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タイヤの片減りは空気圧が原因?対策は?

タイヤが片減りする原因は何?

タイヤが片減りする原因として、一番疑われるのはタイヤの空気圧であり、4輪あるうちの1箇所の空気圧が下がっただけで、車体の重心位置がアンバランスになります。

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重心の変化することで車体が傾き、タイヤサイドの内側または外側に荷重が掛かり易くなり、片減りが生じてしまいます。
また、空気圧以外にホイールにタイヤを組み込んだ際にバランス調整を行わないことで、タイヤの回転が不安定になることで片減りすることもあります。

その他、カーブ走行時にタイヤサイド側が摩耗し易く長期間使用することや無理に車高を下げることも片減りの原因となります。
原因自体は、ちょっとした小さなことが起因しており、日頃の運転やメンテナンスに気を配ることでタイヤ寿命の延命にもなります。

タイヤが片減りの対策は?

タイヤの片減り対策として、手軽に実施でき、費用も掛からないのが日頃の空気圧チェックです。
夏場と冬場では、外気温も大きく変化するため、タイヤ内の空気体積も違うため、季節の変わり目に空気を入れたり、圧力を下げるといったことが効果的です。

また、走行によるタイヤサイドの片減りですがタイヤのローテーションを行うことで、摩耗度合いを均一にすることができ、車体重心のバランスを維持することができます。

この対策の結果、タイヤの摩耗度合いが均一になるため、極度の片減りを防ぐことが可能になります。
空気圧の管理に比べ手間が掛かってしまうものの、タイヤ交換の際に実施することで十分な効果を発揮することが可能です。

さらに、タイヤ交換を自動車販売店やカー用品店で行う場合、費用は掛かるもののタイヤのバランスも調整するのがおすすめです。

この他、どうしても特定の場所でタイヤの片減りや偏摩耗が生じてしまう場合、自動車自体に問題があり、タイヤ取り付け角度に異常も考えられます。
費用は掛かってしまいますが、車検時などアライメント調整を行うことで異常な摩耗を改善することができるため、足回り部品の交換をした際には絶対におすすめです。

アライメントとは

タイヤが地面に接地する角度を変えるために車のホイール(車軸)には、サスペンションによって、さまざまな方向に大小の角度がついています。
これらの角度を適正な状態に調整する事をアライメントといいます。

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角度調整はまずトーイン、次にキャンバー、最後にキャスターといわれています。

トーインとは

タイヤを上からみると、左右のタイヤでは前の方の幅が後ろの方の幅よりも若干、短くされています。この差をトーイン(単位mm)といいます。

逆に前の方の幅が開いていればトーアウトといいます。基本的にほとんどのクルマはトーインに設定されています。

キャンバー調整とは

ホイールを前方からみて、垂直線との角度をキャンバーといいます。

上が外側に開いて(逆ハの字)いればボジティプキャンバ一、逆に下が開いている(ハの字)とネガティブキャンバーとなります。
ネガティブキャンバーはヤンキー車などに多いですが、市販車でなっているものも多いです。

キャスター角とは

キャスター角とは前輪の操舵回転の中心軸と垂直線との傾きのことをいいます。
上部が後ろ側に傾いているものがプラスに設定されています。
国産車は全車がプラスキャスタとなっています。

片減り・偏摩耗したタイヤは車検に通らない?

では、片減りや偏摩耗した状態のタイヤで車検を通過することができるかというと、確実に通過出来ないのが『スリップサインが出ている』ケースです。
その高さは1.6ミリに設定されています。

残りの溝が1.6ミリを切っていると、道路運送車両の保安基準を満たせないため、車検を通過することが出来ず、4輪のうち1箇所でもスリップサインが出ているとアウトになります。

また、スリップサインが出ていなくとも、車検整備を行う自動車整備工場では安全を優先するため、社内基準により交換を要請されたり、注意を受けることになります。

タイヤの片減りや偏摩耗は、ハンドリングに悪影響を与えるだけでなく、路面との接触抵抗すなわちグリップが確保できない上、走行時のバースト原因にもなり、ドライバーだけでなく、周囲の人に被害を与えることになってしまいます。

そのため、車検の事前点検ではタイヤの溝高さや偏摩耗度合い、劣化度合いのチェックなど厳しく行われることになります。
その他、車検では検査員によりチェック基準が厳しくなるケースもあり、少しでも保安基準ギリギリと感じた場合は不合格となることもあります。

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