レンタルキャンピングカーにはどんなものがある?使い方から費用まで解説
目次
レンタルキャンピングカーとは
普通乗用車と違って車中泊ができるのがキャンピングカーです。
冷蔵庫やレンジなどの設備が使えるので、移動できる簡易的な家といったイメージで使用することが可能です。
キャンピングカーの種類によってはトイレが完備されているモデルもあり、活用方法は旅行、キャンプ、災害避難などと多岐にわたります。
キャンピングカーそのものを所有すればそれなりの維持費がかかるという問題も当然出て来ますが、とりあえず1回だけ使って見たい&夏休みに2泊3日で旅行に行きたいという方におすすめなのがレンタルキャンピングカーになります。
キャンピングカーは自分で買うのとレンタルとどちらが良い?
キャンピングカーを利用するには、自分で買うのとレンタルするのとの2つの方法がありますが、それぞれにメリットがあります。
まず自費で購入する場合、好きな時に好きなだけ利用できるというメリットがあります。
ホテルや旅館を予約する必要なしにふらっと旅行に出かけたりできるのは大きな強みといえるでしょう。
また目的に合わせて自由にカスタマイズすることができるのも所有する際の大きな利点の1つです。
一方レンタルの場合、初期費用なしでそのときの目的に応じたタイプを選べるというメリットがあります。
そしていきなりキャンピングカーを買うのは不安という方が試乗目的として利用することも多いようです。
費用の相場は?
キャンピングカーを自費で購入する場合はそれなりの資金が必要になります。
もちろんそのグレードによって値段はピンキリになりますが、最低でも400万円は必要です。
ある程度資金に余裕がないと所有できない贅沢品と言えるでしょう。
加えて維持費もそれなりにかかってしまうという現状もあります。
レンタルの長所はそのような初期投資なしで使えるという点で、この場合の費用は安いもので1泊2万弱程度となっています。
ホテルや旅館の料金と比べても決して安いものではありませんが、それを補って余りあるメリットがあるのがキャンピングカーですので、そのあたりを考慮に入れて考えるようにしてください。
どんな使い方ができるの?
キャンピングカーはありとあらゆる用途に利用できます。
レジャー、キャンプ、旅行、車中泊はもちろんのこと、普段使いの車としても使用できるのが特徴です。
ディズニーランドなどのテーマパークや日本各地で開催されている音楽フェスティバルなどへ行くときも宿泊施設を考えなくていいのでキャンピングカーが1台あれば選択肢が大きく広がるでしょう。
またペットを連れて行くことも可能ですが、レンタルの場合はお店によってルールが変わりますので、ペットを乗せたい場合は事前にお店に確認してください。
最近はペットを乗せることができる車両も増えているようです。
キャブコン
キャンピングカーにはいくつかの種類があります。
大きいものから軽自動車をベースにしたものまで様々ですが、ここではいくつかに分類してご紹介します。
キャブコンはトヨタカムロード、いすゞビーカムなど、トラックのシャーシ部分に居住空間を架装したタイプのことを言います。
後述するバンコンと比べると広さと装備を充実させやすいという特徴があります。
バンコンはトヨタハイエース、ニッサンNV350キャラバンなどのミニバンをベースに内部をキャンピング用に架装したタイプのことを言います。
元の車両をそのまま使用できるので低コストで製作できるのが売りです。
バンコン
軽キャンパー
軽キャンパーは軽キャンピングカーとも呼ばれる、軽自動車をカスタマイズしたキャンピングカーのことを言います。
小回りが利いてどこにでも行くことができる気軽さと、80万円から買うことができるお手頃価格が人気の理由です。
また維持費が安く、外装からキャンピングカーと認識されることがないという点も魅力の1つとなっています。
バスコンは日産シビリアン、トヨタコースターなど、マイクロバスをベースに内部を改装したモデルのことを指します。
元はマイクロバスなので広くて、快適な乗り心地が実現可能となります。
バスコン
車中泊車
車中泊車とはキャンピングカーではない普通車をベースに居住空間を実装したタイプのものを指します。
居住空間となる荷室のスペースが十分あることと、後部座席がフラットに倒れることという2つの条件をクリアすると車中泊が可能な車となります。
トレーラーとはトラベルトレーラーとも呼ばれ、自走できないキャンピングカーのことを言います。
一般的には乗用車やRV車に牽引される形となります。
目的地に着いてからトレーラーだけを切り離すことができるというメリットがあります。
当然ですがトレーラー重量が750kgを超える場合はけん引免許が必要です。