ハイゼットキャディーの値引き相場レポート!371件の実販売データから導き出された限界と合格ライン
最終更新日 2023/8/30
車内の広さと高い室内高や低いフロア高で人気の新ジャンル軽商用車。
そんなハイゼットキャディーの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・ハイゼットキャディーの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2023年9月最新】
ハイゼットキャディーの値引き相場はズバリ
2021年3月末をもって生産終了
ワンポイント
納期が改善される車種が多く新車を買いやすくなっています!
夏の商戦は割安な購入をするチャンスです!
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!
ライバル車種と競合させる
ライバル車種を出して競合させたほうが、ハイゼットキャディー一本にしぼって交渉するよりも値引きが出やすくなります。
値引きで引き合いに出すなら、まだ発売開始からそう時間の経っていないN-VANがベストです。
それ以外にも定番なのがエブリィやアクティですが、同じ商用車でも仕様や性能が違う事から、競合させるにしても大きな値引きを引き出すのは難しいかもしれません。
ハイゼットキャディー同士を競合させる
ライバル車との競合で値引きがうまくいかなかった場合はハイゼットキャディー同士を競合させることも効果的です。
ハイゼットキャディーはもちろんダイハツ店で売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。
競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
ダイハツ○○店の○○部分が少しでも違うところが別会社ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかのダイハツ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
オプション値引き
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切です。
ハイゼットキャディーは車両本体の値引きにプラスしてオプションも値引きも期待できますので、おおむね15~20%程度を目標にしましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・カップホルダー
・カーペットマット
・オールウェザーマット
・ルームランプ
・サンバイザー
・100V電源
・固定ベルト
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
セール・決算狙い
期末セールや在庫一掃的なセールを狙うことで値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月~3月)
■ボーナス時期の6月
■ボーナス&年末商戦期の12月
タイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
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・東証一部上場企業グループが運営
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※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
納期は標準的
1~2か月と標準的な納期です。
街の風景を彩ってくれるオシャレな商用車
ハイゼットキャディーはダイハツの軽自動車ウェイクをベースにした4人乗者ができる商用車で後席はスライドドアとなっています。
商用バンとしては燃費は25.0km/lとトップレベルで(ダイハツで次に優れているハイゼットカーゴは17.2km/l)、先進安全装備のスマートアシストIIも搭載できるなど乗用車ベースの利点をフル活用した車となっています。
一方、乗用車ベースとなっているため荷物の積載量が150kgとなっており、同じダイハツの商用車のハイゼットカーゴ(最大350kg)と比べると大幅に低い数値となっています。
評判、評価は?
積載量が軽い荷物を対象とした特定の用途で使う商用車ということもあり販売から期間が短いこともあり、サイトなどに評価自体が集まっていない段階です。
多くの部分がウェイクと同等と判断できるので、ウェイクの評価を参考にするとエクステリア、エンジン性能はウェイクの中でも高く評価されている部分で、特に同一のメカニズムのため走行性能はハイゼットキャディに関しても適用ができる範囲ではないでしょうか。
一方エクステリアはウェイクを簡略化したもののため、ウェイクの評価は高いのですが同一視は難しいところで、更にインテリアの評価もウェイクは高い評価なのですが、ハイゼットキャディは後席が全く違うため同一視はできないところでしょう。
コスパで選ぶならD“SA Ⅱ”
ハイゼットキャディーをコスパで選ぶのであれば最低価格グレードに予防安全装備のスマートアシストIIを装備したD“SA Ⅱ”がおすすめとなります。
予防安全装備に加え、フロントウィンドウがトップシェイドガラスになるというメリットがあります。
また、低価格グレードですが上級グレードより燃費は優れており、出力は上級グレードと同等というメリットもあります。
低価格グレードだけにラジオを含むオーディオレスでオプション非設定となっているので、カーナビまたはアクセサリーオプションか社外オプションを装備すると良いでしょう。
タコメーターが装備されないという欠点がありますが装備されるグレードは最上級グレードとなります。
リセールを考えて選ぶならD“デラックスSA Ⅱ”
ハイゼットキャディーをリセールで選んだ場合、商用車でランニングコストも重視すべき性格を考えるとD“デラックスSA Ⅱ”が装備が充実していながら燃費はシリーズで最も優れている面でおすすめです。
下位グレードと比べた場合、ワイパーが車速感応式となり、インテグレートCDオーディオが標準装備され、カラードドアミラー、フルホイールキャップが装備されているメリットが大きいです。
燃費が低下してしまうという面もありますがX“SA Ⅱ”は高出力のターボエンジンという面ではリセールが期待できます。
こちらはタコメーターが装備されます。
用途にもよりますがオプションとしてはシートバックテーブルなどが含まれるユースフルパックは利便性が上がり、リセールも期待できます。
どんな人向けの車か?
2人乗りなので家族で使うファミリーカーとしてより、自営業やお店を経営している方に商品の配達や仕入れに便利な車です。
男性の力を借りなくても使いこなせるので、女性だけの職場におすすめの車です。
女性やシニア世代でも運転しやすく、使いやすくなっています。荷台が低くなっているので、重たい荷物の積み下ろしにも対応できます。
また運転席も乗り降りしやすくなっていて、小柄な女性や足腰が弱くなってきた方にも体に負担をかけずに乗り降りできます。
乗用車と同じ感覚で運転できるので、働きたいと思う意欲を叶えてくれる車です。
安全装備は?
衝突回避支援ブレーキ機能により、緊急ブレーキで危険を素早く回避できます。
衝突警報機能(対車両・対歩行者)はブザーで知らせてくれます。
車線逸脱警報機能があるので、車線からはみ出しかけると、警報してくれるので、事前に逸脱回避するためにハンドル操作を行うことができます。
誤発進抑制制御機能は、前方や後方に障害物を認識し、踏み間違いをしたときにエンジンを抑制したりブザーで知らせてくれます。
事故を最小限に回避できます。
先行車発進お知らせ機能で、信号待ちなど前の車が発進して気が付かないときに、ブザーやメーター表示で知らせてくれます。
収納スペースは?
大型インパネトレイ、インパネセンターポケット、インパネセンタートレイ、運転席サイドトレイなど、車内のいろいろな場所に収納スペースがあります。
仕事で使うこまごましたものも収納することができるので、作業の効率がアップします。
荷台のスペースには、パンケースなら35ケース、小さい段ボールは18箱、中ぐらいの段ボールで8箱収納できます。
また、助手席後方アンダートランクがあります。
助手席の後ろの床下には大容量を収納できるので、床面を外すと深さを活かして背の高い荷物も積むことができます。
居住性・快適性は?
重い荷物をたくさん積んでいると、カーブのときに荷物のずれやハンドルさばきが難しく運転しにくいことがありますが、軽やかに曲がれるので長時間乗っても疲れが少なくてすみます。
荷室のフロアは全面樹脂製でできています。もし汚れがついてもサッと拭き取れるので、とても手入れが簡単です。
濡れたものも気兼ねなく積み込むことができ、サビの心配もありません。
ドアが大きく荷物の積み下ろしにも気になりません。使いやすくなっています。
ボディーカラーをカラフルな6色から選べるので、お店として目印や看板になります。
走行性能・エンジン性能は?
優れた燃費性能で、軽商用車に大切な低コストを守ってくれます。燃費は1リットル当たり21から25キロメートルと低燃費を維持できます。
エコカー減税の免税もしくは減税対象になるので、購入後も経費を抑えられることができます。
カーブなどでもふらつきにくいしなやかな運転ができるので、安心と同時に快適さがあります。
最小回転半径は4.4メートルと小回りが利くので、車の移動がしやすく運転操作が楽になっています。
軽乗用車を上回る乗り心地や操縦安定性を備えています。エンジンのボンネット内配置や、なめらかに変速するCVTを採用しているので、優れた静粛性を実現できています。
優れているところは
外観が商用バン然としておらず、FF車で馴染みやすい走行性能を持っています。
また、商用バンとしては燃費は25.0km/lとトップレベルでCVTを変速機に使用しており、アイドリングストップ機構を搭載し、排出ガスもより厳しい乗用車の規制をクリアーし、低排出ガス車認定制度の4つ星を獲得するなどメカニズム的に進んだものを使用しています。
さらに先進安全装備のスマートアシストIIや横滑り防止機構のVSCを搭載できるなど乗用車ベースの利点をフル活用した車となっています。
物足りないところは
非常に広い室内空間で積みおろしもし易い高さの荷室や後席のスペースを持っていながら、荷物の積載量が150kgと非常に小さいところが物足りないところです。
そのため、使えない用途がかなり多いことが問題ですが、軽く体積が大きいものを運ぶという用途では十分に使うことができるでしょう。
カラーが多彩に用意されているのはいいことなのですが、良くも悪くもウェイクと見分けがつきづらいという欠点があります。
ウェイクも荷室が広いため、選ぶ理由がやや弱い部分が物足りないかもしれません。
ライバル車種は?
商用車として販売されていますので、同じ商用車のススキのエブリィやホンダのアクティ等がそのライバルとなりますが、実は最大のライバルは同じダイハツから発売されている“ハイゼット カーゴ”なのかもしれません。
大きな違いとしてはハイゼットキャディーがFFであるのに対して、ハイゼットカーゴは、FRレイアウトになっています。
他社のライバル車種もすべてFRか4WDのレイアウトになっていますので、使い勝手という点においてはハイゼットキャディーに有利な点もあります。
燃費は?
軽自動車の商用車として発売された“ダイハツ ハイゼット キャディー”ですが、気になる燃費についてカタログ値では、JC08モード燃費で25.0km/Lと記載されています。
FFで2WDのCVTであれば、燃費が悪くなる条件は見当たらないと考えられますが、商用バンとして使われる事を前提に考えますと、常に荷物が積載されており、時には満載のままでの移動があると考えられます。
通常よりゴー&ストップの回数も多いと考えられますので、実用燃費としてはもう少し悪くなってしまう事と推測されます。
ダサい?デザインや内装は?
デザインについては、ハイゼットキャディーが同社の“ウェイク”や“タント”などのFF車を参考に作られている事から、外装の意匠としても似ている点が多くあります。
軽の商用車としては見た目にはこだわらない車種が多くあるなかで、商用車とは思わせない様なデザインに仕上がっています。
内装についても軽の乗用車とは比較できないものの、商用車としての必要十分な装備は整っています。
運転席まわりは“ウェイク”に近しいものがあり、違和感なく乗る事ができると思います。商用車として荷物の積み下ろしが楽になるように、荷室に樹脂製が採用されているところも評価できます。