プレミオ/アリオンの値引き相場レポート!193件の実販売データから合格ラインを算出
最終更新日 2023/8/30
プレミオ/アリオンの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・プレミオ/アリオンの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2023年9月最新】
プレミオ/アリオンの値引き相場はズバリ
現在は新車の販売は停止されました。
トヨタ店の方が競合に意欲的なのでプレミオを買う場合でも兄弟車競合を狙いましょう。
「トヨタ店とトヨペット店でプレミオアリオンの兄弟車競合をすると値引きが増えた」
「車両本体からの値引きはほどほどだったけど用品値引きを多めにしてもらった」
などの口コミが上がってきています。

ライバル車種と競合させる
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのにはシルフィ、グレイス、インプレッサが効果的です。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
プレミオ/アリオン同士と兄弟車を競合させる
プレミオ同士、アリオン同士を競合させることや、兄弟車で競合させることも効果的です。
プレミオはトヨペット店、アリオンはトヨタ店が元々の専売です。
この2店はかなり意識し合っているために兄弟車競合が一番有力です。
さらに同じプレミオ/アリオン同士を競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
見分け方は簡単で、ディーラーの名前を見て少しでも違っていれば別資本です。
その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
※東京の販売店はトヨタモビリティ東京にほぼ統合されてしまったので、都内ではトヨタの同士競合ができません。都内在住の方はお近くの県まで足を伸ばす作戦にしましょう。隣県まで越境できない方は、トヨタの新車を扱っているサブディーラー(中古車販売店、整備工場など)も同士競合させることができますので、近くにあればぜひ行ってみましょう。
オプション値引き
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切です。
プレミオ/アリオンの場合はおおむね25~30%程度を目標に交渉するようにしましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・サイドバイザー
・メッキドアミラーカバー
・レインクリアリングブルーミラー
・インテリアイルミネーション
・フロアマット
・ラゲージソフトトレイ
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコや印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せないです。この予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいいです」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
セール・決算狙い
期末セールや在庫一掃的なセールを狙うことで値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月~3月)
■ボーナス時期の6月
■ボーナス&年末商戦期の12月
タイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
納期は標準的
1~2か月と標準的な納期です。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
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それでも・・・
上質でゆとりある空間
プレミオとアリオンは1500ccから2000ccのエンジンを積んでいるコンパクトセダンとなっています。
この2台は、マイナーチェンジ前はフロントマスクも質素さがあり安っぽい車種のように感じましたが、今回のマイナーチェンジで、トヨタクラウンを意識して造られたようで、プレミオは上質なデザインで、アリオンはスポーティなイメージのデザイン性となっています。
室内も高級感が演出されており、今までのプレミオとアリオンのイメージを覆す出来となっています。
カタログ燃費も19.2km/Lとなっており、ガソリンセダン車としては優秀であります。
評判、評価は?
以前までのプレミオとアリオンは主に年齢層の高い男性に根強い人気がありましたが、今回のマイナーチェンジにより、若年層からの評価も上がっています。
エクステリアも幅広い層から人気のあったクラウンをイメージされており、非常に感じの良い仕上がりとなっています。
インテリアでも、以前は安っぽさが目立っていましたが新型となりステアリングや座席シート、インパネなどが改良されており高級感が漂うデザインとなっています。
車体価格が190万円程からとセダンとしては高くないのも、幅広い世代から評判が良い理由です。
コスパで選ぶならプレミオ1.5F、アリオンA15
プレミオとアリオンをコスパで選ぶなら、200万円を下回るプレミオ1.5F、アリオンA15になります。
排気量1.5Lは若干物足りなさを感じるかもしれませんが、最低限の装備は搭載していますので普段乗りに使用するのであれば全く問題ありません。
新車販売価格がプレミオだと190万8655円、アリオンだと189万7855円という価格で、5人乗りの4ドアセダンが購入できるのですから、これほどコスパに優れているセダン車はなかなかありません。
しかし装備は最低限ですので、多少のオプションが必要とはなります。
現在は車上荒らしや車両盗難も多い世の中ですから、盗難防止対策は必要といえます。
そのため、オートアラーム(ベースキット・多重)程度は装備しておいた方がいいかもしれません。
これはワイヤレスドアロックに連動して動作のON/OFFが行われます。
警報装置(警報音やホーン)も備えており、警告ステッカーも付いて税込3万2400円と高価なものでもないので、オプションとしておすすめします。
リセールを考えるなら1.8”EXパッケージ、A18”G-plusパッケージ
リセールも考えてプレミオを購入するのであれば、おすすめは売れ筋でもある1.8”EXパッケージ、アリオンならA18”G-plusパッケージでしょう。
排気量もプレミオ、アリオンとも1.8Lとなっており、パワーも143psですから、パワー不足の不満もありません。
このグレードでは4WDの設定があることが大きなポイントで、4WDはリセールにおいても重要なポイントとなります。
花粉除去モード付きのオートエアコンやハロゲンヘッドランプ、盗難防止システムも標準装備となっています。
また、本革巻きステアリングと木目調シフトノブも標準装備となっており、ほぼオプションが必要ないというのもポイントです。
ただ、プレミオ/アリオンは基本的にリセール価値は低いので「乗り潰す」ことを前提に購入されることをおすすめします。
どんな人向けの車か?
デザインが高級感でスポーティなイメージで作られているので、大人の男性に向いています。
プレミオはメッキが施されているので重厚感があり、アリオンは細かいブロックメッシュグリルが採用されていてスマートです。
高級車としてそれに乗ることに価値を見出す方にオススメで、色もブラッキッシュアゲハフレークを新色として採用して全8色になっています。
内装色はシートに本革を採用していてブラウンなので、上質で落ち着いているレクサスのような高級感のある内装になっています。
安全装備は?
プレミオとアリオンには、プリクラッシュセーフティシステムが付いていて衝突が予想されると警告で危険を回避してくれます。
レーンディパーチャーアラートは車線をはみ出しても、ブザーとディスプレイ表示で警告を知らせてくれます。
オートマチックハイビームで夜間の歩行者を早期発見して、ハイビームとロービームの切替忘れを防ぎます。
スマートストップやが付いていないので、こまめにエンジンを消したりして省エネにする事はできません。
ディスチャージヘッドランプではないので、ランプの寿命が短いです。
収納スペースは?
コンパクトではあるが大容量になっているので、荷物の出し入れが楽にできます。
リクライニング機構付のリアシートは6:4分割ダブルフォールディング機構になっているので、アレンジが自由自在で荷物の大きさに合わせて載せられます。
このため、大きな荷物や荷物の量が多い時でもアレンジ次第で手軽に積み込めます。
リアセンターアームレスト、カップホルダーが2個あるので、運転席と助手席とそれぞれ使えるようになっています。
居住性・快適性は?
どちらも後部座席でもゆったりとくつろげる広さで、レバー操作が簡単で7段階で最大14度の角度を調節ができるのでリクライニングにして座れます。
前席はフルフラットシートで、後席と合わせると足を伸ばして座る事ができるので車内でくついで過ごせます。
6:4分割可倒式ダブルフォールディングシートで、後席のヘッドレスを取り除かなくても自由自在に空間がつくれるので荷物に合わせられます。
身体が触れやすい部分にはソフトパッドを採用していて、肌に触れても心地よい気分で乗車できます。
走行性能・エンジン性能は?
走行性のは走行状況に応じてスムーズな発進が出来て、急発進等が起こらないです。ロングドライブを快適にサポートしてくれて、余分なアクセル操作を減らしてもらえます。エアロスタビライジングフィンで、操縦が安定しているのでスムーズな走行ができます。
エンジンはバルブマチックを採用していて、高出力と燃費を同時に追求されています。
燃費はどちらも15.6km/Lで、低燃費になっています。アイドリングストップ機能で、こまめにエンジンを切って走るだけでエコ運転をする事ができます。
優れているところは
プレミオとアリオンは1500cc、1800cc、2000ccの3種類が用意してあります。
それぞれ性能が異なっており、1500ccではアイドリングストップが搭載されており、燃費が19.2km/Lとなっており減税対象にもなるので経済的に優れていると言えます。
しかし、その反面109psの馬力しかなく走行性にはやや難があるように思います。
変わって1800ccでは143psの馬力があり、大人4人が乗っても走行性は抜群に保たれています。
しかしその反面、アイドリングストップが搭載されていないので、燃費が16.4km/Lと落ち込んでしまいます。
排気量によって優れている所は変わってきますが、それぞれの長所は選択の際に大きく影響していると思われます。
物足りないところは
プレミオとアリオンのシートは見た目は上質な感じて仕上がっています。
しかし、実際に乗ってみると座り心地はそれほど良いわけではありません。
肩周りのサポート性や腰回りの支えに不満を覚えてしまう方もいるようです。
最近のトヨタ車では、座席シートにも工夫がこなされており座り心地も良い設計となっている車種が多くなっているのに対し、この2台はあまり考えられていないようです。
後席の足回りは広くなっているので、後席に座る方にはあまり影響はないと思われます。
実燃費は?
プレミオ/アリオンの燃費で最も優れた1.5リッターモデルはJC08モードで19.0km/lを達成しています。
バルブマチック付の2.0リッターは15.6km/l、1.8リッターは16.4km/lとなっています。
実際の燃費に関して調べてみると、街乗りで11~13km/L、高速で15~18km/L、街乗りで13~14km/L、郊外で17~19km/L、平均15~16km/Lなど、1.5リッター車で考えてもそれなりに達成値の高い数値が報告されています。
ただし、最新モデルの報告ではない可能性もあり、アイドリングストップ機構などを備えている最新モデルの場合はこれら数値より僅かに伸びるのではと思われます。
ダサい?デザインや内装は?
プレミオ/アリオンはデザインがほぼ共通になってしまいましたが、5ナンバーサイズながら高級感のあるデザインとなっており、インプレッサやアクセラなどとは違った格好良さを出せていると思います。
セダンとしてはシャープなヘッドライトと大きなグリルのデザインが新鮮です。
インテリアはコクピット周りに木目を使用しており、本革シートを選べるなど高級感もありますが、基本的には上品なイメージを出せていると思います。
後席ドア部分にも木目パネルが配置されているところも良いデザインです。