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クリーンディーゼル車の燃費や維持費はどう?デメリットまで解説!

一昔前は遅いと思われていたクリーンディーゼル車ですが、現在ではパワフル、低燃費、燃料が安いうえにCO2の排出が少ないと良いところがたくさんあります。

このページでは燃費や維持費、補助金やデメリットまで見ていきたいと思います。

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クリーンディーゼルエンジンとは

Car engine bay


ディーゼルエンジンから排出される粒子状の物質を抑制して、綺麗な排ガスを排出させるために技術改良したエンジンのことをクリーンディーゼルエンジンと言います。

クリーンディーゼルエンジンのしくみとしては、排気ガスにある粒子状物質、窒素化合物を減らすしくみ、またはエンジンから排出される量をそもそも減らし、排出されても有害物質を取り除くようになっており、環境へ配慮されています。

クリーンディーゼル車の燃費はどうなの?

クリーンディーゼル車は軽油を利用しています。

そのためガソリンとは違い、燃料単価は低く、トータルのコストとしては経済的です。

たとえば、最近の軽油単価にはガソリンとともに若干上昇しておりますが、リッターあたり110円前後で推移している状況です。

さらに、燃費は昨今のクリーンディーゼルエンジン改良により、リッター18キロから30キロと、ハイブリッド車並みの燃費となっています。

クリーンディーゼルエンジン搭載の車種は?


トヨタ ランドクルーザープラド
マツダ アテンザ
マツダ CX-5(福祉車両含む)
マツダ CX-3
マツダ CX-8
マツダ アクセラ
マツダ デミオ(福祉車両含む)
マツダ フレアワゴン(福祉車両含む)
メルセデスベンツ E350ブルーテック
三菱パジェロ
BMW 320d
日野トラック レンジャー
UDトラックス(旧 日産ディーゼル)クオン
日産エクストレイル(ただし、2015年に販売終了)

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補助金について

この補助金はクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(通称CEV補助金)といいます。

平成29年度の補助金制度は、申請の対象は初年度登録が平成29年4月28日から平成30年3月2日まで、神経受付が平成29年5月29日から平成30年3月5日までとなります。

また補助金の申請条件としては、自家用車の場合は4年間、事業車はあらかじめ定められた期間、その車両を保有することが義務付けされます。

なお補助金の金額は車種やグレードによって異なります。

維持費はどう?

クリーンディーゼルの特徴としては排ガスに含まれる有害物質を除去する必要があります。

そのため、エンジンにはススや黒煙など、PMを除去するためのフィルターを搭載しています。

このため、フィルターをクリーニングする際に利用されるエンジンオイルを綺麗にしておく必要があり、エンジンオイルの交換が頻繁に必要であることと、水抜きも必要です。

およそ20,000km走行毎の水抜きやエンジンオイルの交換となりますので、維持費はガソリン車よりもかかります。

クリーンディーゼル車のデメリット

環境に優しく、燃費も経済的であるクリーンディーゼルですが、主にデメリットは2つあります。

1つ目はコストです。
車両価格や、クリーンな排ガスを維持するためのコストは高いのが特徴です。

例えば、エンジンオイルの交換や水抜きはガソリン車と比べて頻度が高くなりますので、必然的にコストは上昇します。

2つ目はエンジンの振動と騒音です。
以前よりも振動や騒音は軽減されましたが、まだまだガソリン車と比べると劣っています。

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