「ウイングロード」の値引き相場は?評価、評判をチェック!
最終更新日 2017/5/5
目次
使うほどに夢中にさせてくれるワゴン
日産ウィングロードは5ナンバーサイズのワゴン車で、2005年の11月から販売され続けているロングセラー車です。
デザインは独特の窓形状などかなり特徴的です。
全長4415mm、全幅1695mm、全高1495mmというサイズで現在は前輪駆動車のみの設定となっています。
エクストロニックCVTと1.5リッターエンジンの組み合わせで17.2km/lの燃費を達成しています。
専用メッキビレットグリルやパンパーなどでスタイルにこだわった「ライダー」グレードも用意されています。
評判、評価は?
日産ウィングロードの評価は評価サイトではエンジン性能、インテリア、走行性能の順に評価が高いのですが、数値自体は同サイトでの新しい車から見た場合かなり低めな数値となっています。
販売から11年を越しており、ライバル車が2度フルモデルチェンジを果たしているなかで販売を続けていることもあり、比較的厳しい数値になっているのではと思います。
また、燃費の評価が最も低いのですが、ハイブリッド車の普及した上で、1.5リッター109馬力エンジンで17.2km/lという燃費数値はかなり低いと言わざるを得ません。
値引きの相場は?
値引き額の限界をチェックしておくことはとても大切です。 もし、知らないで買ってしまうとかなりの金額を損することにもなりかねません・・・
ウイングロードの値引きの相場は20万円から25万円程です。車体価格が149万円からと安い車体となっているので、値引き幅はやや大きいと思われます。
オプションを多く付ける方はその分オプション値引きが可能だと思いますので、オプション次第ではもう少し値引き額が上がります。
交渉の際に引き合いに出すと良いとされる車種はカローラフィールダーとされており、日産のライバルであるトヨタ車なので効果的に値引きに繋げることができます。
排気量が高い方なので、税金を考えるとできる限り購入金額は下げておきたい所です。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓

※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
納期は?
1~2か月と標準的な納期です。
コスパで選ぶならどのグレード、オプション?
ウイングロードコスパで選ぶ場合、15Sが最低価格となります。
燃費や馬力、変速機なども同じで荷室のスペースも同じというメリットが有り、インテリアはシートリフター機能などシート調節機能やインパネ周りなどの装飾が省略されます。
インテリジェントエアコンがマニュアルエアコンに変更されます。
リアシートのリクライニングは可能です。
ウィングロードは年式の長いモデルでもあり、エマージェンシーブレーキや踏み間違い防止機構などの予防安全装備は用意されていません。
新車ではこのグレードがおすすめですが、ウィングロードは10年以上作られている車で、現行モデル中古車では外見が同じであるため、さらにコスパ重視ならば中古車という線も考えられます。
リセールを考えて選ぶならどのグレード、オプション?
ウィングロードでリセールを考えた場合は最も装備が充実している15M V Limitedがおすすめとなります。
キセノンヘッドライトとなり、ヘッドライトが左右のカーブの進行方向に応じて動くアクティブAFSも搭載されます。
色は6色の設定となっており、全種類が選べるようになっています。
燃費は装備が増えた分で劣るということもありません。
インテリジェントエアコンや16インチアルミホイールが標準装備となっており、リセールが期待できるオプションはカーナビとなるでしょう。
ライダーグレードはさらに高額グレードですが、ドレスアップ趣味の車と行った趣が強い一台で、価格差以上のリセールまでは期待できないでしょう。
どんな人向けの車か?
乗りやすく運転しやすくリーズナブルなので、若者から人気があります。デザインが超高速で流れる流星をイメージしていて、スポーティーでスタイリッシュなので車が好きな人にはオススメのデザインです。
円と角をバランスよく配置しているので、飽きがこないのエクステリアになっていて免許を取りたてのドライバーが購入するのが多いです。デザインに遊び心を取り入れているが、ステーションワゴンの機能を活かしているデザインです。
ビジネスシーンでも活躍できるので、サラリーマンが運転するのにも向いています。
安全装備は?
タイヤロックを起こりにくくするためにABSと、少ない踏力で大きな制動力を発揮する事で効果を高めています。バッグミューモニターを採用しているので、駐車する時もモニターで後ろが見えてスムーズに駐車できます。
万が一の事故の時に衝突をすると、エアバッグが出てくるようになっています。歩行者と衝突をしてしまった時に、頭部への衝撃を緩和するようにボンネットやフェンダー等にエネルギー吸収性を緩和しています。
付いていない機能は、万が一の事故を想定して前方にある障害物を回避してくれないので注意して運転しないといけないです。
収納スペースは?
ランゲージルームは簡単な操作でリヤシートと助手席を倒したりできるので、テントや釣り道具等の大きな荷物や長い物でも楽に入ります。
助手席はシートバッグのスイッチを押すだけでも、倒す事ができます。ウォッシャブルラゲッジボードは、フロアが防水になっていて水と汚れはもちろん傷にも強いです。
ランゲージボードを洗えるので、汚れた荷物を乗せた後でも直ぐに次の荷物が載せられます。アンダーボックスシステムも大容量なので、沢山の荷物が入ります。後部座席にも小物が置ける、小物入れが付いています。
居住性・快適性は?
インスト上部を楕円形にラウンドさせる事で奥行きを感じれるようになっていて、左右幅も広く感じるように仕上がっています。
フルリクライニングモードにシートをアレンジする事で、足を伸ばしてゆったりと座れてくつろげます。操作はシートバッグを倒すだけなので、簡単にできます。
後部座席もリクライニングになるので、足を伸ばして座れます。後部座席は後ろまでスライドさせる事で、足元がゆったりとなるが荷室もきちんと確保されます。フロアカーペットは消臭機能が付いているので、臭いを軽減できます。
走行性能・エンジン性能は?
1.5LエンジンとエクストロニックCVTで、滑らかであるがパワフルな走りが実現出来ていて燃費が向上しています。軽量化と静粛性の両方を兼ね備えているエンジンで、前方で吸気し後方で排気するシステムで吸排気効率を高めています。
滑らかな加速を持ったCVTは、エンジンとの協調制御によってスムーズなレスポンスと力強い走りが実現しています。フリクションの低減や細部を見直しているので、燃費が向上しています。サスペンションは、シャープで快適な乗り心地を重点においたチューニングを施しています。
優れているところは
バンパーやグリルを専用のものとした「ライダー」グレードの存在は似たようなグレードは同クラスのトヨタカローラフィールダーやホンダのシャトルには存在しておらず、デザイン重視グレードで、アピール度は非常に高いといえます。
リヤシートのリクライニングが可能で、フロントシートを完全に倒したフルリクライニングモードが有るところは全体として優れている面だと思います。
販売当時としては非常にハイレベルな平成17年度自動車アセスメントの衝突安全性能総合評価で、運転席助手席ともに最高評価の6スターを獲得しているところも優れています。
物足りないところは
同クラスのトヨタのカローラフィールダーやホンダのシャトルがハイブリッドシステムを搭載していることや、シャトルのガソリン車でもウィングロードと比べて4.0km/l以上低燃費なことを考えると、燃費面ではかなり出遅れていると言わざるを得ません。
また、エマージェンシーブレーキなどの最新の車には搭載されている予防安全装備が装備されていない面もかなり物足りなく感じる部分です。
デザインも12年も経過しており、あらゆる観点からしてフルモデルチェンジをしてもいいのではと思います。
ライバル車種は?
ウイングロードのライバル車種はトヨタのカローラフィールダーであると思います。
両車共ステーションワゴンとあって車体の形は非常に似ています。排気量も同じで、1500ccと1800ccが用意されています。
馬力では80psのウイングロードに対してフィールダーは81psとなっています。
車体重量は10kgウイングロードの方が重くなっているので、走行性ではやや劣っていますが、これはあくまで数字上の問題であって実際に乗ると大差は感じません。
車体価格は、フィールダーが151万円からに対してウイングロードは149万円も少し安くなっているので、その他ではほとんど大差がないのであれば価格の安いウイングロードの方が良いでしょう。
実燃費は?
ウイングロードのカタログ燃費はガソリンで13.0km/Lから16.6km/Lとなっています。
カタログ燃費でさえあまり良い燃費とは言えないです。実燃費では大半の車がカタログ燃費よりも劣ってしまうものですが、ウイングロードの実燃費は街乗りでこそ10km/Lから12km/Lほどですが、高速道路では16km/Lから18km/L程の記録しています。
カタログ燃費からではわからないですが、実際乗ると悪くない燃費です。
排気量が1500ccと1800ccと車体の大きさからすると排気量は高めなので、燃費は落ち気味ですがストレスのない乗り心地は実現されています。
ダサい?デザインや内装は?
ウイングロードの内装は素朴なデザイン性となっています。使用性は高いですがデザイン性では安っぽさを感じてしまいます。
後席を倒すとフラット状態となるので、荷物は多く積むことができるので一般と言うよりも、商用としての方が力を発揮しそうな設計となっています。
乗り心地では振動を多く感じてしまうので、やや不快に感じてしまいがちですが、ある程度の振動はシートが吸収してくれるので気になるほどではないようです。
結論としては、ウイングロードは商用車としては内装は良いですが、一般で乗るのであれば少し物足りないかもしれません。