ヴェルファイアの値引き相場レポート!【どこよりも詳しいグレード別】生の販売データから合格ラインを算出!
最終更新日 2023/9/8
今や国内で売れるミニバンの4台に3台はアルファード&ヴェルファイアです。
豪華で居住性も高いのに乗り味は高級セダン並み。
そんなヴェルファイアの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- ヴェルファイアの効率的な値引き交渉のやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合にはエルグランドが効果的
- ヴェルファイア同士を競合させるコツ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
- 1 値引きの相場・限界は?【2023年9月最新】
- 2 ライバル車種と競合させるのは基本!
- 3 ヴェルファイア同士を競合させて大幅値引きも!
- 4 オプション値引きはコスパ良し
- 5 セール・決算狙い
- 6 ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
- 7 下取り額を大幅にアップさせる方法
- 8 納期は12か月以上
- 9 2023年6月のフルモデルチェンジの内容
- 10 2021年4月のマイナーチェンジの内容
- 11 2018年1月のマイナーチェンジの内容
- 12 買って満足したポイント
- 13 買って後悔したポイント
- 14 特徴は
- 15 評判、評価は?
- 16 コスパで選ぶならZG/Z“G エディション”
- 17 リセールを考えて選ぶならExecutive Lounge、Z“G EDITION”
- 18 ボディカラーの人気NO.1はホワイトパールクリスタルシャイン
- 19 安全装備も充実
- 20 実燃費は?
- 21 内装はヴェルファイアらしく圧倒的な快適さ
値引きの相場・限界は?【2023年9月最新】
ヴェルファイアの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 10万 | 30% |
ライバル車を出して交渉 | 7万 | 25% |
特に交渉なし | 2~3万 | 0~10% |
が合格目標。
値引き難易度:かなり渋い
新型がついにデビュー。値引きも極端に引き締められました。
アルファードの方が売れている、リセールも劣る、モデル末期、車両価格が高い、などの条件が揃っていますが、しばらくは渋いでしょう。
上級グレードでオプションをたくさんつけるほど値引きの幅も大きくなります。
「アルファードと競わせると反応が良い」
「ヴェルファイア同士の競合で値引き額が増えました!」
などの口コミが上がってきています。
グレード別の値引き相場
GOLDEN EYESⅡ | 駆動 | 車両本体価格(税込み) | 値引き相場 (オプション含まず) |
---|---|---|---|
ガソリン | 2WD | 424万0,000円 | 9万円 |
4WD | 449万5,000円 | 11万円 | |
ハイブリッド | 4WD | 508万8,400円 | 13万円 |
ワンポイント
納期が改善される車種が多く新車を買いやすくなっています!
夏の商戦は割安な購入をするチャンスです!
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!

ライバル車種と競合させるのは基本!
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのにはエルグランドが効果的。
エルグランドは人気、スペック、売り上げなどヴェルファイアにはかないませんから、単純に名前を出すだけではなく、全高の低さ(エルグランドの方が10センチ低い)などが好み、値引きもたくさんしてくれそう、などをアピールしてトヨタの営業マンを本気にさせましょう。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
⇒エルグランドの値引きレポート
ヴェルファイア、ライバル車にもそれぞれに良いところと悪いところがあるので
「ヴェルの悪いところが気になる…」風を装えばばっちりです。
欠点、不満点に関しては下の記事を参考にしてください。
ヴェルファイア同士を競合させて大幅値引きも!
さらにヴェルファイア同士を競合させることも切り札になります。
ヴェルファイアはトヨタ系列全店で売られているので同士競合も簡単です。
ディーラーの名前を見て少しでも違うところが別資本です。
その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。どの販売店も自分のところで買ってくれないと利益になりませんからね。
旧専売店のネッツ店をベースにして同士競合をかけましょう。
※東京の販売店はトヨタモビリティ東京にほぼ統合されてしまったので、都内ではトヨタの同士競合ができません。都内在住の方はお近くの県まで足を伸ばす作戦にしましょう。「ヴェルファイア同士の競合で値引きが伸びた!」
福岡県 30代 男性
購入したグレード:HYBRID ZR
値引き額:24万円
サービス:QMIセンチュリオンコート、メンテナンスパック
感想:最初に商談した近所のネッツA店での値引きは20万円でしたが、もう少し値引きが欲しかったのでちょっと足を伸ばして佐賀のネッツB店に。
そこでA店での値引きを見せると・・・
「もう少し値引きできますのでぜひうちで契約してください」
と期待通りの言葉が!
念のために他のC店にも行ってみましたが値引きがいまいちだったのでB店に決めました。
メンテナンスパックとコーティングも付けてもらえたので満足いく結果になりました。
同じトヨタで兄弟車のアルファードとの競合
また、同じトヨタで兄弟車でもある、アルファードとの競合も有効になってきます。
アルファードはトヨペット店が元の専売店なのでそこで見積もりを取りましょう。
⇒アルファードの値引きレポート
ちなみにこのやり方はヴェルファイアが本命の人だけができるやり方で、アルファードが本命の場合には対抗がヴェルファイアでは弱く値引きにつながりません。
アルファードとの競合が大成功!
京都府 40代 男性
購入したグレード:HYBRID Executive Lounge Z
値引き額:43万円
サービス:端数カット、ボディコーティング
感想:子どもが3人いて部活の遠征や塾の送迎にもよく使うので広くて疲れないヴェルファイアを買うことに決めました。
値引きは最初は25万にとどまっていましたがアルファードの見積もりをもらうと33万。
「嫁が推していて、どちらにしようか迷っているアルファードで33万値引きが出てるんですけど、もっとどうにかなりませんか?」
と詰め寄ると
「35万までなら…」と営業マン。
さらに畳みかけて、
「エグゼクティブラウンジだし、オプション合わせて800万円を大幅に超えるんだから値引き43万とオプション20%値引き、ボディコーティングと端数カットもお願い!」
と無謀とも思える要求を突きつけました!
すると奥から店長さんが出てきて、
「店長決済の範囲を越えてしまっているので社長に相談してみますね。 ここまでの条件は出したことがないのでどうなるかわかりません。」
とのこと。
30分ほど待っていると、
「OKです。今回は本当に頑張らせていただきました」
とまさかまさかで要求が全部通りました!
あとでお中元にエビスビールを贈りました!
それでも値引きに満足できないときはサブディーラーを当たってみる
ライバル車との競合や別資本ディーラー回りでも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも1つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。
表の看板に「各種自動車販売」、「各メーカー(全メーカー)新車販売」と書かれていたらそれです。
トヨタ系の新車を扱っているサブディーラーは数が少ないです。
それになかなか探しにくく、普通に検索しても出てこないことも普通です。
そんな時は中古車販売サイトで、探している自動車メーカーの車種の「走行距離0~1,000km」、「住んでいる地域で」検索してみてください。
新車が出てくれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどはサブディーラーでも新車はオトクに買えるのかで解説していますのでチェックしてみてください。
「ヴェルファイアがエムズで30万円値引きに成功!」
宮城県 30代 男性
購入したグレード:ZG
値引き額:30万円
サービス:オリジナルマット
感想:最初は近所のネッツ店に行ったのですが、値引きは一律10万円と言われてガックリ。
下取りのスイフトも30万円と言われ、正直もっと高く売れるんじゃあ…、と懐疑的になってしまいました。
噂に聞いていたエムズスピードに行ったところ、全然もっと値引きできるとの話なので詳しく見積もりを取ると30万円まで値引きしてもらえました。
スイフトも45万で買い取ってもらえたのでダブルで満足いく結果が出ました!
オプション値引きはコスパ良し
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切。
ヴェルファイアの場合はおおむね30%程度を目標に交渉しましょう。
トヨタの場合は営業マン個人の裁量で、メーカーOPは5%まで、ディーラーOPは20%まで値引きを出せると言われています。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・メッキドアミラーカバー
・インテリアイルミネーション
・スカッフイルミネーション
・フロアマットセット
・リヤバンパーステップガード
・サイドガーニッシュ
・LEDフロントガーニッシュ
・ラゲージアンダートレイ
・リヤライセンスガーニッシュ
・LEDフォグランプ
・ラグマット
などがねらい目。
ヴェルファイアは車両価格も高いのである程度のオプションならサービスで付けてもらえます。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せないです。この予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいいです」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

セール・決算狙い
期末セールや在庫一掃的なセールを狙うことで値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■年度末の決算期(1月~3月)
■ボーナス時期の6月
■ボーナス&年末商戦期の12月
タイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓

※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
納期は12か月以上
納期は現状12か月以上です。場合によっては24か月以上の場合も。。
納車までそんなに長く待てない待てないよ…という方はヴェルファイアは中古車市場でも人気で台数も豊富ですので新車じゃなくても良いなら検討されてみてはいかがでしょうか?
2023年6月のフルモデルチェンジの内容
・黒色の漆黒メッキを基調とした金属加飾が施され、アグレッシブでありつつモダンで上質なデザインに
・アルファード Zの座席シートでは合革が用いられているのに対し、Zプレミアグレードでは本革が用いられるなど、“プレミア”(最高)グレードとして、高級化
・専用のサスペンションチューニングやボディ補強を施したことで、走り出しから車両がしっかり動く応答性の良さを実現
2021年4月のマイナーチェンジの内容
・特別仕様車を除く全グレードを廃止。
・ゴールデンアイズ2を追加(ワンタッチ式の両側デュアルパワースライドドアやアクセサリーコンセントを標準装備)
・カラーはスパークリングブラックパールクリスタルシャインとバーニングブラッククリスタルシャインの2つが廃止
・パワートレインには、新型アルファードには設定がない高性能な2.4リッター直列4気筒ターボエンジンが備わった
2018年1月のマイナーチェンジの内容
・乗り心地の大幅な改善
・フロントグリルのメッキ部分の増加
・VIP向け仕様の最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」
・全車に予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」の第2世代・最新モデルを標準装備
・3列目シートに乗り込む際に、2列目シート脇レバー操作のワンアクションのみ
買って満足したポイント
「買って良かった」
広いだけでなくめっちゃくつろげる室内空間が家族に喜ばれています。運転もしやすいし高級サルーンを思わせる静粛性もありがたい。子供がすぐに寝ます笑
買って後悔したポイント
注文してから納車までに半年近くかかって待ちくたびれた。クルマ自体に不満はないけどワクワクが冷めちゃってなんだかなって感じ
特徴は
ヴェルファイアは旧型にくらべると、よりいっそうのアグレッシブさとエグゼクティブさが強調されるような形になっています。
まず外観ですが、旧型ヴェルファイアも兄弟車のアルファードよりも若者層をも想定した、いかついまでの仕様となっていましたが、今回のモデルチェンジでそれが一層際立ったものとなっています。
旧型ヴェルファイアより大きくて存在感のあるメッキグリルは、左右の大きな吸気口とともに、圧倒的な存在感を持って迫ってきます。
対して、インテリアではエクステリアの派手さからは好対照に、木目調パネルの使用等落ち着いた雰囲気で高級感のあるものとなっています。また、機能面でも床下収納やより広いラゲッジスペースなどの改良がくわえられています。
評判、評価は?
旧型ヴェルファイアの発売された時の衝撃をそのままに、さらにユーザー層を広げた形になっています。
内外装はもとより、カスタム性の多様さや、室内空間の居住性の向上、さらには細部にわたっての見直しにより、ファミリーカー等として多人数での使用を前提とするだけでなく、ひとりでドライビングを楽しむ方にも支持される傾向がより強くなっています。
また、価格帯も比較的手の届きそうなものから、高給車にふさわしいものまで色々とラインアップされているため、若年層から熟年層まではば広いニーズが広がっています。
コスパで選ぶならZG/Z“G エディション”
ヴェルファイアのグレードの幅の広さは他車には見られないほどでありますが、購入される場合にはどの様な基準で選択すればコストパフーマンスが良いのか調べて見ました。
まずグレードはガソリンエンジンの2.5Lの8人乗りから始まり、このクラスの場合は300万円程から選択できます。
更に2WD、4WD、ハイブリッドが準備されており、最上級になると車両価格が700万円を超えてきます。
又ハイブリッド車の場合は400万円を超えます。
これらの事から最も安くヴェルファイアに乗るので有れば2.5LのガソリンエンジンのZG/Z“G エディション”がお手頃になります。
もちろん8人乗りで有ったり、他の装備もランクの上のグレードとはそれほどの遜色が無いので、大変お得であると考えます。
ただエンジンのパワーが欲しい方は3.5Lを選択する事が良いと考えます。
コストと言う面で言えば気になるのは燃費ですが、2.5Lエンジンで11.6km/Lというデーターに対し、3.5Lエンジンは9.5km/Lですので、データー上では2.5Lに軍配が上がりますが、街中等の実走行ではそれほど差が出ない事も考えられます。
ヴェルファイアのオーナーに憧れるのでしたら車両価格の安い2.5Lエンジンがオススメであると考えます。
リセールを考えて選ぶならExecutive Lounge、Z“G EDITION”
もしもヴェルファイアを手放す場合、少しでもリセール価格が高い方が良いと思いますが、このヴェルファイアのリセール価格はかなり高く、中古車市場でも大変人気が有ります。
基本的にハイグレードであればある程値段も高くなりますが、人気の秘密は日本国内のみならず、海外への再輸出の人気の高さにあります。
海外へ中古車を再輸出する際の「ランク付け」で、ヴェルファイアは「SSS」あるいは「SS」にランクが付き、これは輸出車としての最高ランクに近い物です。
尚、輸出する中古車である場合の人気は最上級グレードに集中していますので、将来的にその様なお考えをお持ちの方であれば、Executive Loungeの2WD、またはZ“G EDITION”[2.5L]が最もリセール価格が高く推移しているのでオススメです。
ボディカラーの人気NO.1はホワイトパールクリスタルシャイン
ボディカラーの人気は偏っていてホワイトパールクリスタルシャイン(32,400円高)とブラックでおよそ9割を占めます。
その他の色はどれも5%未満ですので希少価値という面ではあるかもしれませんが、下取りの際には足元を見られる恐れもあります。
安全装備も充実
トヨタ車の中で最先端のトヨタセーフティセンスを搭載しています。
後退時の死角からの接近を検知して注意喚起してくれるリヤクロストラフィックアラート、車両後方カメラの映像を映し出すデジタルインナーミラーなどが装備されています。※一部オプション
もうおなじみとなった、右左折時に内側から外側へ流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプも視認性がアップします。※一部オプション
プリクラッシュセーフティシステムは進路上に先行車や障害物等をミリ波レーダーによって、衝突する可能性が高いと感じると判断すると警報やブレーキの制御で衝突を回避してくれます。
ブラインドスポットモニターはドアミラーでは確認しづらい車線変更時の斜め後ろの後方確認をアシストしてくれます。
インテリジェントクリアランスソナーはアクセルの踏み間違えや踏み過ぎ等で起こる衝突を緩和すると、被害の軽減を回避してくれるシステムです。
ヘッドランプは、燃費を向上に貢献してくれて明るくしてくれます。LEDコーナリングランプは交差点進入時等に視認性を確保してくれて、ウインカー操作やステアリング操作と連動して点灯します。
収納スペースは?
広い開口部を持つラゲッジルームは3列目シートを収納することなく奥行きが715mmまで広げられます。
ラゲッジスペースはサードシードの薄型化によって、スペースアップ時の荷室の幅が拡大しています。
ラゲッジの床下にも大容量の床下収納(148L)を設定しているので、観葉植物等の長いものでも乗せる事ができます。
ラゲッジルームの左右にランプがあるので、夜間に使用する時にも便利です。
デッキボードは脱着折りたたみ式を採用しているので、荷物を出し入れしやすく使い勝手に優れています。
居住性・快適性は?
マイナーチェンジで乗り心地が大幅に改善されました。
走行中のふらつきやぐらつきがぐっと減り、居心地が良くなりました。
特にエグゼクティブラウンジの2列目シートは振動が少なくリムジン気分を満喫できます。
助手席スーパーロングスライドシートの採用で、シート横のスライドレバーを引けば、助手席が後方に移動するので、広く快適に使ってもいいですし、そのまま寝ることも休むことも可能です。
サイドリフトアップシートは7人乗りのセカンドシートの左席に、乗り降りしやすい高さにシートをスライドダウンするので乗り降りをサポートするサイドリフトアップシートが装着しています。
ワンタッチで座面が跳ね上がるので、サイドシートへの乗り降りもスムーズにできるようになります。
シーンに応じてベッドにもビックランゲージにもなり、8人乗りシートのアレンジも自由自在にできるので多彩です。
乗る人数や荷物の量や大きさに合わせて、サードシートは簡単に跳ね上げる事ができるスペースアップ機能が採用しています。
走行性能・エンジン性能は?
2.5L2AR-FXEエンジンによって、スムーズで滑らかな走りと振動を抑制するバランスシャフトが採用されているので静かな室内を維持できます。
ハイブリッドシステムインジケーターにより、リアルタイムでハイブリッドの出力やチャージの状態を表示してくれるので常にエコ運転を意識して行えます。
高速走行時に安定した走りと燃費を向上していて、操縦安定性を実現しています。
加速が力強くて、優れた燃費性能で低燃費になっています。
車重が2トンを超えるので雪道や悪路を走るのは極力少なくした方が良いと思います。
優れているところは
旧型ヴェルファイアで、アクティブで存在感のあるワンボックスカーという分野を切り開き、ワンボックスカーとしては最上級に位置することとなったヴェルファイアですが、今回の新型により、より一層際立ったものとなっています。
エクステリアの攻撃的な部分が目立ってしまいますが、そのインテリアは居住性とともに、高級サルーンをイメージさせるものとなってきました。
まさにファーストクラスと呼ぶにふさわしいもので、試乗を重ねたり、他のユーザーの車に同乗するたびに、所有欲をくすぐるものとなっています。
物足りないところは
ヴェルファイアは、グレードによっては高級サルーン並みの価格帯になってきます。もちろん、ベーシックなグレードも用意はされていますが、価格設定については議論の分かれるところとなると思います。
また、装備等の充実等は文句のつけようのないところなのですが、存在感のあるエクステリアは逆に車体の大きさを意識させられてしまい、慣れるまでは狭いところでのとりまわしに苦労するかもという声もあります。
あとは、今回の新型ヴェルファイアの特徴でもある存在感のあるエクステリアについては、好みの分かれるところとなっています。
実燃費は?
燃費はハイブリッド車は18.4Km/Lで、ガソリン車は11.4Km/Lですが、現実の燃費はこの数値には遠く及ばない数値です。
市街地だとハイブリッドで10Km/L、ガソリン車で9Km/L程度です。
ハイブリッド車は優れた燃費と環境性能を実現していて、スムーズな走りになっています。振動を抑制しているので、静粛性になっていて室内にいても静かな環境の中で乗れます。
E-Four用リヤモーターを採用する事で、操縦の安定性を確保しています。
ガソリン車は高速時の安定した走りを実現して、燃費の向上も追求されています。
エンジン音が静粛性になっているので、走行中でも会話が楽しめます。
高トルクエンジンを採用していて、運転状況に応じて吸・排気バルブの開閉タイミングを最適に制御しています。
内装はヴェルファイアらしく圧倒的な快適さ
4種類のバリエーションがあるセカンドシートが用意されていて、特にエグゼクティブラウンジシート仕様車は圧倒的な快適さと豪華さで大手企業の社長の送迎にも使われたりしています。
乗車する人の体型に合わせてシートポジションする事ができるので、最適な位置にスイッチ操作する事で簡単に調整できます。
マイコンプリセットドライビングポジションシステムにより、運転席のシートとドアミラーポジションを3パターン登録して再現できます。
運転席オートスライドアウェイにより、エンジンスイッチとパワースイッチにオンとオフやシートベルトの脱着により降車時は運転席が後方にいき乗車時には運転席が元の位置に戻ります。
これにより、スムーズな乗り降りがサポートできます。