サンルーフには意外なメリットがあった!デメリットもまとめ
目次
サンルーフのメリット
サンルーフのメリットはなんと言っても開放感を感じられることです。
自動車の圧迫感は気づかないうちにストレスを感じることもあり、特に天井が低い車であれば尚更です。
しかしサンルーフがある場合は天井までの高さはサンルーフ無しの車と同じですが、サンルーフから見える外の景色が視覚効果を発揮し広く感じる事ができます。
また、サンルーフからの太陽光などにより車内が明るくなることでも開放感を感じることができます。
また換気ができることもサンルーフのメリットです。
通常は窓を開ければ換気はできますが、サンルーフの場合は窓を開けたときと空気の流れ方が違うので、風切り音や走行音などが少なく快適に会話や音楽を楽しめるのが特徴です。
サンルーフのデメリット
サンルーフのデメリットは重量があることです。
一例を紹介すると、サンルーフなしの車とサンルーフを装着した車だと約15kgもの違いがあります。
15kgとはあまり重くないイメージもありますが、それだけでも車の運動性能にも影響をもたらすものでもあります。
車の重量は下が重く、上が軽いといった重要配分になっているため、屋根のある上部が重いと山道でふらつきや加速、減速のタイミングにも影響がでてきます。
これらの影響が一番顕著に表れるのが燃費です。
重さの影響による燃費悪化もありますが加速・減速や挙動に影響が出るだけでも燃費悪化に繋がります。
また、太陽の日差しが眩しいので、毎回内側の窓を閉めなければいけないのも面倒に感じる人もいると思います。
サンルーフとムーンルーフの違いってなに?
サンルーフととムーンルーフは広義の意味では同じですが、一般的なイメージであればサンルーフは運転性や助手席の上部の一部がガラス製になっており、開閉ができるもの。
ムーンルーフは天井全体がガラスで出来ており、運転席や助手席だけでなく後部座席からも空を望む、範囲の広いルーフをしている物をムーンルーフと区別している場合もあります。
特にムーンルーフの場合は外から見ると黒くスモークがかかっており、内部が見えない作りとなっているのも特徴的です。
またムーンルーフはサンルーフ違い開閉ができない物がほとんどです。
サンルーフは後付けできるの?
サンルーフの多くは新車購入時に選択できるパーツですが、条件を満たしている車であればサンルーフは後付けができます。
後付けサンルーフは自動車メーカー品を後付けをするのでは無く、社外品を用いて後付けするので自動車ディーラーなどでは施工できません。
ほとんどが後付けサンルーフを販売している業者や代理店での施工となりますが、ルーフにモニターが付いている車や室内灯の設置場所、ルーフの一部をカットすることによって車両の剛性が著しく低下してしまう車によっては後付けサンルーフは装着できない事もあります。
サンルーフは雨漏りしてしまうの?
近年の自動車(特に国産車)はサンルーフからの雨漏りは非常に少なくなりましたが、年式の古い車の場合はサンルーフからの雨漏りをする可能性があります。
雨漏りの原因は主にゴムの劣化がほとんどです。
サンルーフは開閉を目的に設計されているのでガラス周りがゴム製で出来ています。
そのため、月日が経過するとゴムが劣化し固くなり、ゴム割れや膨張などを起こします。それによりサンルーフに隙間が生じることによって雨漏りが発生します。
また排水用のドレンホースに汚れがたまり詰まることによって車内に水が漏れてくる事もあります。
サンルーフがついていると買い取ってもらう際に査定額がアップしやすい
サンルーフが装着されている車は一般的に自動車を買取る際の査定額に影響があります。
自動車を下取りにだす場合は相場表と年式や走行距離と査定ポイントが少ないので大きく影響を与えるポイントではないですが、自動車の買取りの場合では装備品の有無も査定額に関係するのでサンルーフが装着されているとプラスに働きます。
中古車市場でもサンルーフがある車と無い車であれば、サンルーフ車の方が人気という理由が影響していますが、何より後から付けることが困難なのが一番の理由です。
後付けサンルーフも存在しますが、やはり製造時にメーカーが指定した規格で取り付けられたサンルーフは見た目や保証も違います。
特にアルファードはサンルーフを付けるのに10万円かかりますが、リセールが20万円という逆転現象が起きていますのでこれから購入される方は絶対につけることをおすすめします。
参考記事:新型アルファードハイブリッドの値引き相場は?