるでしょうね。
また、別格となりますがトヨタスポーツブランドとしてエアロカスタムの頂点「GR SPORT」もカスタマイズカーとして選択可能です。
社外品はオープン価格のものが多いため、探せば掘り出し物を見つけることもできるかも知れませんが、有名ブランド品となると純正よりもさらに価格設定は高めになります。
例えば新車のカスタムコンプリートカー販売も行うエムズスピードのヴォクシー用エアロは、グレースラインゼウスというブランドで255,000円(税別:塗装済)となります。ヴォクシーのオリジナルデザインを大きく崩すことなくスポーティな装いとしているところがエムズスピードの特徴です。
引用:https://www.goo-net.com/
他にはアドミレイションのヴォクシー用エアロは、躍動美を高め先進性を突き詰めたプレミアムスタイルを提案、さらなる上質感を与えます。こちらは252,000円(税別:塗装済)となります。
引用:http://www.garage-spark.jp/
総じて社外品のエアロパーツは、車高ダウンキットや大径ホイールの装着と合わせたコーディネイトが基本となるデザインなので、ガッツリと決めるにはさらに倍ほどの出費は覚悟しなければならないかも知れませんね。
新車セット(ベーシックアイテム)は社外品がお得?
新車を購入する際、見積書等にサラリと記載されていることが多いベーシックオプション。例えばフロアマットやドアバイザー、ナンバープレートホルダーなどがそうです。
こういったベーシックな商品も純正なら、車名が入っていたり、サイズがピッタリなどのメリットがありますし、前述もしていますが値引き交渉の手札に使えたりもします。
ただし、単純に価格だけを見るなら社外品を選んだ方が、ずいぶんとリーズナブルに揃えることができます。ヴォクシーなら人気車なので、ざっと検索しただけでも、けっこうな種類が見つかります。フロアマットでご紹介すると、純正品はラグジュアリータイプが62,640円(税込)で用意されています。
これに対して社外品ですが、ディーラーオプションのOEMと謳う商品がありました。もちろんヴォクシー専用サイズとなっており価格は半額以下の25,704円(税込)です。純正品に対するプラスαの機能として、ヒールパッドやロック糸のカラーを数色から選ぶこともできたりします。
その他にもドアバイザーは純正品が23,760円(税込)で設定されていますが、社外品では純正クオリティとアピールする商品で10,692円(税込)のものがありました。こちらも半額以下です。敷くだけのフロアマットと違い、取り付けが必要なドアバイザーですが特別な工具なしで装着可能なようです。
このとおり価格だけなら社外品がお得に違いありません。但し、純正カタログに小さな文字で書かれている「トヨタ純正サイドバイザーは車種専用設計により風切り音等の品質を確保しています」の文字も気になりますよね。
これは純正ならではのおすすめ!
最後に社外品では調達できないトヨタ純正ならではのおすすめオプションをご紹介します。
リッチな気分でオットマン
2列目席用のオットマンがディーラーオプションにあります。ハイグレードなクルマには設定があるのを見かけますが、ヴォクシーにも用意されます。4つのモードパターンで乗車姿勢や好みに合わせた使い方ができ、表面は合皮レザーで上質な雰囲気を醸し出します。運転席の後ろが主役になりがちなミニバンにこそニーズがある装備で、シートとのマッチングを考えるとメーカーにしかできない設計商品だと思います。
華やかドライブサポートイルミネーション
車両情報に連動して、メーターフード上部のLEDが色や点滅で様々な情報をイルミネーションでドライバーへ伝える装備です。エコドライブや安全運転のきっかけづくりのためと謳われていますが、9色ものカラーと光による演出はそれを見ているだけでも気分は上がってきます。ドイツ製高級車のような車内照明をリーズナブルに手に入れることができます。
こういったインパネの造形に絡むようなオプションは、純正でないとムリですよね!
引用:https://autoc-one.jp/
以上、トヨタヴォクシーのおすすめオプションのご紹介でした。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
ヴォクシーを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
ヴォクシーの新車を買うときに、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
下取り車をそのままディーラーに出してしまうと、相場よりも安く買いたたかれてしまいます…。
査定額の相場を知らなかったばかりに20~30万も損をした人がたくさんいます!
自分の愛車の査定相場を知っておくためには「ナビクル車査定」が最適です。
最大10社の査定が無料で受けられて、しかも入力はたったの45秒で完了。
それでも・・・