ワイパーのビビリ音、劣化の原因と自分でもできる交換方法など
ワイパーって普段あまり気にすることは少ないですが、意外と壊れやすいんです。
除雪のときに壊してしまったりすることもあります。
ワイパーが動かないと雨の日は困りますよね。
今回はそんなワイパーの故障原因やビビリ音、修理方法についてみていきたいと思います。
ワイパーのビビリ音の原因とは
ワイパーのビビリ音は、窓の湿り気が少ない状態で動かすとワイパーが不自然な動きとともにガガガっと異音が鳴る音のことです。ビビリ音の原因は基本的にワイパーかアーム、フロントガラスが原因と考えられます。
ワイパーが原因の場合はワイパーゴムの劣化か、ワイパーのアーム部分が曲がるなどしてゴムが当たる角度が変わっている場合が考えられます。アームが原因の場合は何らかの理由で湾曲したのか、新品のアームに交換した際に圧力が強すぎるのか角度が変わっていた、または経年劣化が考えられます。
フロントガラスが原因の場合はガラスコート剤の厚みにムラがあり表面がでこぼこしていたりするとビビリ音がすることがあります。
ワイパーのビビリ音の対策
ワイパーの劣化が原因の場合はゴムの劣化は交換することでないます。ワイパーのゴムが劣化は定期的にチェックすることでビビリ音の対策をしましょう。
ワイパーのアーム部分が曲がるなど、アームが湾曲した原因の場合は、自分自身で角度を調整しなおすこともできますが、微妙な角度調整が難しいです。
なのでディーラーや修理工場などに頼んだ方がいいです。
フロントガラスのガラスコート剤のムラが原因の場合は、ガラスコート剤を落としてムラの無いように塗り直すか、油膜を洗剤で落とすなどの対処する方法があります。
ワイパーは自分で交換できるの?
ワイパーは簡単に交換できます。交換する目安はビビり音がしたとき以外にすじ状の線が残ったり、拭きむらができたり、水が滲んだり、ゴム部分が摩耗していたりガタガタとゆるんでいたりした時が交換の目安です。
交換方法は
①タームを立てる
②ワイパーブレードを外す ゴムだけを交換する際でも外した方が作業しやすいので外してからしましょう。
③古いワイパーゴムをとる
④新しいワイパーゴムを取り付ける 取り付ける方向があるので気をつけましょう。
⑤金具のツメをロック穴にはめ込む しっかり取り付けておかないとあとではすれたり危険があるので気をつけましょう
⑥ワイパーブレードをアームに取り付ける
これで終わりですが一度動かしてみて正常に動作するか確認しましょう。車種によって取り付け方が違うので事前に説明書を読んでおくことをオススメします。
ワイパーのゴムはどれくらいでダメになる?
ワイパーゴムの交換時期の目安は一般的に1年とされています。環境によっては半年も持たないこともあるそうです。
ゴムはまったく使わなかったとしても、経年劣化といって時間とともに劣化してしまいます。さらに、紫外線、雨、雪、気温の変化によって劣化が早まります。
少しでもワイパーゴムの寿命を延ばすには定期的にスポンジとタオルで汚れ除去することです。それと乾いた状態でワイパーを動かさないこと、動かしてしますとホコリやチリなどでゴムが傷んでしますからです。
ゴムの劣化防止スプレーなどをゴムの部分に塗るのも良いでしょう。