【車内のニオイの原因?】臭わなくなるフロアマットの洗い方
フロアマットは車の臭いの原因
車内の嫌な臭いは特に子供がニガテですが、意外にもフロアマットが原因であることが多いです。
基本的に土足で利用することが多いフロアマットには、外の土や埃、カビなどが付着しますし、外から持ち込まれたダニがそこで死んでいるなんていうこともあります。
それらが臭いの元となっていることが多いので、フロアマットはこまめに掃除機などで清潔にし、出来れば洗濯までしておきたいものです。
フロアマットの洗い方
砂や埃を落とす
フロアマットの洗い方は、まず最初に砂や埃を落とす作業から始めます。
マットの裏面から軽く叩いたり、家庭で使っている掃除機などで砂を吸い取るという方法でもかまいません。
水洗い
マットに付いている砂や埃を除去したら水洗いをして、食器用の中性洗剤を使って洗車ブラシなどでこすっていきます。
フロアマットには、土や埃だけではなく油汚れもついていますから、食品の油汚れを落とす食器用洗剤は最適なのです。
次に、洗濯用洗剤を使って、再びブラシでこすっていきます。
洗濯用洗剤は、汗などを落とすのに効果的で、食器用洗剤では落ちない汚れを落とすことができます。
ブラシでこする時は、あまり力を入れすぎないようにしないとマットを傷める原因になってしまいますから、優しくこするようにしましょう。
水で濯ぐ
しっかりと洗ったら水で濯ぎますが、濯ぐ前に30分から1時間ほどそのままにしておいて洗剤の成分を染みこませるのも効果的ですから、汚れが酷い場合などはある程度時間を置いてから濯いでみても良いでしょう。
濯ぐ際には、水圧調整が出来る散水ノズルなどを使用すると、便利です。
柔軟剤でつけ置き洗い
しっかり濯いで泡が出なくなったら、次は洗濯用の柔軟剤で30分程度つけ置き洗いをします。
洗濯用の柔軟剤は、マットに香りを付けるのと同時に抗菌効果で臭いの発生を抑える役割がありますから、必ずやっておきましょう。
天日干し
最後にしっかりと濯いで、可能であれば洗濯機の脱水機能を使って脱水してから、天日干しにします。
天気の良い日に洗って干すのが理想ですが、どうしてもそれが無理な場合は扇風機などで常に風を当て続けると乾きやすくなります。
完全に乾燥させてから引く
洗い終わったフロアマットは、完全に乾燥させてから再び車内に敷くようにします。
少しでも生乾きですとそこから雑菌が繁殖してしまい、衣服などと同じような生乾きの臭いが発生してしまいます。
さらに、臭いだけではなくカビなども発生してしまう可能性もあり、エアコンで車内にカビをまき散らすことにもなりかねません。
毛足の長いフロアマットなどは、表面が乾燥していても奥の方は生乾きなこともありますから、敷く前に手で確認して少しでも湿気を感じたらよく乾燥させましょう。