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XVのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは

最終更新日 2021/9/16

スバルXVは、インプレッサの派生車種として誕生したクロスオーバーSUVですが、もはや全世界での販売実績では既にインプレッサを上回っています。

これは世界のクルマ市場の潮流が、セグメントを問わずSUVにあり、中でもスバルに関してはグローバル販売の80%をSUVが占めるメーカーであるからでしょう。

今回はそんなXVを購入する際に気になるグレードごとの特徴を紹介し、選ぶべきモデルは何かを見ていきます。

最新モデルのプロフィール

現行のXVは2017年に発売となった三代目モデルです。

もっとも初代は2007年型インプレッサのマイナーチェンジ時にバリエーションとして追加されたもので、独立した「XV」となったのは2012年発売の二代目からです。

最新モデルのトピックとしては、2016年のインプレッサから投入された新プラットフォーム「スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)」を採用したことでしょう。

2025年までを見越したとされるこの新型シャーシにより、XVの走りの安定感やハンドリングが大きく向上したと評価されています。

カタログ上は独立したモデルとはいえ、クルマの成り立ちは同じSGPを採用したハッチバックのインプレッサと内外装やメカニカルコンポーネンツの多くを共用しています。が、そこはSUVのスバル。

巷に溢れるルックスだけのSUV風モデルとは一線を画すキャラクターを与えられています。

例えば最低地上高は200mmを確保しているところや、悪路走破技術のX-MODEを主要グレードに標準としている辺りにスバルの拘りと本気が伺えます。

また安全性能についても、スバル自慢の自動ブレーキシステムであるアイサイトVer.3はもちろん全グレード標準で与えられています。

グレード構成は至ってシンプル

XVのグレード構成は、メーカーとしての規模にもよるのでしょうがシンプルなものとなっています。

ボディタイプは一種類ですし、全車AWD(4WD)で全てオートマ(CVT)です。

グレードによる違いは、主にはエンジンによる違いとなります。

スバルお家芸の水平対向のボクサーエンジンは、1.6ℓガソリン2.0ℓガソリン、これに昨年遅れて追加されたハイブリッドの計3タイプです。

プライスが魅力の1.6ℓでも装備は充実

XVの1.6ℓDOHCエンジンモデルは2グレードが用意されています。

グレード中、1.6i EyeSightは最もリーズナブルなモデルとなり、スタートプライスは税込213万円からとなります。

ボトムエンドとはいえ基本装備は充実しており、特に安全機能に関しては前述のとおりアイサイトは現時点で最新のバージョン3ですし、サイド&カーテンエアバッグ歩行者保護エアバッグ運転席ニーエアバッグまで備わります。

ルックス面でも2.0ℓと同じフォグライト17インチアルミが装備され、意図的に差別化したようなところはありません。

ネックとすればアイサイトセーフティプラスという運転支援および視界拡張機能がメーカーオプションとして選択できない点でしょうか。

スバルらしい万全の安全体制を望む場合には選択肢から外れますね。

1.6ℓの上級グレードが1.6i-L EyeSightで、追加される装備はX-MODEパドルシフトマルチファンクションメーターリヤアームレストUSB電源等です。

1.6i EyeSightから約10万円のアップとなります。

ポイントはX-MODEが装備されることです。これはぬかるんだ山道や雪道を走行する際、四輪の駆動力やブレーキなどを瞬時にコントロールし、車体をスリップさせない機能となります。

4WDのパイオニアとしてのスバルを評価されているなら、ぜひ欲しい装備ですね。

また、このグレードからメーカーオプション選択の幅が広がりますので、色々アレンジしたい方はこのタイプ以上でしょうか。

本命はやはりこれと思わせる2.0ℓ

二代目モデルには2.0ℓエンジンしか設定がなかったことからも、XVの本命は2.0ℓと考える人も多いかもしれません。

そのことを裏付けるように2.0ℓDOHCエンジンの評価は高く、最大出力やトルクが1.6ℓを上回っているのは当然ながら、直噴式なので燃焼効率に優れていて、モード燃費は若干ですが1.6ℓよりも良くなっています

実際の販売面でも、発売当初は2.0ℓグレードが全体の8割を占める状態となりました。

その2.0ℓエンジンを積むグレードも2タイプあり、ベースとなるのは2.0i-L EyeSightです。

1.6i-L EyeSightから追加される装備としては、本革巻ステアリングキーレスアクセス&プッシュスタートターンランプ付ドアミラーオレンジステッチ入りインテリア等が加わり税込250万円からとなります。

追加される装備だけ見ると1.6i-Lとの差はそれほど感じませんが、高速道路を巡航する機会の多い方なら低回転を維持できる2.0ℓエンジンのゆとりは、代えがたい魅力となるでしょう。

2.0ℓの上級グレードが2.0i-S EyeSightです。

このSが入るグレードは2.0ℓにしか用意がなく、追加される装備としてはアルミホイールが18インチにアップグレード、LEDハイ&ロービームライトクリアビューパックアルミパック付スポーツペダル合成皮革の前席8ウェイパワーシートなどで、車両価格は約19万円のアップとなります。

Sと言ってもエンジン馬力が上がるとか、足回りが硬くなるといったアプローチではないため、あくまで追加される装備に魅力を感じる方が選択されるグレードでしょう。

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足元が18インチになるだけでも、ルックスに迫力が増し、加えてヘッドライトもLEDタイプなので表情にも変化が加わります。

遅れてきた主役か?ハイブリッドモデル

ハイブリッド自体は先代モデルにも設定がありましたが、2017年のモデルチェンジではガソリン車のみ先行発売されていて、2018年10月ようやく三代目XVへも2.0ℓDOHCエンジン+モーターのハイブリッドが追加となりました。

ハイブリッドモデルのグレード名はAdvanceとなります。

一足先に兄貴分のフォレスターにも、同じグレード名でハイブリッドが追加されていますので、今後スバルハイブリッド車の代名詞としてAdvanceが用いられるようです。

XVAdvanceは、スバルの電動技術「e-BOXER」を搭載した最上位モデルとして位置づけられています。

ハイブリッドと言っても現在では数パターンあり、スバルのe-BOXERはモーターがエンジンの出力をアシストする方式です。

低電圧の小型モーター/発電機を用いた所謂マイルドハイブリッドなので、EV走行といっても発進と低速走行に限られるなど、物理的に大きなモーター/発電機を搭載するフルハイブリッド車のような燃費向上までは期待できません。

しかし動力源の切り替え制御が容易なe-BOXERは、スバル独自のシンメトリカルAWDとも相性が良いとされ、燃費よりも走行性能や走破性を重視した走りのためのハイブリッドと言えます。

AdvanceはXVのトップエンドですから当然、装備は充実しています。

2.0i-S EyeSightから加わる装備としては、空力性能を高めるアクティブグリルシャッターフロントバンパーガードECOクルーズコントロール等ですが、内装をブラックかブルーで選択できることや、LEDヘッドライトには光輝プロジェクターリングが付くこと、フォグランプがLEDタイプになること、またフォグランプカバーサイドクラッディングシルバー塗装されることなど、エクステリアに他グレードとのハッキリとした差別化がなされています。

これで車両本体価格は税込283万円となり、2.0i-S EyeSightより13万円ほどアップとなりますが、他メーカーと比較すればハイブリッド化による値上げ幅は小さいと言えます。

おすすめグレードはコレ

実はコスパに優れるトップグレードAdvance

上記してきたようにスバルXVは全5グレード展開となりますが、おすすめはAdvanceではないでしょうか。

後発の追加モデルなので、新しければいいの?とも思われそうですが、前述のとおりAdvanceはハイブリッドモデルとしては、とてもお買い得な価格設定になっています。

直下グレードから約12万円のアップですが、実際にはエコカー減税があるため購入時の税金面では3万円以上安くなります。

加えてハイブリッドとしての燃費の良さが加わるため、ランニングコストでも回収できます。

よく通常エンジン車とハイブリッド車の価格差を燃費で埋めるためには、年間うん万キロも走らないと、、、などと言われますが、XVの場合は下位と9万円ほどの価格差ですから、カタログ燃費から割り返すと、せいぜい4、5万キロといったところです。

スバリストは永く使ってナンボと言われているそうですから、この位なら所有期間中に十分モトが取れる数字ではないでしょうか?

価格設定が白眉の1.6i EyeSight

逆張りとしては、1.6ℓモデルをおすすめしておきます。

XVの基本売れ筋は文中にもあるとおり2.0ℓモデルですが、1.6ℓは本当にリーズナブルで1.6i EyeSightは税別なら198万円です!

今どき軽だって、あれやこれや付けていくとすぐにこの位の額には届く時代に、これは他メーカーにとっても脅威のプライスタグではないでしょうか。

以上、XVのおすすめグレードをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>新型 XVの値引き相場レポート!評判、口コミもチェック!

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