新型スイフト/スポーツの値引き相場レポート!1384件の生のデータから算出した合格ラインは
スポーティーなコンパクトカーとして、通勤や送迎で活躍することが多く、ずっと人気を維持し続けている「スズキ スイフト」
日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2018年次 RJC カーオブザイヤー」も受賞しました。
そんなスイフトの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
でも、「いくらまで値引きは可能ですか?」
なんてストレートには聞きづらいですよね。
そこで今回は
- ・スイフトの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。

目次
- 1 値引きの相場・限界は?【2021年3月最新】
- 2 ライバル車種と競合させる
- 3 スイフト同士を競合させる
- 4 値引きが大きくなる時期
- 5 納期はやや長め
- 6 ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
- 7 下取り額を大幅にアップさせる方法
- 8 エキサイティング・コンパクト
- 9 ベストグレードはXGリミテッド(特別仕様車)
- 10 スイフトスポーツなら標準仕様でOK
- 11 コスパで選ぶならRSt
- 12 リセールを考えて選ぶならマイルドハイブリッド、RSt(直噴ターボ付き)
- 13 買って満足したポイント
- 14 買って後悔したポイント
- 15 ファミリーカーとしても利用可能
- 16 ライバル車種は?
- 17 実燃費は?
- 18 ダサい?デザインや内装は?
- 19 新型「スイフト」のスペック
- 20 スイフトスポーツのフルモデルチェンジ
値引きの相場・限界は?【2021年3月最新】
スイフトの値引き相場はズバリ
車両本体 19万円
オプション値引き 25%
スイフトスポーツの値引き相場は
車両本体 21万円
オプション値引き 25%
が合格目標になります。
値引き難易度:やや緩い
ここ3か月は18~19万(スポーツは20~21万)値引きで推移しています。
次回のマイナーチェンジまでは、ほぼ変わらずで推移するでしょう。
正規販売が苦戦していることもあり、スイフト、スイフトスポーツの値引き額は他のライバル車に比べると大きな金額となっています。
年度末決算商戦でもスイフトの値引きは目立っていました。
「同地区内の正規販売店と副代理店で同士競合したら上手くいった」
「ヴィッツ(スポーツはヴィッツGR)との競合で値引きが伸びた」
などの口コミが上がってきています。

スイフトの未使用車(新古車)、中古車もオトクに買える
スイフトは販売台数も多く、メーカーが販売実績のために登録しただけで全然走っていない未使用車も市場にたくさん出ています。
新車に比べて数十万円から安いこと、納期も短くて済むメリットも大きいです。
新車商談では未使用車も同時に検討しながら進めるのがベターです。
また、未使用車だけでなく、走行距離が短い中古車も視野に入れて探してみるのも賢い選択です。
※なびくる+は、欲しい車の条件を可能な範囲で登録して待つだけで、車探しのプロが非公開車両を含む膨大な車両情報から、希望の未使用車、中古車を探してくれるサービスです。

ライバル車種と競合させる
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り、値引きを引き出しましょう。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
「ヤリスとフィットとの競合で上手くいきました」
鹿児島県 30代 男性
購入したグレード:1.4 スイフトスポーツ(6MT)
値引き額:17万円
サービス:納車時ガソリン満タン
感想:スズキのショールームに行ったときにスイフトを見て一目ぼれしました。
しかし最初の値引き提示が以外に渋かったので…
ヤリスとフィットの見積もりを取っていてフィットが14万値引きしてくれるからこれ以上勉強してくれるならスイフトで決めるよ。
とコロナの影響もあるので販売店にも短期決戦でお願いしました。
営業さんが奥で店長さんと相談した結果、下取りの査定額5万アップに本体から17万値引き、付属品からも10万サービスしてくれるということだったのでもちろん即決しました!
スイフト同士を競合させる
さらにスイフト同士を競合させることも効果的です。
スイフトはスズキディーラーで扱われていて、スズキ○○の○○部分が少しでも違うところが別会社で別資本ですので、サブディーラーも含めた複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかのスズキ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
値引きが大きくなる時期
1年のうちでもさらに値引きが大きくなる時期があり、一般的に以下の表のようになっています。
値引きが多くなる時期 | |
---|---|
1月~3月末 (年度末決算セール) | 約5万円 |
6月~7月末 (夏のボーナス商戦) | 約3万円 |
8月中旬~9月末 (お盆明け~中間決算セール) | 約4万円 |
11月~12月末 (ボーナス&年末商戦) | 約3万円 |
この時期にスイフトを買うタイミングならさらに大きい値引きが期待できます。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますのでタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
スイフトの場合はおおむね15~20%程度を目標に交渉するようにしましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ルームミラーカバー
・携帯リモコンカバー
・サイドバイザー
・フューエルリッドカバー
・フロアマット
・ドアバイザー
・ラゲッジマット
・フロントマスク
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコや印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
納期はやや長め
1~4か月と標準からやや長めの納期です。
スポーツの方が時間がかかる傾向です。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
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それでも・・・
エキサイティング・コンパクト
新型スイフトはフェンダーの張り出し具合を今までよりも強調した形となって、全体的に安定感のあるデザインになりました。
ホイ―ルには切削加工とブラック塗装を施した専用16インチアルミのもの、前後のライト類には最新技術のLEDライトを装備しています。
ピラーはブラックアウトになり、リヤドアハンドルをCピラーガーニッシュに配置したことですらりとしたサイドビューになっています。
色は新色に赤色を貴重とした「バーニングレッドパールメタリック」と青色を貴重とした「スピーディーブルーメタリック」が加わり、全9色のラインナップになっています。
ベストグレードはXGリミテッド(特別仕様車)
最廉価のXGをベースにデュアルセンサーブレーキサポートをはじめとするセーフティパッケージとサイド&カーテンエアバッグ、追従型クルーズコントロール、オートライト、クロームメッキを施したフロントグリル、本革ステアリング、などが装備されます。
リヤがディスクブレーキ化されるメリットもあります。
これでRSよりも13万円ほど安くなっているのでお買い得感がハンパないですね。
スイフトスポーツなら標準仕様でOK
運動性能の高さとスポーツモデルらしいルックスの上に価格が抑えられているので最近ではスイフトよりも売れています。
運転席シートヒーターやLEDヘッドライトも標準装備されるので満足度が高いです。
セーフティパッケージ(¥86,400)装着車なら自動ブレーキなどの安全装備や追従型クルーズコントロールも付くので長距離移動時も疲労も少なく実用性に優れたモデルと言えます。
コスパで選ぶならRSt
購入後の経済性を考えるので有れば、マイルドハイブリッドを搭載しているグレードが良いです。
燃費はノーマルエンジン車の24.0km/Lに対し27.4km/Lとなっています。
スイフトの小気味良い走りを望む方で有れば直噴ターボ付きのRStグレードがオススメです。
このRStはいわゆるダウンサイジングターボですので、ターボならではの力強い走りと、1.0Lの排気量であるが故の低燃費を実現しています。
更に安全装備の面では廉価版のXGグレードを除く全車種にスズキセイフティーパッケージの設定ができるようになっている点も大変魅力的です。
リセールを考えて選ぶならマイルドハイブリッド、RSt(直噴ターボ付き)
やはり人気はマイルドハイブリッド車、または直噴ターボ付きのRStです。
もちろん購入時の車両価格はノーマル車より若干高くなります。
また、スイフト本来の小気味の良い走りを望むので有ればマニュアル車に人気があると思いきや、実は4WDのAT車の方がリセール価格は高いです。
又車体色は一般的な白や黒よりも、シルバー系や青系の色に人気が有ります。
また、スズキ独自のセーフティーパッケージ等が装備されているグレードで有れば、安心してリセールもできます。
更にスイフトは海外でも人気のある車で、リセール後海外への輸出が考えられます。
買って満足したポイント
「買って良かった」 フルオートエアコン、プッシュスターター&キーリモコンなど、装備が充実していてお買い得だった。 ハイブリッドじゃなくても燃費が良いのも魅力の1つ。
サイズもコンパクトでちょうどいい。それでいて動力性能も高いのでGOOD。
買って後悔したポイント
わかってたけどやっぱり荷室と後席が狭いです。 ストロングハイブリッドが今までのハイブリッド車と違って扱いづらかった。
ファミリーカーとしても利用可能
室内が狭いので大きな荷物が積み込みにくく、大きめのベビーカーも積めないので多少不便な部分もあります。
後席の狭さを考えると子どもが中学生以下の家庭であればファミリカーとして利用しても良いと思います。
運転が好きな人にはナビに通話と音楽再生とメッセージとスマートフォンの機能がついているので、運転をしながら音楽を流したりして楽しめます。
安全装備にはスズキ初となるデュアルセンサーブレーキサポート
単眼カメラとレーザーレーダーが強みを活かしているデュアルセンサーブレーキサポートが搭載されているので、前方に障害物を回避してもらえます。
誤発進抑制機能が搭載されているので、アクセルを誤って踏んでもエンジン出力を5秒間制御して急発進と急加速を抑制してくれます。
車線逸脱警報機能があるので、万が一車線をはみ出してもブザー音で知らせてくれるので安心です。
収納スペースは?
ラゲッジスペースは265Lの容量が確保されているので5人乗っても、大きな荷物でも入るように設計されています。
開口部の高さは715mmに設定されているため、荷物の積み降ろしがしやすいです。
6:4分割可倒式リヤシートの背もたれを片方倒すと人が乗っていても、ゴルフバック等の長い荷物でも積み込めます。
リヤシートの背もたれの両方を倒すと、更に大きな荷物を乗せられます。
車内にはホルダーとポケット等がいくつもあるので、運転している時に飲み物を置いたり小物を収納したりできます。
居住性・快適性は?
全方位モニターが付いているので、真上から見ているかのように映像が見えるので駐車も楽にできます。
駐車する時には3つの視点から見れるので、駐車をするのが苦手な人でも狭い場所でもスムーズにできます。
操作もスマートフォン感覚でできるので、スイスイと操作が出来て知らない道を走るのにも検索がやりやすく便利です。
AndroidAutoとAppleCarPlayに対応しているため、ナビから音楽を流して車内で楽しめます。
音声機能があるので、運転しながらでも簡単に操作ができます。
走行性能・エンジン性能は?
2つのエンジンが搭載されているので、高熱率が追求されていて燃費性能と力強い走りが実現できます。
4気筒エンジンで躍動感のある走りに加えて、低燃費が両立されています。
水冷式のクールドEGRシステムを採用しているため、燃焼温度を下げてくれます。
ギヤの抵抗を減らしているので燃費が向上していて、伸びやかな加速が実現されています。
1.5L自然吸気エンジン並みの高出力と高トルクになっている、1.0L直噴ターボエンジンを搭載しています。
優れているところは
新型スイフトはフィットやノートなどに比べると全高が低めで、スポーティなデザイン、マイルドハイブリッドシステムを搭載しながら910kgとたいへん軽いことが長所として挙げられます。
車体重量が軽いことは走行性能やブレーキ性能などに好影響を与えます。
燃費に関しても27.2km/lと降るハイブリッド車には劣りますがガソリン車の同クラス車ではトップレベルの数値で、その他の数値では最小回転半径の4.8mも優秀な数値です。
ウイークポイントは?
新型スイフトは、コンパクトカーとあって後席はやや狭く、少し角度がついているので座っていると直ぐに疲れてしまいます。
また、縦列駐車やバックでの駐車がサイドミラーのサイズが小さく映し出す範囲が狭いこと、斜め後方の死角が多いことから縦列駐車やバックでの駐車がしにくいというデメリットがあります。
ただ、この点は
- ・もともとボディサイズが小さく小回りが効クルマであること
- ・メーカーオプションの全方位モニター付きナビの装着
で解決できるのかなとも思います。
また、最近では自動ブレーキが標準装備になっているクルマも多いですが、スイフトには装備されていません。
後席と荷室が狭いことも弱点ではありますが、ボディサイズからすれば許容範囲と言えます。
スイフトスポーツはハイオク指定で燃料代がかかります。
同じエンジンのエスクードより燃費が悪いのも残念に感じます。
実燃費は?
- ・高速道路中心の燃費:20~24km/L
- ・郊外・幹線道路の燃費:17~21km/L
- ・渋滞のある市街地の燃費:13~17km/L
今年発売したばかりの新型スイフトの燃費は24となっています。
前型のスイフトの燃費が20.6だった事を考えるとかなり向上していることがわかります。
更に今回はハイブリッドも登場していて、その燃費はなんと27.4となっています。
他のハイブリッド車と比べると少し劣るように感じますが、スイフトは元々走りに長けた車となっているので、総合的に考えると、かなり評価の高い車だと思います。
走りがいいが故に無理な運転をしてしまいがちですが、エコ運転で更には燃費の向上が図れると思います。
ダサい?デザインや内装は?
最近CMで頻繁に見ますが外装のデザインは、見る角度(真横)によっては「カッコいい」とは思いますが、全体を通して見ると安っぽい感じがして「ダサい」印象を受けました。
価格も想像していたよりも2割程高く少し買い辛いかなと思いました。
インテリアはしっかり作られている印象を受け、他社のこのクラスの車と比較してもし良くできてるいる方です。
新型「スイフト」のスペック
HYBRID RS
エンジン | 直列4気筒DOHC 1.2リッター (マイルドハイブリッド) |
---|---|
燃費 | 27.4km/L(2WD) 25.4km/L(4WD) |
最高出力 | 67kW<91PS>/6,000rpm |
最大トルク | 118Nm<12.0kg・m>/4,400rpm |
RSt
エンジン | 水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボ |
---|---|
燃費 | 20.0km/L |
最高出力 | 75kW<102PS>/5,500rpm |
最大トルク | 150Nm<15.3kg・m>/1,700-4,500rpm |
販売価格
販売価格 | 1,343,520円〜1,845,720円 |
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スイフトスポーツのフルモデルチェンジ
スイフトスポーツは2017年9月20日にフルモデルチェンジをして発売されました。
主な変更点は
・スイフトシリーズでは初の3ナンバーモデル(ボディサイズは3890×1735×1500mm(全長×全幅×全高))
・新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用
・HEARTECTと軽量なボディ材を使用して先代モデルより約70kgの軽量化
・単眼カメラとレーザーレーダーでの衝突被害軽減ブレーキを含むセーフティパッケージがメーカーオプション
モデル | エンジン | 駆動方式 | 変速機 | 価格 |
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スイフトスポーツ | 直列4気筒DOHC 1.4リッター直噴ターボ | 2WD(FF) | 6速MT | 1,836,000円 |
6速AT | 1,906,200円 |