ソリオの欠点に関する口コミ7つ!オーナーならではの不満点を集めました。
両側スライドドアの採用と広大な車内空間で、実用性の高さが評価されているスズキ・ソリオ。実用性が重視される傾向にあるコンパクトカーとしては、このうえなく完成度の高い車だと思いますが、そんなソリオにも欠点はあります。
そこで、実際の購入者の「生の声」を元に
購入前に知っておいてほしい、ソリオの欠点&口コミ
についてまとめました。
目次
実用性が高く、主婦の足車に最適なソリオ
ソリオは全高を高く確保したトールワゴンで、コンパクトカーとしては広大な車内空間を実現しています。また、両側スライドドアの採用も大きな魅力のひとつです。
今回はソリオを中心にお話を進めていきますが、ソリオには外観に迫力をプラスしたソリオ・バンディットと呼ばれる派生モデルが存在します。
デザインに癖がなくどんな人が乗っても違和感のないソリオと、ちょっとやんちゃ系のデザインのソリオバンディット。2種類のデザインから選べるというのはとても嬉しいですよね。
また、ソリオには大きく分けてハイブリッドモデル、マイルドハイブリッドモデル、ガソリンモデルの3種類の選択肢があります。予算と用途に合わせた豊富な選択肢があることも、ソリオの魅力です。
ソリオの欠点に関する口コミ!みんなの不満点はどこ?
乗り心地が悪いと感じる人が多い
ソリオは車内空間の広さを確保するために、全高が高く設計されています。重心が高いので、カーブを曲がる時に車体が大きく傾いてしまいます。
このカーブを曲がるときに車体が大きく傾くことをロールと呼ぶのですが、ソリオはロールを少しでも抑えるために足回りを固めにセッティングしていて、そのせいで乗り心地が悪いと感じる人が多いようです。
乗り心地の好みは人によって異なるのですが、一般的に男性は固めの乗り心地が好みで、女性は柔らかめの乗り心地を好む人が多いです。
ソリオは乗り心地が固めなので、女性ウケはあまり良くないようですね。
また、上記でもお伝えしたように、ソリオはロールを抑えるために固めの足回りを採用しているのですが、それでもロールを抑えきれていないとの声もあります。
全高が高いので、全高が低い他社のコンパクトカーと比べると、どうしてもロールは大きいです。乗り心地に関しては、実際にディーラーで試乗するか、レンタカーで借りて乗ってみるのが間違いないでしょう。
シートの形状とクッションがイマイチ
こちらも実際にソリオに乗ってみないことにはわからない欠点です。足回りの硬さを少しでも緩和するため、ソリオのシートの座り心地は柔らかめになっています。
おそらくこちらに関しては女性ウケが良いとは思いますが、柔らかめのシートというのは、どうしても長距離を走るときに疲れを感じやすいです。
家の近くで買い物したり、お子さんを送迎したりする分には何ら問題はないと思われます。ただし、遠出をするときは疲れを感じやすいので注意しましょう。
さらに、ソリオのフロントシートはフラットタイプではありませんが、サポート性が高い方ではありません。そのため、カーブを曲がる時に体がふらつくという口コミもありました。
スムーズなブレーキングには慣れが必要
ソリオはエントリーグレード「G」を除いて、アイドリングストップシステムが標準装備されています。
アイドリングストップとは、車が停車しているときにエンジンをストップして、アイドリング時間を短縮。無駄にガソリンを消費しないで済む、という燃費向上に大きく貢献するシステムのこと。
一見、欠点なんてなさそうなシステムですが、ソリオのアイドリングストップに不満を感じている人は少なくありません。ソリオのアイドリングストップシステムは車速が13km/h以下になると作動します。
停車する前にエンジンがストップしてしまうので、アイドリングストップ前と同じ踏力でブレーキペダルを踏んでいると、カックンブレーキのような挙動になってしまうのです。
アイドリングストップシステムはスイッチでオフにすることができますし、そもそも慣れてしまえば問題はありません。
そのため、大きな欠点ではありませんが、不満に感じている人が多いようなので挙げてみました。
インテリアのデザイン性・質感が低い
ソリオの内装はコンパクトカーらしいシンプルなデザインで、機能性も高いです。
しかし、ソリオオーナーの中には内装のデザイン性の低さ、質感の低さに不満を抱いている人も多いのだとか。
たしかにソリオの内装は、他社のコンパクトカーのようにこだわりを感じることができず、古臭さは否めませんね。良く言えば機能性重視の内装で、デザイン性に力は入れていないものと思われます。
内装のデザインに関しては、実際にディーラーでチェックしてみて、自分が問題ないと思うのであればそれに越したことはありません。
問題はコンパクトカーなのに、軽自動車とあまり変わらないような質感を採用していることです。昨今の軽自動車は高級化が進み、N-BOXのように普通車と比較しても見劣りしないクラスの質感を実現している車種もあります。
しかし、そのような内装を採用している軽自動車はほんの一部で、まだまだ安っぽさを隠し切れていない軽自動車も多いです。ソリオの内装の質感は後者と同じで、正直、安っぽさを感じてしまいます。
また、先進性を一切感じない内装にもかかわらず、ステアリングホイールだけシャープな形状を採用している点はいただけません。なんだかちぐはぐな印象を受けてしまいます。
エアコンスイッチの配置が低すぎる
引用元:https://autoc-one.jp/suzuki/solio/special-671067/photo/0009.html
ソリオの内装に関する不満はまだあります。ソリオにはグレードによって、フルオートエアコンかマニュアルエアコンのどちらかが標準装備されています。
エアコンを操作するスイッチはインストルメントパネルの左側に配置されているのですが、配置が低すぎて運転中の操作が難しいと感じている人が多い様子。
ドライバーが操作することを考えると、たしかに少し遠いような気もします。停車中に操作すればいいだけの話ですが、運転中にエアコンの調節をしたいときもありますよね。
運転中に目線を落として操作するわけにもいきません。もう少し配置を最適化できなかったのかと思ってしまいます。
ガソリンモデルの上級グレードがない
ソリオには5つのグレードが設定されています。
- G(ガソリンモデル・ベースグレード)
- HYBRID MX(マイルドハイブリッドモデル・ベースグレード)
- HYBRID MZ(マイルドハイブリッドモデル・上級グレード)
- HYBRID SX(ハイブリッドモデル・ベースグレード)
- HYBRID SZ(ハイブリッドモデル・上級グレード)
残念なことに、ソリオにはガソリングレードの上級グレードが設定されていません。他社のコンパクトカーはハイブリッドモデルとガソリンモデルが独立しており、それぞれに上級グレードが設定されています。
しかし、ソリオはハイブリッドモデルがソリオ全体の上級グレードという位置づけのため、ガソリンモデルの上級グレードが設定されていないのです。
ハイブリッドカーもずいぶんと普及しましたが、まだまだガソリン車の需要は高いです。ハイブリッドはいらないけど装備が快適な車に乗りたいと考えている人は多いはず。
ソリオはガソリンモデルの上級グレードという選択肢がないため、快適なグレードに乗ろうと思ったらハイブリッドモデルを強制されることになります。これは大きな欠点です。
後部座席を倒してもフルフラットにはならない
ソリオは全高が高く設計されているトールワゴンなので、他社のコンパクトカーと比べ、大きな荷物を難なく積載することができます。
これ自体はソリオの大きな魅力なのですが、使い勝手がイマイチだと感じているソリオオーナーもいます。ソリオは後部座席を倒すことで、広大なラゲッジスペースを確保することが可能です。
しかし、ラゲッジルームと後部座席の背もたれ部分に段差ができてしまい、フルフラットなラゲッジスペースを実現することができません。
家電や家具などの大きな荷物を積載しようとしても、斜めになってしまいます。できれば家電などの精密機器は斜めにしておきたくはないですよね。
斜めに置くということは安定しないので、走行中に動いてしまう可能性もあります。そのため、ソリオに大きな荷物を積載する場合は、何かしらのアイテムで固定するなど載せ方を考える必要がありそうです。
ソリオは良くも悪くも軽自動車らしさが残っている
上記の欠点を見る限りではかゆいところに手が届かないというか、ツメの甘さを感じてしまいます。内装の質感も然り、良くも悪くも軽自動車らしさが残っているコンパクトカーです。
しかし、ソリオはコンパクトカートップクラスの車内空間や両側スライドドアの採用など、独自の魅力も多く、実用性は抜群です。上記の欠点が気にならないのであれば、間違いなく購入すべき車だと思います。
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