レックスのおすすめオプション7つとナビを徹底調査!後悔しないために購入時に付けておきたいMOPは?
最終更新日 2022/12/12
スバルに新型のレックスが登場!と聞いてピンとくる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
クルマは往々にして過去に販売していたモデル名を新型車両へ突如復活させることがよくあります。最近であればダイハツタフトやロッキーなどが思い浮かびますし、OEM供給されるクルマへ旧モデルの車名を付けてしまうパターンもあります。例えばマツダキャロルやスバルジャスティなど。
本稿の主役レックスはそのままジャスティと同じパターンで、ダイハツロッキーのOEM車へ、かつて販売していた軽自動車「レックス」の車名を与えたものです。
引用:https://www.nextage.jp/
スバルのSUVはこれまでクロストレック(旧XV)がエントリーモデルに位置づけられてきましたが、その下にもう一枚看板が増えることになります。
お求めやすい価格で人気のSUVが追加になったのは、スバルファンには朗報でしょうか。
今回のクルドラでは、そんなレックスを実際に購入しようとお考えの方が気になるオプション関連について、メーカーオプションとディーラーオプションに分け、オススメ品をご紹介していきます。
目次
- 1 新型レックスってどんなクルマ?
- 2 レックスのグレードと価格
- 3 レックスのメーカーオプションはどうなっている?
- 4 純正ナビには必須のアップグレードパック
- 5 スマホ連携9インチディスプレイオーディオはイチ推し
- 6 上空から安全確認パノラミックビューモニターパック
- 7 スマートパノラマパーキングパックで駐車も楽々
- 8 おすすめディーラーオプションをチェック
- 9 3つのスタイルで個性派レックスに仕上げよう!
- 10 インテリアも負けずにドレスアップするなら
- 11 SUVらしくラゲージルームオプションに注目
- 12 新車購入時にテッパンなアクセサリー類はまとめ買いで
- 13 選べる純正ナビゲーションのラインナップ
- 14 オプション選択は後悔の無いように
- 15 レックスをお得に買うには下取り車を高く売ることがカギ
新型レックスってどんなクルマ?
元祖レックスは1972年に販売が始まったスバルオリジナルの軽自動車。現在スバルは独自の軽自動車は持たず、すべてダイハツからOEMで調達していますが、以前には自社開発もしていて、有名なところではスバル360のような名車から、”農道のポルシェ”と呼ばれ今も根強いファンが残るサンバーのようなモデルもありました。
レックスはラインナップの中では比較的ベーシックなモデルでしたが、約20年に渡り3代が販売されてきました。
今回およそ30年ぶりに復活したレックスは、コンパクトSUVとなり当時のモデルとはまったくの無関係で、スバリストに馴染みのある車名だけを拝借した格好です。
中身は最新のロッキーそのままなので、違いはスバルマークやバッヂ程度。ボディカラーのラインナップも変化なく、マークを隠せばどちらかまったく分からなくなります。
スバリストとしてはトヨタライズのように、同じOEMであってもせめて”顔”くらいスバルテイストが欲しかったと思われるかも知れませんね。
レックスのベース車”ロッキー”は大人気コンパクトSUV
ベースとなるロッキーは2019年末の発売以降、トヨタ版ライズと合わせ大人気となったBセグメントのクロスオーバーSUVです。
引用:https://response.jp/
プラットフォームにダイハツの新世代アーキテクチャー”DNGA”が採用されたことで、室内や荷室もサイズ以上のゆとりを感じさせ、軽量な車体に新開発のCVTで走りも軽快。4mを切る全長ながらSUVらしい存在感のあるフォルムも魅力です。
2021年末にはマイチェンを受け、先進安全装備「スマートアシスト」が夜間歩行者対応の危険回避ブレーキとなったほか、路側逸脱警報、ふらつき警報など加わり進化。快適装備では電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドも採用されるなど改良を受けました。またこの際、注目の1.2ℓハイブリッドシステム”e-SMART”(イースマート)が導入され、専用のフロントグリルを与えられるなど今後はメインモデルとなるはずです。
ハイブリッドや4WDは未設定となったレックス
レックスのパワーユニットには1.2ℓ直3自然吸気エンジンが設定されていますが、元のロッキーにある1.0ℓターボやハイブリッドモデルは用意がありません。
さらに四駆のスバルなのになぜか4WDが設定されなかったことも合わせ、ここでも少し残念に感じるスバリストもいらっしゃるでしょうか。
レックスのグレードと価格
レックスのグレードと価格は以下のとおりです。
OEMということもありとてもシンプルな構成。エンジンや駆動方式、トランスミッションは一種類だけで、装備差により2グレード展開となっています。
レックスのメーカーオプションはどうなっている?
まず、クルマを購入する際に決めなければならないのがメーカーオプションです。納車された後から、アレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味ともいえますね。
レックスに用意されているメーカーオプションは以下のとおりです。
こちらも設定数自体は少な目ですが、各項目をご紹介していきます。
純正ナビには必須のアップグレードパック
レックスは標準ではナビやオーディオ類は装備されていません。選択できるのはメーカーオプションで9インチのディスプレイオーディオを選ぶか、ディーラーオプションで車載ナビゲーションを購入するかになります。
「純正ナビアップグレードパック」は、その名のとおりディーラーオプションでナビを付ける方用のオプションで、純正ナビに連動するステアリングスイッチやリヤビューカメラが装備されます。
Gグレード用には31,900円かかりますが、Zで選ぶ場合は0円オプションとなっています。
なお、後述する9インチディスプレイオーディオを選ぶ場合には、純正ナビアップグレードパックの内容が含まれているため選択は不要です。あくまでディーラーオプションナビ用のオプションとなります。
引用:https://www.goo-net.com/
スマホ連携9インチディスプレイオーディオはイチ推し
ディスプレイオーディオは、今や多くのクルマで一般化しつつある装備です。
ディスプレイオーディオを介しスマートフォンとクルマをつなげばApple CarPlayかAndroid Autoが使用可能に。地図や音楽などの普段使い慣れたアプリを、見やすい高精細化された9インチHDディスプレイ上で気軽に操作できるようになります。
また別オプションとなるスマートパノラマパーキングアシストやパノラミックビューモニター、バックモニターも大画面に表示でき、さらにフルセグテレビやラジオの視聴、Bluetooth接続による音楽鑑賞、HDMI接続による動画鑑賞、ハンズフリー通話など、これまでのカーナビに搭載されている機能の多くも利用できます。
ディーラーオプションの車載ナビゲーションに比べて、価格が大幅に安いことも魅力の一つであり、断然オススメのオプションです。
引用:https://www.webcg.net/
上空から安全確認パノラミックビューモニターパック
こちらも今ではかなり一般化してきた駐車支援機能です。
パノラミックビューモニターはクルマの前後左右に搭載した4つのカメラにより、車体を真上から見ているような映像を表示。ドライバーから確認しにくい車両周囲の状況を把握できます。そのほか狭い路地から広い道へ出る際の左右確認がカバーされるフロントワイドビュー表示、縦列駐車や狭い道でのすれ違い時に役立つレフト&ライトサイドビュー表示など、運転の得意不得手を問わず安全性を高めてくれる機能も魅力です。
パノラミックビューモニターパックは単独では選べないオプションなので、前項の純正ナビアップグレードパックもしくは9インチディスプレイオーディオと組み合わせて選択することになります。
スマートパノラマパーキングパックで駐車も楽々
このパックは駐車支援システムである「スマートパノラマパーキングアシスト」が基本となります。
これは駐車時にカメラで駐車枠の白線を検知し、音声とモニターガイドに加えてハンドル操作をアシストしてくれる機能。ドライバーは周囲の安全確認に専念でき、音声と画面の案内に従いながらアクセルやブレーキによる速度調整を行うことで、簡単に駐車できます。
もちろん縦列駐車にも対応しますから、苦手な方はぜひ検討していただきたいオプションですが、駐車支援も最新のものになるとアクセルやブレーキまで自動で行われるものも増えてきました。レックス用にも今後さらにアップデートしていくことを期待したいところです。
なお、このオプションは上位グレードのZに9インチディスプレイオーディオと組み合わせてしか選ぶことができません。Gグレードご検討の方は注意してください。
引用:https://driver-web.jp/
おすすめディーラーオプションをチェック
ディーラーオプションはその名の通り、納車後も必要なときに販売店で装着することができます。特に車両本体価格が低い軽自動車メインのダイハツやスズキ等の販売店では、ディーラーオプションは貴重な収益源となります。
そのためかスバルでありながら、ベースがダイハツ車であるレックス用にもエクステリア、インテリアともに豊富なラインナップが揃います。
3つのスタイルで個性派レックスに仕上げよう!
最近はスポーティなイメージがあるクルマは、それがセダンであってもSUVでも、純正用品で派手めなドレスアップパーツが多数用意されています。特に人気のSUVなどは台数も出るため、同じクルマを見かける場面も多く、ドレスアップで他車と差別化を図りたいユーザーも多いようです。
今回のレックス用には、様々なガーニッシュ類やスポイラーなどで3つの個性的なスタイルを展開しています。
ちなみに以下にご紹介するドレスアップパーツは、ダイハツの純正用品開発部門がデザインしたのではなく、ロッキー(レックス)のエクステリアデザイナーが直接手がけているため、ボディ造形とのマッチングは素晴らしく良いです。
一つめはパワフルでタフなスタイリングを造り出し、SUVらしさをさらに強調するアクセサリーで、レッドの差し色の入るアンダーガーニッシュ類が力強さと存在感を高めます。フロント・サイド・リヤのアンダーガーニッシュ3点とフロント・リヤのバンパーサイドガーニッシュ2点で構成されていて、これらは単品で購入もできますが、それぞれ3点と2点でまとめて購入することでパック割引が適用されお得になっています。
次はエレガントなスタイルを目指したい方に適したアクセサリーパーツ。随所にメッキ加飾を配して高級感を醸し出し、都会的でクールなデザインとしてまとめられています。特に濃い目のボディカラーを選ぶ場合にはベストマッチなデザインとなっています。
パーツ構成はグリル・バックドアの両メッキガーニッシュとサイドウインドゥモール、フロント・リヤ各バンパーサイドメッキガーニッシュに同じくメッキのドアミラーガーニッシュでコーディネートされます。
この組み合わせにもお得なパック設定があり、グリルとバックドアガーニッシュの2点が「メッキパック」として、フロントとリヤのバンパーサイドメッキガーニッシュの2点もパック対象となっています。
最後はスポーティなパーツでスタイリッシュに魅せる仕様。コンパクトなレックスがホットハッチのようなイメージにも映るエアロパーツが特徴で、中でも大型のバックドアスポイラーは、GT300マシンのような迫力があります。こちらはフードガーニッシュ、バックドアスポイラー、マフラーカッターなどで構成されていますが、特にパック設定は用意されていません。
インテリアも負けずにドレスアップするなら
ドレスアップパーツでエクステリアをクールに仕上げたら、負けず劣らずインテリアもドレスアップしたいところです。
レックスではインテリアパーツも豊富。中でも車内の雰囲気を一気に変えてしまうのが「シートカバー」で、レックス用には本革風ブラックを基調にシルバーラインとレッドラインの二つがあります。
さすがに車内に占める割合も大きく本革風デザインと相まって、上質感とスポーティさが際立つ費用対効果の大きなアクセサリーです。
引用:https://clicccar.com/
さらにシルバーとレッドのラインに合わせたようなシフトベゼル、インナードアハンドル、パワーウィンドウスイッチの各パネルも用意。各パネル共にシルバーラインにマッチした「ピアノブラック調」とレッドラインに合わせた「レッドカーボン調」の2色展開となっていて、本革風シートカバーとぜひコーディネートで決めたいところです。
このインテリアパーツでも先のパネル3点を同時購入なら「インテリアパネルパック」として、割引価格の設定があります。
足元もクールに決めたいならフロアイルミはいかが?
夜間のドライビングに欠かせないのがイルミネーションによる間接照明のようなライトアップでしょう。
レックスではLEDによる淡いブルーの光が足元を包む「フロアイルミネーション」を用意。ドアを開けると点灯し、閉じれば減光して車内をムーディに演出します。
またレックスではルームランプやバックランプ、ライセンスプレート用ランプなどの各部を標準の豆球から変更するLEDバルブもあり、明るい白色光で視認性と見栄えの向上を検討してみるのもいいでしょう。
SUVらしくラゲージルームオプションに注目
コンパクトな車体ながらクラストップレベルの大容量ラゲージを持つレックスは、やはりアウトドアで役立ちそうなラゲージルーム類のオプションが充実しています。
この中でも特にオススメしたいのはラゲージハードボードとラゲージアンダートレイでしょうか。コロナ禍以降、ブームをみせる日帰りキャンプなどへ出掛けたとき、帰り際に洗った食器やキャンプ用品などは濡れたまま積み込む場面が多いもの。ビニール袋等には入れていても、道中揺られながらの帰宅なので知らず知らずのうちに水が漏れてくることもあるでしょう。そんなときにこのボードやトレイを装着していればラゲージルームを汚す心配もありません。
特にレックスのオプションはリヤシートの背面までしっかりとカバーしてくれるのがいいですね。また、ラゲージアンダートレイをセットする場所は、スペアタイヤを排してパンク修理キットに変えたからこそできたスペース。有効に使いたいものです。
余裕があればラゲージスペースLEDも選択したいところ。夜間の帰り支度などで、ラゲージをゴソゴソしているときに何か小物でも落とそうものなら、中々ルーム灯あるいは標準のラゲージランプ位では暗くて見つけるのに一苦労です。これだと左右LEDからの明かりで、部屋にいるような明るさが確保できます。
引用:https://www.monomagazine.com/
新車購入時にテッパンなアクセサリー類はまとめ買いで
純正アクセサリーの定番は、フロアカーペットやドアバイザー辺りですが、レックスでは下記の通りベーシック用品をまとめて購入する場合にお得価格とした「ベースキット」を用意しています。
先にご紹介した「ラゲージハードボード」が入った組み合わせがあるのはSUVらしいところですが、およそ単品購入よりも1万円前後お安くなります。
キットの内容が全て必要なものばかりな方は問題ありませんが、口コミ情報サイトなどでは、スバルディーラーの多くで新車購入時にはこのベースキットは基本計上されるらしく、中には「外すことはできない」的な交渉になる場面もあるとか。もちろん不要なものをムリに購入することはないので、要るものだけチョイスすればよいのですが、その場合”値引き額”が変わる例もあるそうで、結局不要と思えるものでも外して支払額が上がるなら、付けても付けなくても同額のようなことになるのでしょう。
タバコは吸わない方のためにワイドバイザーのある・ナシが選べるのは項目設定がそれなりに考えらえているとは感じられます。
選べる純正ナビゲーションのラインナップ
メーカーオプションの項でも説明しましたが、昨今はスマホ連携のディスプレイオーディオ標準化が進んでいて、トヨタやマツダ車などでは顕著です。早い話、ナビに求めるものがちょっとした道案内程度ならスマホの地図アプリで十分という人も多いのでしょう。
レックスでもオススメとしては9インチディスプレイオーディオがイチ推しですが、これまでと変わらない純正ナビゲーションのディーラーオプションはしっかりと用意されています。これは機能的なことで言えば、車載専用ナビシステムの方が当然スマホアプリよりも多機能ですし、CDやDVD等のメディア再生が必要な方にはスロットのないディスプレイオーディオは役に立ちません。また音質面でもハイレゾ音源再生など専用機の方が高いパフォーマンスを発揮します。
レックスは標準でナビ(と言うよりモニター)やオーディオはレスになっているため、何も注文しないとディスプレイスペースには”蓋”さえない穴の開いた状態で納車されます。
メーカーオプションでディスプレイオーディオを選択しなかった場合、純正ナビは以下の通り9インチ1種、7インチワイド2種の全部で3機種用意されています。
まず決めるのはモニターサイズですが、7インチワイド同士では価格が高い分、パナソニック製のスタンダードナビが機能に優れます。具体的には内蔵メモリが64GBとケンウッド製エントリーナビの4倍あり、ハイレゾ再生対応や自宅のデッキで撮った番組を再生できるレコーダーリンク、CD録音などAV機能も強化されます。
純正ナビのオススメはアルパイン製のプレミアムナビだけど…
ですが7インチモデルでも機能面では十分と知りつつも、オススメとなるとやはりアルパイン製の9インチプレミアムナビになります。
言わずもがなですが、運転中に目で情報を仕入れなければならないモニターは大きいに越したことはなく、サイズが見やすさに直結します。従って予算の範囲で少しでも大きいサイズをオススメします。家庭用テレビと同じでモニターの大画面化は時代の流れとも言え、既に軽自動車でも日産ルークスやスズキハスラーが9インチを搭載しています。
プレミアムを謳うだけのことはあり、パナソニック製に比べても映像と音質は一段上の内容となっていて、スマホ連携でAmazon Alexaの使用やHDMI接続によるYouTubeの視聴、また音声でカーナビの操作を行うボイスタッチ機能などさらに充実しています。
こうした車載ナビだからこそできる機能は多数ありますが、価格を考えてしまうとプレミアムモデルで27万円、エントリーモデルでも15万円ほどします。先にご紹介した9インチディスプレイオーディオは10万円以下で手に入るのですから、比べてしまうとメーカーオプションの方に高いコスパを感じてしまう人が多いかも知れませんね。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
以上、スバルレックスのおすすめオプションのご紹介でした。
オプション選択は後悔の無いように
オプションは購入時にしか付けられないものもあり、取捨選択に頭を悩ますところです。
カスタムパーツや内装オプションを充実させての魅力を引き立たせたいのは山々・・・とは言えいくらでも費用をかけるわけにもいかないですよね。
そこで大切になってくるのが値引き額を把握することと愛車の下取り相場を調べて買い換え全体で損をしないことです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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レックスをお得に買うには下取り車を高く売ることがカギ
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