ekカスタムの値引き相場レポート!536台の販売データからわかった合格ラインとは
最終更新日 2023/8/30
洗練されたインテリアと軽自動車の枠を超えた安全機能、便利な装備で人気のekカスタム。
そんなekカスタムの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか”だと思います。
そこで今回は
- ・ekカスタムの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通は手に入らないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
2023年9月の値引きの相場、限界は?
ekカスタムの値引き相場はズバリ
2019年3月販売終了
「デイズルークスとの競合が効いた」
「異資本の三菱販売店を回って同士競合したら値引きが増えた」
などの口コミが上がってきています。
ライバル車と競合させる
もうekカスタムに決めてしまっている場合でも、値引きのためには他のクルマと迷っていることにするのは鉄板です。
三菱の営業マンが思わず値引きしたくなるようなライバル車はN-WGN、ムーヴなどが効果的です。
これらのライバル車の見積もりをあらかじめ取っておけば、営業マンにもより本気度が伝わります。
ekカスタム同士を競合させる
ライバル車による競合でうまくいかなかったときは、ekカスタム同士を競合させる方法も有力です。
ekカスタムは三菱店で販売されていますが、三菱店であればどこでも同士競合ができるわけではなく、経営資本の異なるディーラー同士で競わせなければいけません。
見分け方は簡単で、○○三菱自動車販売などの○○の部分が少しでも違えば実際は別会社ですので同じekカスタムでも違った値引きが出てきます。
探し方は三菱のディーラー一覧から探せます。
http://map.mitsubishi-motors.co.jp/dealer-search/listHansha.do
基本的には隣県まで足を伸ばせば間違いありませんし、隣県まで越境できない方も、三菱の新車を扱っているサブディーラー(整備工場や中古車販売店など)なら同士競合させることができますので、近くにあればぜひ行ってみましょう。
オプション値引き
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切です。
おおむね15~20%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・エクシードバイザー
・マッドガード
・プレミアムLEDウェッジバルブ
・LEDルームランプバルブ
・シフトノブ
・ドアエッジモール
・トノカバー
・ラゲッジマット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコ、印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せないです。この予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決するよ」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのコツ
値引きは粘り強く交渉することが大事です。
ekカスタムの場合、最初は10万円程度の値引きを提示されることが多く、それ以上を求めないと、できる値引きもしてくれないので結果的に損をすることになります。
ギリギリまで粘って交渉するようにしましょう。
値引きの他にも
- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパックのサービス
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
などは特に契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですからお願いするのを忘れないようにしましょう。
セール・決算狙い
ekカスタムは、期末セールや在庫一掃的なセールを狙うことで値引きを狙うの方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月~3月)
■ボーナス時期の6月
■ボーナス&年末商戦期の12月
タイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓

※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
納期は?
1~2か月と標準的な納期です。
軽とは思えない装備や質感
ekカスタムは5ドアのトールワゴンスタイルの軽自動車でスズキのワゴンRスティングレーやダイハツムーヴカスタムと同じ立ち位置にある車です。
最新のマイナーチェンジで三菱のデザインテーマであるダイナミックシールドデザインが導入され、より精悍な顔つきとなりました。
エンジンは49馬力のNAエンジンと64馬力のインタークーラーターボの二種類が設定されており、前輪駆動車と四輪駆動車が設定されています。
変速機はインパネシフトのCVTとなっており、燃費の最も良いグレードは25.8km/lの燃費を達成しています。
評判、評価は高め
ekカスタムに対する評価はエクステリア、インテリア、燃費に対する評価が5点満点中4.5点を超える高評価となっており、4点台を切っているのは走行性能のみとで、平均点は5点満点中4.5点とかなり高い評価を受けています。
同サイトではekワゴンよりも(5点満点中3.25点)格段に評価が高く、ekワゴンよりも多くの評価から平均点が報告されています。
中古車系の評価サイトでは満足度に対する評価が最も高く、インテリアが次に高評価で、価格と走行性能が次いでいる得点で、平均点自体は5点満点で3.8点程度となっています。
コスパで選ぶならMグレード
予防安全装備を装備せず、コスパを徹底重視して考えた場合はMグレードを選べばよいでしょう。
価格は安いグレードですが室内空間の広さや燃費に関しては上位グレードと同じです。
内装の本革巻ステアリングの省略やスピーカーの数の削減で低価格化を実現していますがシート周りやエアコンなどが上位グレードと同じという利点があります。
横滑り防止装置のアクティブスタビリティコントロールも装備されませんが、これに関しては最上級グレードにしか装備されません。
予防安全装備が欲しいという場合にはG【Safety Package】が最も安いグレードとなります。
装備はMグレードよりやや優位ですが、ターボエンジンの最上級車T【Safety Package】との価格差が9万円を切っているのが難しいところです。
リセールを考えて選ぶならG【Safety Package】、T【Safety Package】
ekカスタムでリセールが期待できるのは予防安全装備が搭載され、ターボエンジンが非搭載の一般的グレードG【Safety Package】もしくは、予防安全装備も搭載されターボエンジン搭載の高出力グレードT【Safety Package】となります。
マルチアラウンドモニターが装備されているところも安全面やリセール面でプラスに作用するでしょう。
アルミホイールが標準装備となっているため、オプションでアルミホイールを選ぶのはリセールの面ではあまり有利ではないでしょう。
リセールの期待できるオプションはカーナビが挙げられますが、純正で20万円を切ったものが最高級品となるようです。
どんな人向けの車か?
三菱ekカスタムは背の高い軽ワゴン車で、4人乗車が可能です。
軽自動車ということもあり圧倒的に広いというわけではありませんが、一人暮らしから四人家族程度の方に向けて作られた車です。
スタイルは軽自動車としてはシャープになっているため、若い男性にも向いているでしょう。
二輪駆動との切り替えのないフルタイム4WD車は雪国での使用や、悪路走行時などに有利となります。
スライドドア搭載ではないため、送迎には不向きかもしれません。
低価格の軽自動車ながら予防安全装備が搭載されているため、免許を取り立ての方にもおすすめな部分があります。
軽なのに安全装備は充実
ライト周りの装備では自動でライト光量を調整するオートマチックハイビーム、急ブレーキをかけた時に自動でハザードランプが点灯するエマージェンシーストップシグナルシステムが搭載されています。
予防安全装備は低車速域衝突被害軽減ブレーキシステムと誤発進抑制機能が装備可能となっています。
車体制御装備には横滑り防止機構のアクティブスタビリティコントロール、EBD付きABSが装備されます。
頭部衝撃緩和インテリアやSRSエアバッグ、衝突安全構造を持つ歩行者衝突被害軽減ボディを採用しています。
収納スペースは若干少なめ
リヤシートを前方にスライドさせて荷室を広めに使ったり、片側のみ、または両側ともを格納して荷物を積むことが可能です。
リヤシートはワンタッチフォールディングと呼ばれる機能で折りたたみと格納がしやすくなっています。
ポケットやカップホルダーは各シートに使えるように装備されています。
フックも装備されていて荷物を引っ掛けることができます。
高さ方向に余裕のある荷室ですが、軽自動車だけに奥行方向はさすがに普通車には劣る印象です。
ルーフレールはオプション設定されていません。
居住性・快適性は?
IRカット/UVカットガラスをフロントに装備しており、強い日差しでもハンドルなどが熱くなりすぎず、紫外線も防げるため快適な運転ができます。
バードアイビュー機能付マルチアラウンドモニターが搭載でき、車庫入れなどの快適性が高められています。
フロントシートはインパネシフトになっている関係でシート自体のサイズが大きくアームレストがついています。
リアシートはスライドとリクライニングが可能となっています。
ライトの消し忘れやドアミラーの展開などを自動で行う装備があり、快適性が高められています。
走行性能・エンジン性能は?
インタークーラーターボチャージャー付き64馬力エンジンはスポーティな走りが売り物となっており、変速機は変速ショックがなくスムーズに変速する副変速機付き無段変速機を採用し、なめらかな加速を実現しています。
燃費はターボ車は23.2km/lとなっており、NAエンジン車は25.8km/lです。
アイドリングストップシステムが装備され低燃費走行が容易です。
クルーズコントローも装備可能で、高速道路運転時などドライバーの負担を軽減できます。
タコメーターが装備されているので走行性能を把握しやすくなっているのも利点です。
優れているところは
予防安全装備として低車速域衝突被害軽減ブレーキシステムや誤発進抑制機能などが装備され、横滑り防止機構のアクティブスタビリティコントロール、頭部衝撃緩和インテリアなど安全面が優秀と言えます。
ルームミラーの一部をモニターとして使って駐車時などに車体の向きや位置などを確認できるマルチアラウンドモニターがオプションで搭載できるところも優れている部分です。
物足りないところは
日産デイズハイウェイスターと兄弟車であることもあり、三菱の軽自動車だという強烈な個性はないのですが、どのメーカーも出しているタイプの軽ワゴンでもあり、この部分は割り切って考えたほうがいいかもしれません。
色はガンメタリック系やメタリックオレンジ系、紫がかったブラックなどもキャラクターに合っているのではと思いますがどれも設定されていないのが惜しいところです。
エアロパーツやメッキパーツを装備してデザイン的に迫力を増したグレードが設定されてもいいかもしれません。
実燃費は?
自然吸気エンジン車の実燃費
- 高速道路中心の燃費:20~24km/L
- 郊外・幹線道路の燃費:15~19km/L
- 渋滞のある市街地の燃費:14~18km/L
ターボエンジン車の実燃費
- 高速道路中心の燃費:17~21km/L
- 郊外・幹線道路の燃費:14~18km/L
- 渋滞のある市街地の燃費:10~14km/L
他車と比べてそれほど違いがあるわけではないですが、改ざんをして燃費公表したことは問題です。
会社としての信用が失われれば、燃費だけでなく他の部分も何も信用できなくなり購入する意思は当然失われるでしょう。
会社としての信用が一番の財産であり、一時のごまかしでは企業が伸びることはないです。
ダサい?デザインや内装は?
外観、内装は全体的にかっこいいと思います。内装は高級感もあり下手なリッターカーよりよいと思います。
シートがブラックでほこりなどが目立つことが気になる点です。視界もよくみえますし、後部座席も足を組めるほど広いです。オーディオの位置が少し高めで音質もよく聞こえると思います。
あとは軽自動車は、内装をカスタムする方が多いですし、いろいろ手を加えていくことで自分の車感が出てくると思います。
もともとシンプルな内装がおおいですから。他の競合車と比べてもそん色なく、良い車だと思います。