S660の値引き相場レポート!限界は?
200万円台で買える異例だらけのホンダのスポーツカーで、走り好き達を虜にしています。
そんなS660の購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか”だと思います。
そこで今回は
- ・S660の値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
実は管理人の友達がホンダの営業マンをしているのです。
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2019年12月最新】
車両本体 5万円
オプションを含む値引き8万円
が合格目標になります。
「異資本のホンダカーズ店で同士競合したら上手くいった」
「ロードスターの名前を出すと反応が良かった」
などの口コミが上がってきています。
ライバル車種と競合させる
ライバル車種を出して競合させたほうが、S660一本にしぼって交渉するよりも値引きが出やすくなります。
ホンダの営業マンが値引きで対抗したくなるライバル車はロードスター、コペンがあげられます。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り、値引きを引き出しましょう。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
S660同士を競合させる
さらにS660同士を競合させることも効果的です。
S660はホンダ店で扱われていて、ホンダカーズ○○の○○部分が少しでも違うところが別会社で別資本ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかのホンダ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
ホンダはよくキャンペーンなどでオプションサービスなど行っていますが、そこで満足する事なく交渉を行って実質的な高額値引きに繋げましょう。
S660はオプション値引きも可能で、おおむね20~25%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・デカール
・パーキングシェード(車名ロゴ付)
・ドリンクホルダー
・オートデイナイトミラー
・コーナーセンサー
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのコツ
値引きは粘り強く交渉することが大事です。
S660の場合、最初は3万円程度の値引きを提示されることが多く、それ以上を求めないと、できる値引きもしてくれないので結果的に損をすることになります。
ギリギリまで粘って交渉するようにしましょう。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
下取り車は値引きに有利なのか?
“下取り車があったほうが値引きが大きくなる”
と思いがちですが、これは大いなる錯覚です。
ディーラーは、値引きと下取りの上乗せを合算して、多く値引きしたように見せかける
のが常套手段です。
「下取り車は無し」で商談を進めて、愛車の最大買取価格はネットの一括査定で把握しておきましょう。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
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納期は?
基本的に1ヵ月~2ヵ月の納期ですが、タイプによっては3~4か月の納期を覚悟しなければいけません。
心揺さぶる走りがある
S660は1990年台に販売されていたビートと言う軽自動車の流れをくむ、リアミッドシップエンジンレイアウトの後輪駆動のツーシーターオープンカーです。
屋根は巻取り式の幌を取り付ける方式を採用しています。
エンジンは660ccの高回転型DOHCターボで64馬力を発生し、変速機は6速マニュアルとパドルシフト付き無段変速機があります。
旋回性能を高めるアジャイルハンドリングアシストという制御システムも標準装備されています。
燃費は無段変速機で24.2km/lを記録しています。
評判、評価は?
評価サイトでのS660の評価はエクステリア、走行性能、燃費の順に高くなっており、軽自動車のミッドシップツーシーターオープンというキャラクターの目的は十分に果たしているといえるでしょう。
反面価格の評価はやや低めですが特殊な車ということもあり仕方がないことかもしれません。
ホンダの公式サイトのユーザーの声では装備やカラーが充実しているαグレードのユーザーの投稿が大半を占めており、30代から50代の投稿が多く、エクステリアデザインの評価や走行性能が高く評価されているようです。
コスパで選ぶならβグレードのCVT
コスパを重視して選ぶならβグレードのCVTになります。6MTとCVTの価格は同じですが、CVTの方が燃費も良く6MTモデルよりも速いです。
MT車はシフトダウンの際にエンジンが余計に回るのでミッションオイルの減りも早くなり、コストがCVT車と比べて高くなります。
ミッションオイル交換のコストを考えてもCVTが良いでしょう。アイドリングストップ機能もCVT車にしか搭載されていないので、燃費に差が出ます。
ヘッドライトも標準でLEDが採用され、ハイグリップタイヤも標準装備なのでβグレードで十分です。
コスパ重視であればオプションはマットとバイザーのみでも良いでしょう。純正のオーディオでもipodやUSBから音楽を鳴らすことができます。
リセールを考えて選ぶならαグレードの6MT
リセールを考えるならばαグレードの6MTになります。この手の車は速さよりも楽しさを求めて買う人が多いので、CVTと価格が同じでも6MTの方が高く売れます。
660台限定の特別仕様車RAモデルは中古市場で300万以上の値がついているので、特別仕様車がラインナップされている時はそちらを選ぶとリセールはさらに高くなります。
オプションでは無限のエアロとマフラー、モデューロのサスペンションキット、純正オプションのアクティブスポイラーの評価が高く、こちらの装備がついていれば値段があがります。リセールと言う点であれば社外品はオススメしません。
オーディオはバックカメラ付きのセンターディスプレイを選んでおきましょう。
どんな人向けの車か?
本当の独身若年層向け、もしくは、子供が独立した子育て世代卒業熟年層だが、車の乗り心地の観点から見ると、開発に関わった年代層が26歳がプロジェクトリーダーである関係で、自分が乗りたいものを作るという、自分目線で開発した関係上、ピンポイントで独身若年層がターゲットになってるのは明らかです。
この車は、一人で乗って楽しむのが基本コンセプトで出来ていることから、乗り心地は犠牲にしても、運転の楽しさを追及しているので、買い物などに行こうものであれば、買い物の積載場所に困るくらい、収納力を全くといって考えて無い設計です。
安全装備は?
標準装備としては、今や当たり前になりつつあるVSA(ABS+TCS+横すべり制御)と万が一の衝突時に頭を護る運転席用i-SRSエアバックシステム&助手席用i-SRSエアバッグシステム、i-サイドエアバックを搭載し、エアバックシステムに関しては進化型の連続容量変化タイプを採用して居る上に、高い衝撃吸収性能を持つ衝突安全設計ボディのG-CON(G-FORCE CONTROL TECHNOLOGY)を搭載し、乗員保護に配慮しています。
その他、急ブレーキに因る後続車の追突を防止するため後続車への急ブレーキを告知するエマージェンシーストップシグナルや、登り坂で停止して再度走り出す際、アイドリングストップ機能に因るエンジンスタートのタイムラグに発生する車両の後退を抑止するヒルスタートアシスト機能を搭載しています。
その他、オプションの安全装備としては、事故回避支援システムことシティブレーキアクティブシステムが、メーカーオプションを選択することで、装備することができます。
収納スペースは?
現車を一度ご覧頂くと分かるように、この車は乗って楽しい車をコンセプトに主眼を置いて開発された関係上、残念ながら収納スペースは全くと言っていいほどありません。
強いて言うなれば、ルーフ(ロールトップ)を外した時にルーフを収納できるスペースをフロントボンネットにあるくらいで、あとは、車室内の車検証を入れるグローブボックス、フロントコンソールトレイ、ドリンクホルダー、シートバックポケット程度しかありません。
コンソールポケット、リアコンソールトレイも収納力とメーカーは、言ってるようですが、近場の旅行に2人で荷物を持っていくという、当たり前のことができませんので、荷物は宅配便を使って受け渡しと言ったストレスが発生するのは、どうやっても避けられない宿命です。
居住性・快適性は?
はっきり言いますと、この車に関しては、居住性、快適性を求めてはいけません。
サスセッティングはスポーティな味付けなので、路面の突き上げ等ダイレクトに伝わってくるので、お世辞にも乗り心地は良くなく、シートに関しても硬めにできているので、人によっては不快に感じることもあります。
しかしながら、横Gを加えて走りを楽しむ人には、スポーツシートのホールド感は、居心地のいい場所になると思います。
また、エアコンに関しては、オープンカー独特のモードを特別に設け、オープンエアでも快適な空間を作り出せるようにしてあります。
走行性能・エンジン性能は?
ブレーキを制御して、コーナーに入る際や、コーナリング中のライントレース性をより高める為、アジャイルハンドリングアシストを軽初採用した関係と、それに合わせて、4輪独立懸架サスペンションも軽量、高剛性を追求しました。
結果として、車両のコーナリングの操縦安定性が向上し、走行性能の要となるエンジンは、低重心、低慣性のミッドシップエンジン・リアドライブという、スポーツ車の代名詞とも言うシャーシレイアウトを採用し、そのエンジンルームに660CCDOHC+専用設計ターボチャージャーという、運動性能に優れた組み合わせを格納しています。
優れているところは
S660の優れているところは軽自動車のサイズでエンジンを後席の後ろに搭載したミッドシップレイアウトを採用していることで、ホンダではこのエンジンレイアウトはNSXが最も近くなっています。
海外で一切販売されていないスポーツカーという非常に珍しい立ち位置なことも優れている部分です。
また、セカンドカーとして使うにも燃費の面でかなり優れており、一般の軽自動車と遜色のない燃費を誇っています。
6速マニュアルを装備した軽自動車はこのS660だけとなっており、軽スポーツとしてのアドバンテージとなっています。
物足りないところは
オープンカーであることが売りの車なので本末転倒な面もあるのですが、メタルトップが装備できてもいいのかなとも思います。
荷室がほとんどないというところが物足りないともいえますが、車のサイズとキャラクターを考えれば仕方がないことかもしれません。
また、かつてのホンダのオープンスポーツカーS2000などにあったインテリアと外観のカラーリングの組み合わせを自由に選べるプランなどがあってもいいかもしれません。
色が6色しかないのもやや物足りない面ですが、今後増えていくかもしれません。
コペンとの比較
S660とライバルとなる車は、現在発売されている軽自動車のスポーツタイプのカテゴリであげると、ダイハツコペンのみです。
ただコペンとは開発コンセプトが違うので、速さではS660に軍配が上がると言えます。
オープンカーの中で排気量を少し上げると、マツダロードスターなどもライバル車と言えます。
昔のオープンスポーツの軽自動車でライバル車と挙げるなら、同じホンダではビート、スズキではカプチーノもライバル車といえますが、最新の装備とハイグリップタイヤを履いたS660の方が快適性能、速さ共に一枚上手でしょう。
実燃費は?
S660のカタログ燃費はリッターあたりATだと24.2、MTだと21.2です。
実際の燃費もカタログ数値に近く、AT車は街乗りで20近い数字で走ることができます。
もちろんMT車でも低燃費ですが、空ぶかしやシフトダウンの際にヒールトゥなどの操作をすると燃費は悪くなってしまいます。
燃費の良さではCVTの出来が良いのでAT車の方が良いと言えますが、MT車でも17前後の低燃費で走ることができます。
スポーツ走行時は燃費が10以下になってしまいますが、排気量の大きいスポーツカーなどに比べると遥かに低燃費であると言えます。
ダサい?デザインや内装は?
実際に見ると小さいと思わせるデザインですが、ダサくはありません。
むしろエンジンがリアに収まっているので、後ろからの眺めは高級スポーツ車とも言えるほどです。
小さなNSXと言われる外観にも納得です。
横からの眺めもスポーツカーそのもので、薄型のドアミラーも相まって速そうな車、楽しそうな車だと予感させてくれます。
内装はホンダのスポーツ車らしく、シンプルにまとまっています。
CR-Zの内装とよく似ていますが、ドアやメーターの中にカーボン調が施されていたりと、よりスポーツカーらしいといえます。