ジムニー/シエラの値引き相場レポート!593件の実データから合格ラインを算出!
老若男女、幅広い層から愛される国産最強オフロード車のジムニーは新型が爆発的な人気です。
納期も半年以上、ジムニーシエラに至っては2年待ちとも言われています。
そんなジムニーの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・ジムニーの値引きの相場・限界
- ・商談・交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2021年4月最新】
ジムニーの値引き相場はズバリ
車両本体 8万円
オプション値引き 15%
ジムニーシエラの値引き相場はズバリ
車両本体 15万円
オプション値引き 15%
が合格目標になります。
値引き難易度:厳しい
ここ3か月は8万前後(シエラは14~15万)の値引きで推移しています。
向こう3か月もマイナーチェンジなどが控えていないので、ほぼ変わらずで推移するでしょう。
依然として高い人気(特にヨーロッパ)ですので値引きも厳しいものとなっています。
「コレ!」といったライバル車は居ませんので同士競合をメインに進めるのが良いです。
「車両からは無理だったので付属品値引きに切り替えて上手くいった」
「異資本のスズキ店を複数回って値引きをゲット」
などの口コミが上がってきています。

ライバル車種と競合させる
ライバル車種との競合で値引きを引き出すならウェイク、NBOXスラッシュなどになるでしょうか。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り、値引きを引き出しましょう。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
ジムニー同士を競合させる
さらにジムニー同士を競合させることも効果的です。
ジムニーはスズキディーラーで扱われていて、スズキ○○の○○部分が少しでも違うところが別会社で別資本ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかのスズキ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
ジムニーの場合はおおむね10~15%程度を目標に交渉するようにしましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ワイドバイザー
・フロアマット
・ラゲッジマット
・リヤバンパープレート
・ドアハンドルエスカッション
・ストライプテープ
・デカール
・スペアタイヤカバー
・マッドフラップセット
・アルミペダルセット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコや印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

セール狙い
期末セールや在庫一掃的なセールを狙うことで値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月~3月)
■ボーナス時期の6月
■ボーナス&年末商戦期の12月
タイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
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それでも・・・
納期は約1年半…
増産+工場フル稼働でも生産が追い付かずかなり長めの納期となっています。
人気のグレード・カラーにする、キャンセル待ちすることで納期を短縮できる場合もあります。
「そんなに待てないよ…」
という方は小規模な副代理店や業販店には先行注文した在庫がある場合もあります。
可能な限りの副代理店、業販店を回って在庫を探してみましょう。
ただしその場合はグレードやオプションパーツなどは選べません。
その他にも、中古車にするという手もあります。
メーカーオプションは付けられませんが、安く買えるなどのメリットも大きいです。
熱狂的なファンも多い
ジムニーは軽自動車の本格クロカンで、3ドア四輪駆動車のみの設定となっています。
最近では地震や異常気象、西日本豪雨などの災害が多く、ジムニーのヘビーデューティー性が見直されて心理的な安心感を求めて購入する人も増えているのでしょう。
プラットフォームが専用のラダーフレームを採用したものとなっており、強靭で悪路に対しても強くなっています。
最低地上高が200mmなど、対障害角度も広めに取られており、オフロード走行に適したスタイルになっています。
リアゲートに取り付けられているスペアタイアも外観的に本格SUVを思わせるものがあります。
1998年から発売を開始しており、日本の乗用車の中では最も古い部類の一台となっています。
ジムニーを買ったら改造していきたい方が多いと思いますが、純正ではあまりよいパーツがないので社外品で探すのが良いです。
ジムニーを乗る場合は、購入の際の金額よりもその後にお金をかけた方がより自分仕様になって良いでしょう。
ジムニーシエラ
軽ジムニーのプラットフォームを使用しているとは思えない剛性感のある快適な乗り心地で人気です。普通自動車で登録されています。
シエラにはグレードが2つ設定されています。
■ジムニーシエラ 4速AT 177万9840円
■ジムニーシエラ 5速MT 166万8600円
1998年に「ジムニーワイド」として登場して2002年にジムニーシエラに改名しています。
エンジンは歴代最大サイズの1500ccに拡大されてパワーアップ。
条件が厳しくなるWLTCモードでも燃費は先代以上の3ドアワゴンタイプのクロカンです。
2012年には特別仕様車クロスアドベンチャーが発売されました。
評判、評価は?
ジムニーに対する評価サイトでの評価は走行性能が最も高く、エクステリアが次いで高く、エンジン性能が三番目に高くなっています。
悪路に強い車としてはある程度理想的な評価と言えるでしょう。
エクステリアは15年以上の間細かく改良はされたものの、基本デザインは変わっていない所が高く評価されているのがジムニーの人気を物語っているともいえます。
燃費やインテリアの評価が低めですが、実際に燃費自体は優れた車ではなく、インテリアも広い室内やスライド機構のあるリヤシートというわけでもないので、車のキャラクターに合っている評価とも言えます。
ベストグレードはXL
XLは新たに設定されたミドルグレードです。
XCより約16万安く自動ブレーキとLEDヘッドランプ、16インチアルミホイール、定速型クルーズコントロール、本革ステアリングなどが省かれます。
XGにしてしまうとさらに約12万安いですが、オートエアコン、前席シートヒーター、キーレスプッシュスタートシステムなど有用なものまで省かれてしまうのでXLがベストになります。
コスパで選ぶならXGグレード
廉価版のXGグレードがオススメです。
ジムニーの価格帯ですが廉価版のXGグレードで120万円から141万円程となり、高級版のXCグレードで151万円から最上級グレードで169万円までとなっています。
廉価盤と最上級版の価格差はおおよそ49万円になります。
しかし廉価版のXGグレードとは言え、安全装備(SRSエアバッグ、軽量衝撃吸収ボディー、ABS等)は全て揃っており、安全性は充分に確保されています。
一方上級グレードのXCはXGをベースに外装面(アルミホイール、カラードドアハンドル、ヒーテッドドアミラー等)に趣きを置いた作りとなっています。
そのため4WD走行を楽しみたい方には、廉価版のXGグレードがオススメであると言う事になります。
リセールを考えて選ぶならXC
新車販売では廉価版のXGに分がある様ですが、リセールの場合は最上級グレード帯がリセール価格、人気共に高い結果になります。
特にXCはリセールランクでSSS(トリプルSランク)になっており、その人気の高さが伺えます。
その他、リセール価格に影響を与えるのが、マニュアル車であると言う事です。
オートマ車に比べリセール価格はおおよそ10%程高くなります。
車体色はホワイトかブラックの人気が高い様ですが、ジムニーで気を付けておきたい事は、車体のキズや錆です。
車の特徴からユーザーが山道や悪路、海岸等を走ったりする事により車体にキズが付いたり、錆が発生してしまう事は仕方ないことですが、少ないほうがリセールでは有利です。
ボディカラーの人気NO.1はブリスクブルーメタリック
ボディカラーの人気順は
- ブリスクブルーメタリック
- ブルーイッシュブラックパール3
- ピュアホワイトパール
となっています。
どんな人向けの車か?
軽自動車ながら2ドアの本格クロスカントリー四輪駆動車で走破性が高く、アウトドア用途、悪路・雪道走行などに向いた車です。
四人乗りの軽自動車で一人暮らしから四人ぐらしまでは使える範囲とは言えますが、2ドアと言う性質上、頻繁に四人乗りで出かける用途には向いていない部分もあり、軽のサイズを活かし、アウトドア専用のセカンドカーとして使うということも考えられます。
燃費性能は軽自動車としてはそれほどの数値ではないため、通勤や買い物、送迎にメインで使うタイプの車とは言い難いでしょう。
安全装備は普通車と同等まで上がってきた
スズキ セーフティ サポートがXCに標準装備(その他はオプション)されています。
デュアルセンサーブレーキサポートや誤発進抑制機能、標識認識機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなど、これからのクルマになくてはならない機能を備えていますのでぜひメーカーオプションでも付けておきたいですね。
運転席・助手席SRSエアバッグに加え、側面衝突時の頭部への衝撃を軽減するSRSカーテンエアバッグと、胸部への衝撃を軽減するフロントシートSRSサイドエアバッグで合計6つのSRSエアバッグを全車に標準装備しています。
収納スペースは?
リヤシートを畳んで収納スペースとして使うことができ、左右分割式シートを採用しているため、3人乗車時に大きな荷物を積むということも可能となっています。
2人乗車時ではゴルフバッグを重ねて2つ入れられる程度のスペースはあります。
ルーフレールを装備しているため、外付けの装備で積載量を増やすことが可能です。
コンソールボックスやボトルホルダー、ドアポケットや助手席シートアンダートレーなど小物収納スペースも多数用意されています。
スペアタイヤはリヤゲートに装備されていますがその分広い荷室というわけではありません。
居住性・快適性は?
上級グレードのXGではリアシートに大型のヘッドレストが装備され安全性や居住性が高められています。
また、全グレードでリヤシートのリクライニングも可能となっていますが、リヤシートにアームレストやスライド機構はありません。
タコメーターが装備されており、運転がしやすくなっています。
登場から時間の経っている車ですがキーレスエントリーは標準装備です。
オプションで防水シートカバーなども用意され、アウトドア使用時の快適性を高めることができます。
カーナビゲーションは2DINモデルが装備可能です。
走行性能・エンジン性能は?
ラダーフレームを採用し、設置性の高いサスペンションを採用しているため、悪路での走行性能は非常に優れています。
エンジンは他のスズキ車と同じR06A型になり、専用フライホイールや吸気系の最適化などで走りやすさと燃費性能を高めました。
ドライブアクション4×4という4WDのモード選択ができる装備があり、2WDは低燃費走行、4WDはフラットなオフロードや雪道に強く、4WD-L(低速)モードは大きな駆動力が必要とされる急傾斜の登坂路や悪路などで威力を発揮します。