バンパーは消耗品?修理代金の目安と自分での修理方法
バンパーの役割
車の前部と後部には、必ずバンパーが取りつけられていますが、その役割は車が他の車や障害物、人等に衝突した際に、車体や乗車している人、衝突した相手に与える損傷を小さくする為の物です。
私達は一般的には乗用車のバンパーをイメージしますが、乗用車やバス等は前後のバンパーを重要視しますが、トラック等の場合には両側面のサイドバンパーと後部バンパーが重要視されています。
サイドバンパーはトラックの左折右折時の歩行者等の巻き込み防止、後部バンパーは後続の自働車の追突時の保護等を目的としています。更に現在のバンパーは万が一の衝突時等にわざと壊れやすく設計されており、衝突の衝撃を分散させる構造にして有ります。
日本国内と海外におけるバンパーの扱いの違い
車に装備されているバンパーは日本と海外ではその付いている事への意味合いや、考え方に違いが有ります。
日本の場合、バンパーに対する考え方は車の車体の一部であり、デザインです。
そのため、他の車と擦ったりキズが付いた場合には、その当事者間で問題になる事もあり、車両保険適応の対象となっています。
一方欧米などのバンパーに対する考え方は、元来キズが付く物、ぶつける物と言う考え方が浸透しており、他の車とバンパーがぶつかったり、キズが付いても余り大きな問題にする事は有りません。
バンパーの修理代金の目安は?
もしもバンパーにキズが付いてしまった場合の修理費用はどのくらい掛かる物でしょう。
バンパーの修理を行うには、車の修理工場又は車のディーラーで行う事が多いと思いますが、基本的にバンパーのキズの修理は車の修理工場で行う方が安く上がります。
修理工場での費用ですが、フロントバンパーの場合、2cmから3cm程度の軽いキズで有れば板金塗装修理で3万円から5万円、キズが大きくなると5万円から8万円程かかります。
リヤバンパーの場合にはフロントバンパーより若干高めになり、軽い傷で5万円から7万円、大きめのキズで8万円から10万円程になります。
ディーラーでバンパーの修理を行う場合には基本的に部品交換を行いますので、修理工場より1万円から3万円程更に高くなります。
バンパー修理は自分でもできる?やり方は
バンパーにキズがついてしまった場合、修理工場で修理を行う事を考えると思いますが、ご自身で修理をする事もできます。
もしも軽微なキズでれば、安くしかも手間も掛けずにできますので、トライしてみては如何でしょう。
こちらの動画では比較的深いキズも直しています。参考にしてくださいね。
軽微なキズが付いた場合、タッチペンやスプレーで修理をする事もできます。
今ではホームセンター等の自働車用パーツコーナー等で各自動車メーカーの車の色のタッチペンやスプレーが販売されていますので、是非ご覧になって下さい。
また、キズが少し深い物で有る場合は、パテ等を使いキズを埋めサンドペーパーで綺麗に磨いてから、スプレー等を吹き付ければ、綺麗に仕上げる事ができます。