カーリースを契約する前に知っておきたいデメリット3つ
カーリースは頭金0円で新車に乗ることができるサービスで、以前は法人向けがメインでしたが、現在では個人向けのサービスが激増しています。
リース契約費用などは気軽にネットから見積もりすることができ、自分で買うよりもグッと気軽に新車に乗ることができるのが最大のメリットです。
国産であれば全メーカー、全車種を利用できるところも少なくありません。
この記事ではカーリースを契約しようとしている人向けに、落とし穴やデメリットは無いのか、見ていきたいと思います。
目次
リース審査は甘め
カーリースを契約するためには審査があります。
審査される主な項目は
- 年収
- クレジットカードなどの履歴
- 仕事の内容
です。
年収は目安の200万以上あればだいたいOK。
クレジットカード履歴で事故(延滞)があったり、過去に自己破産や債務整理などをしていると審査に通りづらくなります。
仕事内容はそこまで厳格に見られるわけではありませんが、アルバイトなど非正規で仕事している場合やパチンコ店などで働いていると少し審査に通りづらくなります。
カーリースの審査は自動車ローン審査などと比べても比較的甘い審査となっているのでよほど信用情報にキズがある人以外は心配は不要です。
毎月一定の支出で済む
車に乗っていると車検、自動車税、重量税、自賠責保険料などで月に10万円を超える支払いがある月も出てきます。
カーリースは諸費用込みの支払いになっているので支払額が常に一定なのです。
広告などでは月々1万円~となっていて、毎月の支払いがものすごく安いのではと錯覚してしまいそうになりますが、
ヴォクシーなどの人気ミニバンで5~6万円、
アルファードやヴェルファイアだと6万円、
N-BOXなどの軽自動車で3万円
ほどが相場となっています。
ボディに傷を付けると自費負担
リースしている車を傷つけてしまった場合は自分に原因が無くてもリース会社に報告する必要があります。
リース車は借りものですので「原状復帰」させて返却するのが原則だからです。
「これくらいならバレないだろう」などと高をくくっていても返却時のチェックでばれてしまいます。
自分で修理したり、業者に修理に出すのも良いですが、法定点検や年度ごとの点検時に合わせて修理してもらった方が安い場合も多いので相談してみましょう。
ただし修理費用は原則「契約者」の負担になります。
また、同じ意味で改造なども禁止されています。
安すぎる月額費用は罠の場合も
極端に安いのは、ボーナス払いが隠されていたり、車両本体価格以外の費用が別料金になっていたり、選べる車が限られたりするなどの裏事情があります。
小さく表記するなどしてミスリードを招く悪質な業者も少なくありません。残価をありえないほど高く設定して、契約期間が終了したときに不足分を請求するところもあります。
月額料金にどこまで含まれているのか、別料金はないのか、残価は適切なのか、不明な点があれば契約前に確認しておきましょう。
希望ナンバーや特別仕様ナンバーも可能
カーリースの場合はレンタカーやカーシェアリングの「わ」ナンバーではなく、普通のナンバーを付けることが可能です。
「わ」ナンバーだと借りものであることが周りの人にわかってしまうのでガッカリですが、カーリースの場合は周りの人から見ても自分で所有しているようにしか見えません。
もちろん有料で希望ナンバーにすることも可能で、ほとんどの場合はカーリース会社で代行入手してくれます。
最終的に買うこともできるが、損をしてしまう
というよりもほぼすべての場合残価を下回るようなカラクリになっています。
この場合、不足分を現金で支払う必要があります。
車両売却価格はあくまで予測なので、契約満了時に市場価格を計算し直すのです。
残価を支払うことで自分のものにすることもできます。(※契約形態による)しかし最終的に買うのであれば、トータルでの支払総額は現金払いやローンで新車を買うよりも大幅に高くなって損をしますのでリースをした意味が無くなってしまいます。
まとめ
以上のようにカーリースにはCMや広告をみるだけでは全くわからないデメリットがあります。
これらを踏まえたうえで契約されると良いでしょう。
管理人おすすめのカーリース会社
・新車は国産全てのメーカー、グレードの取り扱い!
・1~9年という契約単位で予算に合わせて希望の車に乗れる!
・ディーラーまで出向くことなくオンラインで契約可能!
・申込前に車を売却したい場合、提携買取業者をご紹介!
・自動車保険の代理店なのでお客様にあった保険のご紹介も可能!
・ニーズによっては中古車のリースも可能!
・契約期間満了にて、車の乗り換えが可能!