SAI/ハイブリッドの値引き相場レポート!実データから合格ラインを算出
最終更新日 2019/7/3
目次
ハイブリッド専用のミドルクラスセダン
トヨタSAIは3ナンバーサイズのハイブリッド4ドアセダンで、全長4695mmとプリウスよりも大きめでセダンらしいスタイルを取っています。
2.4リッターエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせで燃費は22.4km/lを記録しています。
安全装備はTOYOTA SAFETY SENSEを名乗ってはいませんがミリ波レーダー式プリクラッシュセーフティシステムなど先進的な装備を持っています。
インテリアは本革シートの設定があり、ゴルフバッグ4つを収納できるトランクも搭載しています。
評判、評価は?
SAIに対する評価はトヨタのレビューでは走行性能と運転のしやすさ、便利な機能・装備に対する評価が非常に高くなっており、全体的な評価自体も高水準で荷室の広さのみ、平均で5点満点中4点という評価になっています。
ミドルクラスセダンという性質からか、50代以降の方からのレビューが多くなっています。
ユーザーのごとの評価ではデザインに対する評価も高いです。
別の評価サイトでは走行性能、エンジン性能、エクステリア、乗り心地に対する評価が特に高く、価格に対する評価がやや低めとなっています。
値引きの相場は?
SAIの値引き相場は33万円が合格ラインです。
モデル末期に付き値引きは拡大しています。
車体価格が330万円と少し高めの設定となっており、大衆車よりは上のランクにあたり、高級車よりは下のランクにあたる車種となっています。
SAIを購入の際の交渉では、他社のライバル車を引き合いに出すよりもトヨタ店舗の4つで競合させるのが良いと思われます。
この4店舗では経営資本が異なっている為、値引きの金額にも差が出てくると思います。
高級志向であるトヨタ店よりも、安い車を主に扱っているカローラ店などの方が意外に値引きをしてくれるかもしれないです。
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納期は?
1~2か月と標準的な納期です。
コスパで選ぶならどのグレード、オプション?
トヨタのハイブリッドセダンSAIですが、コストパフォーマンスはよりハイグレード車で有れば、その装備の面で優劣が付けられています。
SAIは4種類のグレードがあり、標準的なSグレード、Sグレードに一部装備を追加したSC仕様、元々上級グレードのG、Gグレードに更に装備面の充実を図ったGAパッケージに分けられています。
価格帯は300万円から最上級仕様で400万円とおおよそ100万円の開きがありますが、エンジンの機構は全車同じで、燃費は22.4km/Lとなっていますので、維持費での差はほとんど無いと考えられます。
そのため、コスパで考えた場合にはより装備の充実したグレードがオススメであると考えます。特に安全面での装備の充実が図られており、Gグレード、GAグレードはその充実面が大変オススメです。
リセールを考えて選ぶならどのグレード、オプション?
SAIのリセールを考えた場合、実はこの車事態の人気の有無が大きく左右しており、正直人気のある車種では無いと言う事を念頭に置く必要がります。
SAIは一般的なグレードのSから最上級のGAパッケージ迄4つのグレードが有りますが、余り人気の中であえてランクを付けるので有れば、一般的なSグレード車が最も無難なグレードと言う事になります。
SクラスでのリセールランクはAなのですが、最上級グレードのGAパッケージになるとリセールランクがBに格下げになっています。
また、車体色ですが他の車種では比較的人気の高い黒は人気が無い様です。
このSAIに限って言える事は、車を綺麗に保ち、装備は最低限度のカーナビが付いている程度のグレードが一番好まれる事になります。
どんな人向けの車か?
ファミリーカーとして使用するには、荷物が沢山載せられなかったりするので向いていないです。外装と乗り心地と装備と燃費と走行が良いので、大人が高級車を選ぶ時の1つとして選ぶと良いです。大人が乗るだけなら内装は十分な広さなので、車好きの人がオススメです。
運転のしやすさを上げている人が多いので、運転が好きな人には楽しく運転ができます。車が好きな人には、見た目が華やかなので人に見られても高級感が出ているので自慢できる1台になります。
燃費も良くなっているので、高級車が欲しい人はプリウスを購入するよりはお得です。
安全装備は?
プリクラッシュセーフティシステムがあり、路上で障害物を感知するとドライバーに警報ブレーキで知らせてくれます。
衝突を軽減しながらプリクラッシュシートベルトが作動するので、プリテンショナーの効果を高めて衝突の被害を軽減して寄与していきます。
後方からの衝突にも回避できるように、後方プリクラッシュセーフティシステムとプリクラッシュインテリジェントヘッドレストが搭載されています。
追突の可能性を感知して高まると、前席を適切な位置に動かしてむち打ちの軽減をしてくれます。
収納スペースは?
トランクルームは、ハイブリッドバッテリーの配置を工夫して広さを確保しています。大きな荷物も積み込めるようになっていて、ゴルフバッグ4個を収納できる程のスペースです。開口部の幅と奥行きが広くて、凹凸が少ないので荷物を出し入れするのがスムーズにできます。
助手席と運転席の間にセンターパネル小物入れがあり、ちょっとした物が入ります。運転席にも小物入れがあるので、必要な物を入れておいて直ぐに取り出す事ができます。助手席にあるダンパー付きグローブボックスには、小物入れよりも大きなものが入れられます。
居住性・快適性は?
ヘッドクリアランスを確保する事で、室内を高くして広い居住性を確保しています。フロントピラーをスリム化する事で、三角窓を拡大出来て運転がしやすくなっています。
ヒップポイントが高めなので、乗り降りがしやすく見晴らしが良くなっていて工夫が凝らされています。後部座席の足元は、前席のシートバックをスリム化しているのでゆとりのある空間になっています。
小回りがかなり利くので、狭い道や駐車場でも車を扱いやすいです。心にもゆとりを持てるように、ランゲージルーム内にパンク修理キットが積み込んであります。
走行性能・エンジン性能は?
運転は3つのモードから選べて、スポーツモードにするとアクセル時に強く踏み出し高速走行の追い越し等で力を発揮します。
エコドライブモードにすると、冷暖房の効き具合等を抑えてくれてエコになる運転ができます。
EVドライブモードにすると、静かに走りたい時に切り替えたり排出ガスを抑えたい時に利用すると便利です。
乗り心地の良い運転ができるようにしているが、質感の高い走りも実現しています。走っている時はエンジンの音が静かであるので、運転をしていても乗車していても音が気にならずにリラックスして乗れます。
優れているところは
ホイールベースと全長のバランスが独特で、4695mmという全長ながら5.2mという優れた最小回転半径を誇っています。
スタイル面ではトヨタでも類似するもののない独特のシャープなフロントマスクを持ちながら室内空間を犠牲にしていないセダンスタイルなところも優れていると言えるでしょう。
プリクラッシュセーフティシステムなど予防安全装備も充実しています。
SAIの燃費に関しては22.4km/lはこのクラスのハイブリッドセダンでトップというわけではないですが、十分に優れた数値です。
物足りないところは
燃費はハイレベルではありますが、プリウスが40.8km/lを記録し、SAIよりもサイズがかなり大きいホンダのアコードハイブリッドが31.6km/lを記録している中ではやや物足りない数値とも言えるかもしれません。
また、4WDがないことなども現在のハイブリッド車事情ではやや物足りないかもしれません。
セダンとしてシャープなフロントデザインなのでスポイラーやエアロパーツを装備したタイプがあってもいいかもしれません。
また、今後のモデルチェンジの傾向は不明ですが、プラグインハイブリッドの設定などにも期待したいところです。
ライバル車種は?
トヨタSAIのライバル車種はホンダのアコードハイブリッドだと思われます。
この2台の燃費はアコードHVが30km/Lに対してSAIは22.4km/Lと劣ってしまいます。
実燃費ではどちらも15km/L前後となっており、事実上同じということになります。
車体外装では落ち着きのあるアコードに対し、SAIはスタイリッシュなデザインとなっています。
外装に関しては評価が分かれてしまうと思われますが、ミドルセダンにあたるSAIの方が室内の広さで上回ると思います。
また、室内のデザインも高級志向となっているSAIはライバル車種を引き付けない能力となっています。
実燃費は?
トヨタサイのカタログ燃費は22.4km/Lとされています。
実燃費では16km/Lから18km/L程になるようです。
この数字はセダンとしては非常に高い数字となっています。
一つとランクが下のプリウスと比較すると物足りない数字ではありますが、排気量が1800ccのプリウスとサイは2400ccと違うので、悪くなってしまうのは当然ですが、排気量の大きいハイブリッド車でこの数字が残せるのは優秀である証だと思います。
ハイブリッド車としては排気量が高くなっている車種なので高速道路ではエンジンに負担がかかって燃費が落ちるかと思われますが、高速でも燃費を向上させている高性能な車であると言えます。
ダサい?デザインや内装は?
SAIの内装のデザインは、非常に高級感が漂っており高い評価を得ています。
インパネのデザインも個性がありますが、使用性に長けておりこちらも評価は高いようです。
スピードメーターもアナログ式となっており、見やすい設計となっています。
ハンドリングでは少し重さを感じてしまい、軽快に曲がるということは難しいようですが、評価を下げる程ではないようです。
収納スペースが多くないのは、あまり評価が高くはないですが、高い年齢層から多く支持されているSAIではあまり問題視はされていないようです。