車を売るときにオプション品は買取価格に影響あるの?
車を売ろうと思った際に
- オプションがあれば査定額は上がるのか?
- 社外品は取り外したほうがいいの?
などの疑問を持つ人は多いです。
結論から言うと、査定額が跳ね上がることもありますが、全く変わらない場合もあります。
一般的にどんなオプション品やパーツが査定額に反映されやすいのか、また車を売る際に外して置いた方が良いオプションはなにかなどを詳しく見ていきたいと思います。
目次
オプションの種類
オプションには、主に下記3種類があります。
- ・メーカーオプション:工場で生産する際のみに取り付け可能なオプション品
- ・ディーラーオプション:入庫後でも取り付け可能なオプション品
- ・社外オプション:カー用品店で買えるオプション品
メーカーオプションとディーラーオプションは純正オプションと言われます。
純正オプションであればプラス査定
メーカーオプションは新車購入時にしか取り付けができず、後から付けたくなっても絶対につけることができません。
ですので希少価値があり、買取時の査定にも有利に働きます。
次いでディーラーオプションも価値が高くマイナスになることはありません。
取り外していても査定してもらえる
もし、オプションを取り外している場合でも査定はしてもらえますし、プラスになることもありますので買取査定の際には用意しておきましょう。
社外オプションはパーツ買取専門店で売った方がトク!
カー用品店で買えるような社外品のパーツは査定にプラスになるどころか、だいたいのケースでマイナスになります。
ですので手間を惜しまずに取り外してパーツ買取り専門店で買い取ってもらいましょう。
いくらかの値段が付くケースがほとんどです。
社外オプションを付けるときに外したノーマル品があるなら査定時には戻しておくか、提示できるようにしておきましょう。
ノーマル品が無いと査定の時にマイナスになることが多いので取り外しても保管しておいた方が良いです。
プラスに査定されやすいもの
カーナビ(メーカー純正のもの)、サンルーフ、本革シートが代表的なものです。
また、最近では防犯意識の高まりからセキュリティ機能(イモビライザー・純正セキュリティ(アラーム)システム)などが注目されていますので査定に反映されやすいです。
これらのオプションは状態にもよりますが、プラス査定になる可能性が高いです。
古くなったカーナビやオーディオは値が付かない
DVDナビは古すぎてダメ、HDDナビでないとカーナビとして査定されないような状況で、オンダッシュタイプよりもインダッシュタイプの方が人気です。
純正オプション、社外品ともにデジタルテレビやCD、DVDなどのAV機能を一体化したスタイルはカーナビの基本形で当たり前ですよね。
高級車によくあるようなテレビにオーディオに様々な情報画面やDSPコントロール、そしてエアコンのコントロール画面などが付いた純正マルチなら買取査定価格も上がります。
オプションの価値は「ゼロ」も当たり前。期待しすぎは禁物
基本的にオプションの買取時の価値はそう高くはありません。
中古車を買う方が付いていてもいなくても”どちらでもいい”と思うような装備品には価値がありませんし査定額も変わりません。
また、新車購入時に、フルオプションにしておけば将来的に車を高く売れると考えている人が結構いますが、これもあてにはなりません。
すぐに売って買い替えるなら別ですが、何年も経って古くなったオプションにそこまでの価値はありません。