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「フェアレディZ」の値引き相場は?評価、評判をチェック!

最終更新日 2023/8/30

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400万円台で購入できる大出力2シータースポーツカー

日産フェアレディZは3.7リッターエンジンを搭載する3ナンバーサイズの2シータークーペで、一時期はロードスターも生産販売されていました。
現行モデルは2008年12月から販売を開始しており、複数回の仕様変更を受けながらモデル自体は8年ほど経過しています。

336馬力を誇るエンジンを搭載するスポーツカーながらマニュアルモード付き7速ATと6速MTの設定があることも特徴的です。
400万円台で購入できる大出力2シータースポーツカーという立ち位置もかなり独特のものとなっています。

評判、評価は?

フェアレディZの評価サイトでのユーザーによる評価の平均点はエクステリアが最も高く満点に近いレベル、ついでエンジン性能と走行性能が同点で非常に高得点で、乗り心地の評価も高いです。

インテリアの評価もよく、スポーツカーととしては非常に理想的な評価のされ方をしてるといえるでしょう。
燃費に関しての評価がかなり低いのですが、JC08モードで9.0km/lということと、336馬力のエンジンを搭載している性格から考えて致し方ない部分があります。販売台数は7速ATのほうが販売台数が多いようです。
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値引きの相場・限界は?【2023年9月最新】

フェアレディZの値引き相場はズバリ

車両本体 30万円
オプション値引き 15%

が合格目標になります。
値引き難易度:普通 向こう3か月もマイナーチェンジなどが控えていないので、ほぼ変わらずで推移するでしょう。

フェアレディZはかなりの人気車種なので、他の車と比べるとかなり値引きには慎重になっているお店が多いです。

逆に、例えば年度末などで大幅な値引きを行なっていることがあったらかなりの大チャンスと思っていいということでもありますので、安く手に入れたい場合はそういった機会を逃さないように常に周囲のお店の情報にアンテナを立てておきましょう。

ちなみにこの目標金額は、月間自家用車、情報誌グーネット、ベストカー、オートックワン、価格.com、みんカラ、管理人独自の聞き取りなどから値引き額の上位30%の平均で出しています。

もちろんグレードやオプションによっても差が出ますし、値引きが目標に届かない場合もありますので、その時は他のサービスを付けてもらうなどで頑張りましょう。

納期は?

1~3か月の納期です。

コスパで選ぶならどのグレード、オプション?

フェアレディZをコスパで選ぶのであれば無印の「フェアレディZ」の6MTまたは7AT車を候補にすると良いでしょう。
上位グレードより80万円近く安いのですが、3.7リッターの336PS馬力エンジンを搭載したクーペという基本は変わりません。

車体重量が10kg軽く、燃費が9.2kmと他グレードよりわずかに燃費がよく、18インチアルミホイールを装備している関係で最小回転半径が5.0mと他グレードの5.2mより小さくなっているというメリットもあります。

カーナビがオプションのため低価格という面もありますがナビ自体のオプション価格は38万6640円 となっており、装備した場合でも上位グレードよりは安いです。

リセールを考えて選ぶならどのグレード、オプション?

リセールを考える場合、618万5160円もの価格で専用チューンを施したエンジンやサスペンションを搭載し、外観も専用のものとなっているフェアレディZNISMOの存在は大きいのでしょう。カーナビも標準装備されており、メーカーオプションは存在しない一台です。

ただし、マニュアル車しか無い走りを追求しきったモデルであり色も4色しか選べません。

7速ATやイエローやマルーンのボディカラーが希望でリセールを考えての選択であれば高額グレードのフェアレディZ Version ST がおすすめとなります。
こちらもチューンしたサスペンションを搭載し、本革シートとカーナビとアルミホイールが標準装備となっています。

どんな人向けの車か?

旧型と比べるとホイルスペースは100ミリ短くなっているので、ボディ剛性が強化されたり足回りのセッティング等が確保されています。軽量化になってきたので、スポーツカーを乗りたいが小回りも利く実用的な車が欲しい人にオススメです。

2人乗りなので販売台数が少なく、200万円を切らないので値段が少し高めです。MT車のような運転ができるので、運転が好きな人には楽しめます。

シンクロレブコントロールがあるので、シフトチェンジの時に行うエンジン回転数を自動で行ってくれるため運転が苦手な人でも運転がしやすいです。

安全装備は?


電子制御制動力配分システムとンチロックブレーキシステムとブレーキアシストによって、万が一の事故の時にフルブレーキを無理なく可能に設定しています。

ビークルダイナミクスコントロールでドライバーの運転操作を感知して、ブレーキ圧とエンジン出力を制御してくれます。滑りやすい路面やコーナリング等で障害物を回避するために横滑りをしてしまうと、車両の安定性を向上しています。

搭載されていない機能は、万が一の事故を想定して障害物を感知して衝突から回避してくれないのでドライバーが注意しないといけないです。

収納スペースは?


ランゲージルームはスポーツカーなので、他の車種に比べると狭いです。リヤシードを倒す事も出来ないので奥行きを広げる事が出来ないです。

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運転席と助手席にはシートバックスペースがあり、棚型のシートバックスペースはバッグや小物を置くには便利です。カップホルダーが前にも後ろにもあるので、飲み物を置く場所に困らないです。

グローブボックスとリヤアクセサリーケースとインストアッパーボックスがあり、小物を入れられるスペースが充実しています。センターコンソールボックスには、フタが付いているので普段使用しない小物を入れておくと良いです。

居住性・快適性は?

コックピットがドライブするのに適している空間で、走りの気分を盛り上げてサポートしてくれます。素材の材質と特製を見極めて、レイアウトを適材適所に配置しています。パット見た時に統一感があり、質感が高い感じが分かります。

Zの高い運動性能を形で表現されていて、スイッチ一つでも形状を統一しています。

最新の技術を採用していたり、表皮でソフィレスをセンタークラスターに設置しています。シートは滑りを抑えるためにフォルトスエードを採用していて、大人のスポーツカーと呼ばれるのに相応しい仕上がりになっています。

走行性能・エンジン性能は?


ドライバーの感覚を全て中心にして考えられているパッケージで、野生の動物のように後ろ脚で蹴り上げて前向きでコントロールする楽しさがあります。軽量化とショートホイールベース化になっているので、電子制御がいらなくなっています。

リアタイヤを100ミリ前方に移動させる事により、ショートホイールスペース化を実現しています。安定性を損なう事なく、機散さを高めていっています。

ワイドトレッド化しているので、コーナリングや高速域でのスタピリティと操縦安定性を向上させています。

優れているところは

フェアレディZは400万円台で購入できる300馬力オーバーのエンジンを搭載した2シータースポーツカーという部分は国内・海外メーカー問わず追随するものがないという点で非常に貴重な一台です。

ひと目でスポーツカーと分かる低く幅広いスタイルや、スポーツカーらしいヘッドライト同士の間にグリルのないデザインなども優れている面です。

パドルシフトの7即オートマチックのマニュアルモードの変速スピードが世界トップクラスであることなど、AT車も力を入れて作られているところも優れています。
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物足りないところは

現行フェアレディZは登場してかなりの時期が経過しているため、エマージェンシーブレーキなどの予防安全装備の面ではかなり他の車と比べて劣っている印象があります。

また、エンジンを3.0リッター程度にしてさらに低価格を目指したバージョンがあってもいいかもしれません。
日産の新しいデザインのルールであるVモーショングリルや現行最新車のヘッドライトのデザインの方向性などが適用されていない部分がやや物足りなくも思いますが、フルモデルチェンジ以降にやるべきことかもしれません。

ライバル車種は?

1番のライバルはBMWZ4です。
総排気量3.0L、燃費9.1km/Lと性能の面でも比較されやすい車で、価格の点では日産フェアレディZの方が高めではありますが、パワフルさはフェアレディZの方が大幅に優っています。

他にも、ポルシェケイマン、AMGSLL55、アウディTTS、ロータスエヴォーラといった車をライバル車として挙げることができます。

どれもパワフルなスポーツカーで、例えばケイマンは排気量もZ4と比べてフェアレディZに近く、パワフルさで比較するのもありでしょう。

実燃費は?

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日産が公式に発表しているカタログデータによると、燃費は9.1km/Lとされています。
これは、総排気量3.696Lというパワフルさの割にはかなり燃費の良さを感じる数字で、あまりブレーキを踏んだりといった燃費を下げる要素のない道だと実燃費も10km/L程度出たりと公式の数字を超えることも多いようです。

また、頻繁にシフトチェンジやブレーキをかけることになる街乗りでも、6〜7km/L程度の実燃費となりますので、実燃費も高く、燃費に関してはかなり優秀と言えるでしょう。

ダサい?デザインや内装は?

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内装のデザインは、スポーツカーらしいスタイリッシュさに加えて、シックで落ち着いた、上質な雰囲気が特徴的です。
シートは本革で、色をオレンジ、グレー、黒などが標準で選べ、オプションで専用チューニングRECARO製スポーツシートを選ぶことができます。

デザインとしては、やはり赤いスポーツシートを選ぶとグッとシックさが増して格好良くなりますが、それ以外でもダサいといったことはありません。他の点でも快適なドライブを過ごせるように様々な工夫がしてあり、しっくりとくる乗り心地となっています。
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