ラビットの評判と口コミ
車の買取業者といえば、色々な会社がありますが、ここでは株式会社ラビット・カーネットワーク、通称ラビットについて調べてみました。あまり知られていないのですが、全国の買取台数は、最大手のガリバーに次ぐ第2位なのだそうです。そしてホームページの会社概要を見ればわかるのですが、主要株主が中古車オークションの運営会社の最大手である株式会社ユー・エス・エスです。つまり「USS」が運営しているということですね。
その業界最大手のオークション会場運営会社USSは、昭和55年の10月29日に設立され、北は北海道から南は九州会場まで全国17か所のオークション会場を運営しており、現車オークション参加会員は46850社、衛星TVオークション会員は3101社 、またインターネット会員も29512社と、全国のほとんどの中古車販売業者がUSSに加入している状況です。そのUSSが、さらに自社への出品台数を増やそうと作ったのが、中古自動車買取部門「ラビット」です。
ほとんどのラビットはフランチャイズ店
ラビットは全国におよそ170店舗ありますが、そのほとんどはフランチャイズ店ということです。ホームページを見る限り、直営店はわずか23店舗と少ないですね。それでも残りの147店は、フランチャイズ契約を結んでも、ラビットのお店を経営しているわけですから、何かしらのうまみがあるというわけです。そのうまみとしては、USSのオークション会場に出品する際の出品手数料の減免や、過去のオークションの取引データが提供されるなど様々な恩恵があるようです。ラビットは、一時期は現在の3倍近くまで店舗数を増やしていたようですが、組織の方針との食い違いなどもあり、現在の数に収まっているといいます。平成30年までに200店舗まで拡大する事業計画もあるようです。
高価買取キャンペーン
車のディーラーにしても、買取店や電気屋さんにしても、年中何かしらのイベントやキャンペーンを行っている印象ですが、ラビットも年に数回キャンペーンを行っています。元々車の動きの少ない4月5月12月を除いた月の、1~3月、6~8月、9~11月といった3か月単位のようです。内容としては高価買取期間だったり、ご成約や査定によるプレゼントの抽選キャンペーンをしたりというのが主な内容です。その時々でご成約の場合は、車内用のテレビや高級自転車、カタログギフトなどが当たり、査定だけの場合はクオカードなどが当たるチャンスがあります。
ラビットといえば、石塚店長(ホンジャマカの石塚英彦さん)がラビットマンのイメージキャラクターを務め、ユーモア溢れるTVコマーシャルに出演されているので、知らない人はいないと思います。彼の好感度がそのままラビットのイメージを好印象にしているようです。
ラビットのCMはこちら ↓↓↓
表向きの印象に関しては、ラビットはかなり好印象だと思います。宣伝やキャンペーンに力を入れているからでしょう。では実際の店舗の対応はどうなのでしょうか? 本当に高価買取をしてくれるのでしょうか? フランチャイズということで、店舗の社員教育など行き届いているのか、不安もあります。そこでラビットの評判について調べてみました。
インターネットで検索をかけるとすぐに車の買取業者の口コミに辿り着くと思います。多くの買取業者があり、そのほとんどが良いことも書いてあれば、悪いことも書いてあります。ガリバーに関しては、業界最大手だけあり、他とは違う濃い噂もありますが、普通の会社であれば、どこも似たりよったりです。
ラビットが一番高かったという口コミも多かったですが、車の場合は、時期や車種自体で査定価格が大きく変わってしまうものです。担当者の頑張りによっても、大きく売値が変わることもあるでしょう。最低限売り手として、足元を見られた安い金額で買い叩かれないように、複数の買取業者や一括査定サイトに査定を依頼するのが良いと思います。
ラビットが高価買取の理由とは?
ラビットの高価買取を支えているのは、その母体が業界最大手のオークションを運営しているUSSということです。そのオートオークション会場で、ラビットで買取して仕入れられた車は、手数料や中間マージンなどなく直接出品されますので、買取時点で、他の買取業者より高く仕入れても、損はしないようです。だからこそ、他より高いのです。
ただし、他の買取業者も、そのまま自社で車を販売したりしていますので、一概に全てが高いとは言い切れません。それでも、新車のカーディーラーなどよりも、下取り金額は高くなることがほとんどですので、少しでも得をされたいのであれば、買取業者にも車の査定をしてもらったほうが良いと思います。
何度も言いますが、ラビットは業界最大手のオートオークションを運営するUSSのグループ会社で、中古車買取業界では、1位のガリバーに次ぐ第2位のシェアを持っています。
ただし、オリコンでの信頼度に関しては、業界2位という割に、あまり高くありません。一般のユーザーには、その母体がUSSという業界最大の中古車オークション会場を運営していたり、そもそも業界2位だったりということは、あまり認知されていないようです。逆にこれらが知れ渡り、買取数が増え、更にシェアが増えると、更に買取価格が高くなるかもしれません。