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【うっかり忘れがち】免許証の更新忘れた場合はどうなるの?

免許証の更新忘れた場合はどうなるの?


まず、運転免許所に記載されている有効期間内に免許更新を行わなかった場合は、『運転免許の失効』という事態になります。

免許更新を忘れたからと言って、国や警察から通知書が届いたり、処罰の対象になったりたりという事はありません。もちろん、免許失効期間中に運転をしてしまえば、無免許運転に相当し、処分の対象となりますので、そこだけは気をつけてください。

また、有効期間内に免許更新をし忘れたからと言って、二度と運転免許が取得でいないわけでもありません。都道府県によって若干の違いはあるものの、失効後所定の手続きを踏むことで、再取得は可能です。

免許の再取得方法は、失効してからの期間(半年未満、一年未満、一年以上)によってもまた変わってきます。

更新を忘れないのがベストですが、万が一忘れてしまった場合は早急に対処しましょう。

免許の更新忘れ、6か月未満の罰則や講習は?

免許更新をし忘れ、有効期限から6か月未満であれば、実は正式な免許失効とはなっておりません。正式な失効ではないとはいえこの期間に運転すると無免許運転となりますが、実は無免許運転による罰則はありません。(ただし、これは無事故であれば、の話です。)

免許証に記載されている有効期間が経過してから6か月未満であれば、所定の講習を受講すれば、学科・実技試験の両方が免除され、視力、聴力、運動能力といった適性試験をパスすれば免許証をもう一度取得できます。

受講する講習は、70歳以上かそうでないかによって分かれます。70歳以上の方は、高齢者講習を、70歳未満の方は、優良者講習または一般講習を受講することになります。

免許の更新忘れ、1年未満の罰則や講習は?

有効期限から1年未満の場合、これは仮免許を取得しているのと同じ状態と言えます。したがって、この状態で運転をすると無免許運転となり、今度こそ確実に処罰の対象となります。

この期間中に検挙されると、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。また、減点対象となり、一定期間免許を取得することが出来なくなりますのでご注意ください。

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失効してから1年未満の方が免許を再取得するには、(本)免許を始めて取得するときと同じ流れを踏むことになります。視力、聴力、運動能力といった適性検査を受検するのに加え、講習を受講し、学科・実技試験を受験することになります。これらの試験をパスすることで免許再取得が可能となります。

1年以上、更新し忘れた場合の罰則や講習は?

免許更新をし忘れ、1年以上経過した場合、こちらは初めて免許を取るのと同じ状態です。科せられる罰則も一年未満の際の罰則と同じとなります。

仮免許すら持っていない状態となりますので、免許を再取得する為には、教習所にもう一度通う必要があります。(教習所に通わず、運転免許試験場で直接学科試験、実技試験を受けるという手段もありますが、合格率が低いという話も聞きます。)

仮免許を取得し、路上での練習、学科、実技試験にパスした後、免許取得時に受けた講習を受講しなければならず、とても時間もお金もかかってしまいます。

免許証の更新を忘れてしまったときに使える裏技とは

免許更新をし忘れ失効した場合でも、「やむを得ない」理由があれば、有効期限から3年未満において、適性検査と講習を受講するだけで免許を取得できます。

「やむを得ない」理由に該当するものは、病気や災害、海外出張、海外旅行、身柄拘束などがあります。もちろん免許再取得時に、「やむを得ない」理由を証明できるものが必要とです。

もし、免許更新を忘れてしまった場合。本来はこんなことオススメできないのですが…最悪「鬱病」などの精神疾患を患っていたことにしてみましょう。精神疾患は、辛さや症状は本人にしか分かりません。

本人が、「ストレスでもう何か月も眠れないの!」と言ってしまえば、実際どうなのかに関わらず、「ストレスによる不眠、鬱傾向」と診断書をもらうこともできるのです。

「継続的な鬱傾向」を主張し、免許更新期間もその病に苦しんでいたことにすれば…「やむを得ない理由」と認めてもらえるかもしれません。

免許証の更新は忘れないように早めに手続きをしておこう

以上、免許更新をし忘れた場合、その期間に応じての罰則や受講すべき講習等をご説明してきましたが、どれにも共通して言えることは、免許の再取得は時間もお金もかかる、ということです。特に、半年過ぎてしまうと、試験に合格しない限り、免許を再取得することができなくなってしまいます。

一度失効してしまうと、処罰や減点のリスクも増え、結果的に免許取得できなくなってしまう場合もあります。

そうならないためにも、免許更新は早めにそして忘れずに行っておいた方が良いと思います。更新時期になると、ハガキによる通知もやってきますが、それに頼ることなく、常に自分の心に留めておきましょう。

更新のタイミングを忘れないように、カレンダーに印を付けておいたり、免許証のコピーを見えるところに張っておきましょう。
また、親や家族などの身近な人に「いついつが免許の更新だよ!」と言っておけば思い出して言ってくれる可能性もけっこうあります。

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