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ATF(オートマオイル)は汚れがひどくなると交換できなくなる?最適なタイミングや費用は?

ATFとは。どこで交換する?


ATFとはオートマチック・トランスミッション・オートマチック車専用オイルです。

エンジンオイルとは違いミッションに入れるオイルでエンジンオイルが茶色の様な色になっており、ミッションオイルは赤色になります。

交換が出来る場所はガソリンスタンドやディーラーなどでやっておりますが結構時間のかかる作業になりますので早めの予約をして代車を借りるなど工夫しましょう。

ATFの役割

ATFはオートマチックトランスミッションの中を潤滑及びミッション作動部の作動を手伝っています。

ATFがある事で車が移動するスピードに応じて1速、2速、3速へと上がっていく事ができます。

もちろん、シフトダウンの様に3速、2速、1速と下がって行きます。またオートマチックトランスミッションの中では色んな部品が動いてます。

そこから出る不純物などもあり、これを取り除いてくれるのがATFです。

どうして交換が必要なの?

オイルは潤滑と不純物を取り除く効果がありますが、時間と車の使用頻度でオイルが劣化します。

そうすると、オイル本来の機能が発揮できずに、潤滑不足などによりミッションの部品が摩擦等で削れたり、摩擦熱で焼き付きなどと言う症状が発生したり、不純物の取り除きが甘くなりパイプなどが詰まり、ミッションの故障に繋がります。

そうならないためにも、しっかりと交換する事が必要なのです。

ATFの交換時期は?


車によって様々ですが大体4万キロに一回の交換や10万キロに交換が一般的です。

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お持ちの車の取り扱い説明書に載っているのでそれを見て交換するのが一番いいでしょう。

しかし人によっては車の乗り方が違います。

速く運転する人、たまに運転する人、そして季節によって運転する人がいます。

運転の仕方は皆違うので例えば交換距離が4万キロであればここ半年夏の暑い時期にスピードを一杯出したし車に負担かけたから、早めに交換しようと言う考えも良い事です。

交換によるデメリットもある

なんと言っても時間がかかります。

エンジンオイルとは違いATFは概ね二回交換します。

どう言う事かと言いますと、一度新品のオイルを入れた後に直ぐオイルを抜きさらに新品のオイルを入れて作業完了なんです。

これにも理由がありオートマチックトランスミッションの中は人間で例えるなら、血管です。

細いパイプの中をオイルが移動してるので不純物などで詰まれば機能しなくなります。

中々交換する機会や交換する事を知らない人もいます。

そうするとパイプの内面に不純物がたくさん付き詰まるので一度新品のオイルを入れて潤滑及び不純物の移動をしてから排出し、その後にもう一度新品のオイルを入れます。

交換費用は?

7000円から11000円ぐらいです。

二回も新品のオイルを入れるのでちょっと高いです。

もちろん安い所も探せばあるとは思いますが、一度抜いて新品のオイルを入れて終わりって事もあるので、大事にお車に乗りたいと言う方は是非、金額を抑えずに交換しましょう。

オイル交換は頻繁するものでもないし、逆に交換しなければ不具合が出て最悪ミッション交換になりますのでしっかりとしたメンテナンスを心掛けましょう。

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