知らないでは済まされないフォレスターの値引き相場レポート!【グレード別・2024年10月最新】本当に渋いのか実際のデータから合格ラインを算出!
最終更新日 2024/10/1
2022年は待望のSTIバージョンが登場し、ますます熟成の進んだスバルフォレスター。グローバルではスバルの屋台骨を支える一台です。
そんなフォレスターの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- フォレスターの値引き交渉の効率的なやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合はRAV4とCX-5が効果的
- フォレスター同士を競合させるコツ
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
このページは最新値引き情報とフォレスターのおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年10月最新】
フォレスターの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 25万 | 25% |
ライバル車を出して交渉 | 21万 | 15% |
特に交渉なし | 14~16万 | 0~5% |
値引き難易度:やや渋い リセール価値:B-
新型がLAで発表されましたが、現行モデルがまだ注文可能。年内にフルチェン予定。
2018年に登場したフォレスターは、マイナーチェンジも終えモデルライフ後半戦に入っています。
そのため値引き枠も緩んできており、ブログ等ではオプション多数込みなら35万円引きの限界報告も上がってきています。少しでも価格を安く抑えて乗り換えたい方には好機到来の1台です!
「トヨタのSUVとぶつけると反応が良かった」
「時間と労力はかかったけど隣の県まで行ってフォレスター同士の競合をしたら効いた」
などの口コミが上がってきています。
グレード別の値引き相場
グレード名 | 車両本体価格(税込み) | 値引き相場 (オプション含まず) |
---|---|---|
ツーリング | 291万5,000円〜 | 24万円 |
X-BREAK | 305万8,000円〜 | 25万円 |
Advance | 315万7,000円〜 | 26万円 |
SPORT(1番人気) | 328万9,000円〜 | 27万円 |
グレードの違いがよくわからない方は下の記事を参考にしてください。
ライバル車種と競合させるのが基本!
ライバル車種を出して競合させたほうが、フォレスター一本にしぼって交渉するよりも値引きが出やすくなります。スバルの営業マンが値引きで対抗したくなるライバル車で、引き合いに出すとよいのはコンセプトの近いRAV4を筆頭にマツダCX-5なども効果的。他にもハリアーなどもぶつけて行きましょう。
特にトヨタ系のモデルは納期問題が深刻なため、値引きで対抗してくる場面もあるので絶対に競合させましょう。
営業マンを“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせれば、成約を勝ち取るためさらなる好条件が出る場合もあります。参考に次記事も読んでみてくださいね。
フォレスター、ライバル車にもそれぞれに良いところと悪いところがあるので
「フォレスターのココが気になる…」風を装えばばっちり。
欠点、不満点に関しては下の記事を参考にしてください。
参考⇒後悔しないために確認しておきたいフォレスターの不満点4つ【口コミ多数】
出たばかりのRAV4と競わせたのが勝因です!
石川県 男性 40代
グレード:Advance
値引き額:車両本体20万
サービス:オプションから15%値引き
フラッと立ち寄った週末のフェアで試乗してみて一目ぼれ。
すぐに購入を決意して見積もりを取ったものの、乗り出し350万オーバーに冷や汗。
予算が330万だったのでどうにかならないかと営業マンに相談すると「340が限界ですかね」とちょっと無理そう。
ならばと新発売のRAV4Adventureも気になっていると、こちらもオプションほぼ無しで330万の見積もりを取り「RAV4が330で収まりそうだからこっちにしようか悩んでる」とやりました。
スバルの営業マンが顔を真っ青にして「少々お待ちください」と店の奥に消えていきました。
戻ってきた後に「店長と相談させていただきまして333万が限度です。これで何とかお願いできないでしょうか」と限界まで値引いてくれた模様。
嫁と相談して成約特典でダイソンの掃除機をプレゼントすることでなんとかOKもらい、購入決定!
毎日楽しくフォレスターライフを送れています!
かなり満足できる値引き作戦になりました!
フォレスター同士を競合させれば大幅値引きも!
ライバル車種の名前を出しても値引きが思わしくなかった場合でも、フォレスター同士を競合させることは切り札になります。
但し、スバル正規ディーラーは北海道を除き、各都府県に基本1社しかありません。営業所の数はいくつかあっても、皆同じ資本の会社だとあまり値引き条件は変わりません。少し面倒ですが、隣県のディーラーまで足を運んで必ず別会社同士で競合させましょう。
手間も掛かりますが多くの店舗を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりお得な買い物ができますよ。
「越県して同士競合させたことで値引きが大幅アップ」
大阪府 男性 40代
グレード:X-BREAK
値引き額:車両本体14万
サービス:ボディコーティング
SUVの中でも本格的でカッコいいフォレスターが欲しくて買うことに。
予算も限られていたので値引きは勝負だなと思っていました。
最初は大阪市内の大阪スバル○店に行ったのですが、値引きは7万まで。
ライバル車の競合をさせようとすると、「ウチはこれが限界ですのでそちらをお買い求めください」とつれない態度…。
いくらなんでも物足りなかったのでフォレスター同士を競合させるために尼崎と奈良のスバル店にも足を運びました。
すると尼崎で「うちなら14万まで値引けます」と好感触!
納車費用のサービスとボディコーティングも付けてもらえて大満足の買い物になりました!
値引きに満足できないときはサブディーラーという手も
ライバル車との競合や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも一つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコです。
特にスバルはかつて業販(業者販売の略)も多かったため、サブディーラーでの取り扱いが多いメーカーのひとつでした。店舗や社名に「スバルショップ」とあるのは、地域にもよりますがサブディーラーに近いお店です。サブディーラーは正規ディーラーから仕入れる形ですが、その条件は一般客とは異なるため意外な好条件が出る場合も。特に人気車種など正規店で値引きが難しいモデルなどは狙い目かも知れませんよ。
サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでチェックしてくださいね。
オプション値引きはコスパ良し
オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。
フォレスターの場合は選択用品価格の概ね20%程度を目標に交渉しましょう
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたアクセサリー類なら付けてもらえることもあります。
具体的には
・パートナーズカバー
・オールウェザーシートカバー
・トノカバー
・カーゴボックス
・ナンバープレートベース
・フロントガラスクリアビューカバー
などがねらい目です。
もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙いましょう。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。
フォレスターの先進運転支援装備
緊急自動ブレーキ | クルマ・人 |
誤発進抑制 | 前進・後退 |
追従クルーズコントロール | 全車速 |
ステアリング支援 | 車線維持 |
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」
などと勝負を賭ける方法もあります。ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのセオリー、セール・決算期を狙う
車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セールや在庫一掃的なフェアに合わせ値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きがあり得ますので
■年度末の決算期(1月~3月)
■夏のボーナス時期の6月~7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月
こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
納期は2~3か月と昨今では早い方
メーカーの公式ホームページによれば、フォレスターの納期は2~3か月。e-BOXERは3か月程度、1.8ℓターボはおよそ2か月程度とアナウンスされています。
コロナ禍や半導体不足などの影響を受け、トヨタなどでかなりの納期遅延が問題視されてる中では比較的早い納期といえます。
残価設定ローンを使えば月々26,100円でフォレスターに乗れる
上の画像が見積もりの例ですが、頭金110万、月々の支払い26,100円でフォレスターに乗ることも可能です。
グレードは人気のAdvance、支払回数は56回(4年)、ボーナス時3万なのでかなり現実的な条件ですよね。※金利は3.9%
頭金が50万だと毎月37,700の支払いになりますので頭金は少しでもあったほうが月々が楽です。ちなみに頭金がゼロなら47,300円/月。
オプションはメーカーOPでEI (5点装備)264,000円、ディーラーOPでパナソニック ビルトインナビ276,760円、ドアバイザー25,960円、フロアカーペット27,940円を付けています。※EIは運転席&助手席8ウェイパワーシート+運転席シートポジションメモリー機能+リバース連動ミラー+ドアミラーメモリー&オート格納機能、パワーリヤゲート、ドライバーモニタリングシステム&運転席シート自動後退機能、アイサイトセイフティプラス(運転支援)&緊急時プリクラッシュステアリング、アイサイトセイフティプラス(視界拡張)
フォレスターはリセールもそこまで悪くないので、残価設定ローンを利用するのに向いてる車種ですよね。最近では新車購入者の半数が利用しているというメーカーもありますので検討されてはいかがでしょうか。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓
※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
フォレスターの魅力はココだ!
スバルはコロナ禍以降、主戦場である北米セールスが下降を続け、2021年は前年割れの厳しい実績でしたが、ようやく2022年上半期(1~6月)は回復の兆しも見られます。2022年前半はクロストレック(日本名:XV)にセールスで逆転されてしまいましたが、今もスバルの屋台骨といえるモデルが「フォレスター」です。
1997年に誕生したフォレスターは世界共通の車名となっていて、クルマの性能・機能・デザインどれをとってもスバルの顔と言えます。
現行モデルは2018年に登場した5代目モデル。4代目が北米を中心に大ヒットしたことで、先代のキープコンセプトの色合いが強いモデルですが、インプレッサで先行して採用された”スバルグローバルプラットフォーム”も導入され、基本骨格から刷新された世代交代を告げるモデルチェンジでした。その発売から4年が経ち、A型からスタートするスバル車の型番では、現行モデルは2022年に小改良されたE型に進化しています。
21年のビッグマイナーでエクステリアとアイサイトが刷新
フォレスターのエクステリアは2021年、D型へのマイナーチェンジ時に大きく改良を受けました。現行レヴォーグから導入されているスバル最新のデザインフィロソフィー”BOLDER”の採用によってフロントフェイスが刷新され、グリル、バンパー、ヘッドランプすべてに手が加えられました。
引用:https://kuruma-news.jp/
特にヘッドライトは複数の光源を用いてハイビームの照射範囲を微細にコントロールするアレイ式アダプティブドライビングビームを採用。これによりヘッドライトユニットが小型化できるため、切り欠きの入ったCシェイプのシャープな目元になりました。他にはアルミホイールが新デザインに変更。またロープホール付ルーフレールはオプションで全グレードに拡大され、SUV感がアップしています。
インテリアではインパネとセンターコンソールを連続したデザインとすることで、SUVらしい力強さや開放感のある室内を表現。シートは全車で撥水性のあるファブリックと合皮、あるいはポリウレタンが用いられ、上位グレードには東レのウルトラスエードと本革を組み合わせたシートも設定します。
さらにメーカーオプションでナッパレザーシートを選択することもできます。
スバルの代名詞たる先進安全装備は、エクステリア同様にD型へ変更された際に大幅なアップデートを実施。予防安全・運転支援システムが「新世代アイサイト」へと刷新しており、ステレオカメラの広角化やソフトウエアの改良によって性能の向上と機能の拡充が図られました。
伝統の水平対向エンジン+マイルドハイブリッドにX-MODEも進化
引用:https://www.webcg.net/
パワーユニットはスバル伝統の水平対向エンジンは不変ですが、デビュー時のA型から構成は大きく変わりました。当初用意されていたのは2.5ℓNAエンジンと2.0ℓ+モーターの”e-BOXER”と呼ばれるマイルドハイブリッドの2本立て。現行E型では2.5ℓNAが姿を消し、メインは”e-BOXER”となってSPORT系グレードには1.8ℓ直噴ターボが設定されます。
トランスミッションは先代まであったマニュアル車は既になく、自動無段変速機”リニアトロニック”のみ、また駆動方式はスバルらしくシンメトリカルAWDを全車採用しているほか、滑りやすい路面でエンジン、トランスミッション、ブレーキ等をコントロールする”X-MODE”も改良を加えながら搭載されています。
フォレスターのグレードと価格
最新フォレスターのグレードと価格は以下のとおりです。
2022年の夏に行われたE型での改良ポイントは、ライティングスイッチの操作性見直しやボディカラーの改廃とD型のときと比べると小規模なものでしたが、最大のトピックはフォレスターに”STI Sport“が追加されたことでしょう。
STIチューニングのフロント&リヤダンパーを採用したスポーティな走りと、ボルドーカラーの専用インテリアを与えられた最上位グレードという位置づけです。
フォレスターのおすすめグレードはどれ?
フォレスターのグレード構成は比較的シンプルです。ベースとなるTouringをタフギア感で仕立てたのがX-BREAK、上級装備を奢ったものがAdvance。これら3グレードはマイルドハイブリッド”e-BOXER”のエンジン、トランスミッション、駆動方式などメカニカルな部分はほぼ共通です。その上の2つはスポーツ系のグレードとなり、パワフルな直噴ターボエンジンが与えられています。
Touringに好みのオプションを加えるのがオススメですが…
ベースグレードのTouringでも先進安全技術アイサイト・コアテクノロジーは標準なので、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報機能、後退時のブレーキアシスト、さらには全車速追従機能付きのクルーズコントロールなど充実しています。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
フルオートエアコンやアルミホイールなども標準で、上位グレードとは外観の加飾やタイヤサイズ、本革シートの設定があるかどうか程度のものです。
さらに言えばスバルはメーカーオプションの設定枠が広く、Touringにも特盛のセットオプションを組み込めば、Advanceとほとんど同等の装備になります。実際にフルオプション(オプションコード:QI)を組んだTouringとAdvanceはほぼ同額です。
もっともそれならば18インチタイヤ&アルミや専用の加飾が備わる分、Advanceを買っておく方がお得になりますね。従ってリーズナブルにフォレスターを愉しみたいなら、Touringに必要なオプションだけ加えて乗るのがオススメですし、フル装備にするなら初めからAdvance一択です。
タフギア感を盛るならX-BREAK、スポーツ派にはSTIで決まり
e-BOXER搭載のもう一つX-BREAKは、専用の撥水ポリウレタンシートやカーゴフロアボードなど機能的なアイテムを備え、オレンジの加飾やルーフレール(他グレードはOP)などタフギアとしての存在感を高めたモデル。走行機能などでTouringとの差はないので、約14万円高のドレスアップ仕様として魅力を感じれば選択もアリです。
引用:https://web.motormagazine.co.jp/
ターボエンジン搭載のスポーツ系のグレードは、従来SPORTしかありませんでしたが、前段のとおり2022年のE型への改良時に待望のSTI Sportが発売となりました。
STIことスバルテクニカインターナショナル株式会社は、スバル直系の企業で主にモータースポーツへの参画やパーツ開発、販売などを担当しています。STIは生産台数や受注期間を限定したコンプリートカーも製造していて、過去に発売されたSシリーズやtSシリーズは中古車市場でもプレミアがつくほどの高い人気を誇ります。
フォレスターのSTI SportにはSTIチューニングによる専用ダンパーを装備することで、重心の高いSUVでありながらスポーツセダンのようなハンドリングと上質な乗り心地を追求。またエクステリアでは艶のあるブラックパーツを採用して上質なスポーティさを、インテリアでも深みのあるボルドーのナッパレザーにより、上質な空間を演出しています。
SPORTとの価格差は27万円ほどありますが、ナッパレザーの本革シートと日立Astemo製の専用ダンパーだけでもその位の価値はありますから、その他の専用装備はオマケ的な感もあり、スポーツ系のモデルをお考えなら今はSTI Sportがオススメです。
ライバル比較:ラギッド感増量の世界戦略車トヨタRAV4
国内外問わず人気セグメントのミドルクラスSUVともなれば、各メーカーから様々なモデルが投入されていますが、フォレスターのライバルとしてもっともキャラクターが近いのはトヨタRAV4でしょう。
SUVらしいルックスや本格的な走行機能のどちらもオン/オフでバランスの取れたキャラクター、尚且つグローバルでは両メーカーの稼ぎ頭である点なども共通の2車です。価格帯ではエントリーグレードのスタート価格はRAV4がやや低目の設定ですが、これはFF車の用意があるためで、4WD同士で比べると全体にフォレスターの方がリーズナブルになっています。
引用:https://www.gqjapan.jp/
現行RAV4はフォレスターとほぼ同じ2018年に新型が発表された5代目モデル。TNGAに基づく新世代プラットフォームへ刷新されたパワートレインが与えられ、当初は2.5ℓガソリンとハイブリッドでの展開でしたが、2020年にはプラグインハイブリッドも投入されました。RAV4の強みは最新設計のシャシーを生かしたオンロードでの快適性とオフロードでの走破性を兼ね備えていること。また、運転支援機能Toyota Safety Senseや通信機能を利用したT-Connectサービスなどの充実ぶりも他社を一歩リードする点であり見逃せません。
フォレスターも独自の四輪駆動技術や運転支援アイサイトなどでは、決して引けを取らないものの、圧倒的に差を付けられるところが燃費性能です。
フォレスターのe-BOXERはマイルドハイブリッドであり、どちらかと言えば燃費向上よりもスムーズな加速をフォローするためのモーターアシストがメインになります。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
対してRAV4のハイブリッドはEV走行も可能なストロングハイブリッドなため、WLTCモードではフォレスターの14km/ℓを遥かに上回る20.6km/ℓ(HYBRID X E-Fourの場合)です。
フォレスターの数値はRAV4のガソリン車4WD(15.2km/ℓ)にも届かず、スバル車全般に言えることですが、燃費向上が喫緊の課題となります。
次期型フォレスターにトヨタ製ハイブリッド投入か?
とは言え、ご承知のとおりトヨタとスバルは業務提携を進めており、直近では両社共同開発でEV車(bZ4Xとソルテラ)をリリースしている間柄。ウワサされる次期フォレスターでは、トヨタ製のストロングハイブリッドが搭載される可能性もささやかれていて、現行型の大きなウィークポイントも改善されることになりそうです。
以上、スバルフォレスターの値引き相場レポートをお届けしました。
引用:https://www.goodspress.jp/