クルドラ

ゴルフのおすすめオプション9つとドラレコを実際の購入者の声から紹介!後悔しないために付けておきたいMOPは?

最終更新日 2023/11/29

フォルクスワーゲン(VW)グループは2022年まで世界販売台数が低下傾向にありましたが、2023年業績見通しを見る限りようやく回復が鮮明になってきました。

背景には中国を中心としたEV車の拡販があるにしても、TクロスTロックなどSUVモデルの好調さ、基幹車種の堅実な販売の積み上げによる成果です。

そのVW基幹モデルといえば”ゴルフ“であることに異存はないでしょう。

ゴルフは、安全性実用性走行性居住性と全方位がウェルバランスに仕立てられた説明不要の世界のベンチマークカー。扱いやすいCセグメントハッチバックとして日本市場でも高い人気を誇ります。

引用:https://www.goodspress.jp/

1950年代からVW車の販売権を持っていたヤナセにより、ゴルフ初代モデル(1974年登場)から国内販売がスタートしており、歴代モデル1988年から2015年までの28年間輸入車販売台数1位を続けてきました。そして2019年にモデルチェンジした8代目、通称「ゴルフ8」が最新の現行モデルとなります。

今回のクルドラでは、正規輸入開始から70周年となるVWの主力車種ゴルフ8について、実際に購入しようとしたとき気になる”オプション品”をメーカーオプションディーラーオプションに分けご紹介していきます。新車選びのご参考にどうぞ!

ゴルフ8のプロフィール

グローバルでは2019年に発売のゴルフ8は、コロナ禍の影響もあって日本での販売は2021年からとなりました。

はじめは5ドアハッチバックのみでしたが、追ってステーションワゴンの”ヴァリアント”、スポーツモデルの”GTI”、強心臓四駆が与えられた”R”と現在はかつてあったカブリオレを除き従前のラインナップが揃いました。

エクステリアは先代に比べると全幅はほとんど同じながら全長30mm延長し、全高5mm下げたことでよりシャープな印象。”半目”のようなLEDヘッドライトの効果で従来ゴルフとは異なる雰囲気を放ちます。もちろん雰囲気だけでなく空気抵抗係数(Cd値)も先代から軽減され、さらに燃費へ有利なエクステリアとなりました。

引用:https://response.jp/

インテリアは徹底したデジタルインターフェイスの推進で、物理ボタンの多くが省かれタッチパネル方式へと変更。また、バイワイヤー式シフトによりシフトレバーも小型のスイッチ状のものになっています。

パワーユニット(PU)にはVWとして初めて48Vマイルドハイブリッドを採用。これにより実用域を中心に燃費の向上も達成しています。

日本仕様PUラインナップは、マイルドハイブリッド1.0ℓ直3ガソリンターボおよび1.5ℓ直4ガソリンターボで販売をスタートしましたが、後に2.0ℓクリーンディーゼルモデルTDI”とスポーツモデルGTI”の2.0ℓガソリンターボを追加。またその後、Rグレード用の300PSオーバーの高出力エンジンも加わりました。

ゴルフ8のメーカーオプションはどうなっている?

ご承知のとおりメーカーオプションだけは納車された後からアレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味でもありますよね。

ゴルフ8については、カタログ上オプション設定となっているものが5種類ありますが、グレードにより装着できるメーカーオプションには違いが出てきます。ちなみにゴルフ8グレード構成車両本体価格は、以下のとおりとなっています。

これらグレードの内、eTSI(ガソリン車)とTDI(ディーゼル車)両方のボトムグレードとなる「Active Basic」にはどのメーカーオプションも設定することができません。
さて、ゴルフ8メーカーオプションを一覧にすると以下のとおりです。

それでは上記5つのオプションおすすめポイントを見て行きましょう。

全車標準?なDiscoverProパッケージ

VWにおける純正インフォテイメントシステムは、2020年末発売のTロックおよびTクロスを皮切りに常時コネクティッド(オンライン接続)となる新世代のものへと刷新され、新たなオンラインサービスWe Connect(ウィー コネクト)”も提供が開始されています。

ゴルフ8ではそのインフォテイメントシステム2種類設定され、一つは”Ready 2 Discover“と呼ばれる8インチディスプレイ通信モジュールや、AM/FMラジオBluetoothオーディオハンズフリーフォンなどが備わるもの。もう一つが”Discover Proパッケージで前段の装備等SSDナビゲーションが加わり、ディスプレイサイズ10インチ大型化されます。

ナビゲーションを考えた場合には、Ready 2 DiscoverにもDiscover Proにもコネクティビティ機能”App-Connect“がセットされているので、スマホ地図アプリを繋げばナビできるので問題はありません。ただこれまで車載カーナビに馴染んでいる方や、高度な検索機能等が欲しい方には”アプリ”ではなく”ナビ”がおすすめ。特にこのオプションでは今主流となっているメモリーナビですから、HDDナビに比べると高速表示が可能で衝撃にも強くまさにカーナビには打って付けです。

引用:https://www.goo-net.com/

但し、実はVWオーナーさんの中ではよく知られた話なのですが、このナビゲーション機能性能使い勝手の評判がよくなく、口コミなどでは不満点第一位に挙がっているほど。毎年、アップデートに期待が寄せられるわけですが、残念ながら2023年末のこの時点でも、劇的な改善までは聞かれません。

それならナビは要らないから”Ready 2 Discover“で十分と行きたいところですが、現在日本輸入されているゴルフ8にはこのDiscoverProパッケージがすべてセットされている状況です(メーカーオプションが付かないActive Basicは除く)。

これは後ほど紹介するメーカーオプションを付ける場合には、DiscoverProパッケージの組み合わせが必須なことが背景にあります。要はゴルフ8各メーカーオプションはいずれも単独選択することはできないということです。

このあたりは輸入車なため、ある程度選択肢が固定されてしまうのは仕方ないところでしょうか。

運転支援を補完するテクノロジーパッケージ

VWはいち早くアンチロックブレーキ横滑り防止装置ESCを標準装備したメーカーですが、そんなVW最新安全装備が「オールイン・セーフティ」。事故が起きないように予防する、万一の時のダメージを可能な限り軽減する、二次被害防止するまでをトータル実現することを目指しています。

そうした安全装備運転支援装備を補完してくれるのが”テクノロジーパッケージ”です。
ゴルフ8用にはマトリクスLEDヘッドライトiQ.LIGHT”や、ダイナミックコーナリングライト駐車支援システムPark Assist”、ヘッドアップディスプレイなどがセットになっています。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

中でも注目はiQ.LIGHT。他メーカーではアダプティブドライビングビームなどと呼ばれていますが、これは対向車前走車を眩惑させないため、マトリックスモジュールに搭載されたLED個別制御照射する昨今トレンド化しつつある先進ヘッドライトウインカーの光が流れるように点滅するダイナミックターンインジケーターや、特徴的な発光パターンによって後続車からの視認性が高まるLEDテールランプも含めたこのパッケージは、ライティング関連を充実させゴルフ8先進性をさらに高めます。

また、Park Assist縦列駐車車庫入れの後退駐車時に、駐車可能スペースの検出とステアリング操作を自動で行いサポートするシステム。ドライバーはシステムのガイドに従いアクセルブレーキシフト操作を行うだけでよく、縦列駐車からの発進の場合も同様にステアリング操作自動なためスムーズに発進ができます。

音と解放感のラグジュアリーパッケージ

こちらはStyleR-LineおよびGTIにしか装備できないオプションとなっていて、電動パノラマスライディングルーフHarman Kardonプレミアムサウンドシステムセットオプションとなります。

引用:https://8speed.net/

スライディングルーフの醍醐味は、開けたときの爽快感を感じながらのドライブは楽しいものです。またゴルフ8パノラマスライディングルーフには開口部前方ウインドディフレクターが装着されているため、ルーフオープン時に車内の空気不快音を出すドラミング現象も防いでくれます。

Harman Kardonプレミアムサウンドシステムは、フロントセンタースピーカーを含む9つラウンドスピーカーに加え、ラゲッジアンダーへ設置されたサブウーファー構成されています。総出力480ワットの迫力あるクリアで臨場感あふれるサウンドは、ゴルフ8プレミアム度を一段と引き上げるでしょう。

GTIしか選べないレザーシートパッケージ

レザーシートパッケージGTI専用オプションGTIは標準でファブリックマイクロフリース地シートが備わりますが、このオプション上質感の高いレザーに代わることはもちろん、その他に附帯する装備も魅力的です。

GTIレザーシートのみ電動前後/高さ/角度/リクライニングの調整が行えるパワーシートになり、ランバーサポートもこのシートなら電動式です。

引用:https://www.o-rush.com/

さらに嬉しいのは運転席助手席の両側にシートベンチレーションも装備。他グレードではシートヒーターなら備わるものの、ベンチレーションはこのGTIレザーシートパッケージだけ。

夏場も気持ちよく、快適スポーツドライビングが楽しめますね。

走りを極めるなら”DCC“パッケージ

DCCとはダンパー減衰力電動パワーステアリング特性を瞬時にコントロールする先進サスペンションシステムです。

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日常走行に適した”ノーマル”、快適な乗り心地を維持する”コンフォート”、俊敏性を高める”スポーツ”の3種モードを基本に、エンジンエアコンなどの機能を統合制御して燃費を抑えるよう図る”エコモードダンパーの減衰力エンジンレスポンスパワーバンドをコントロールしアグレッシブな走りを楽しめる”レースモード(Rグレード専用)など、スイッチひとつで選択可能。さまざまな走行状況に合わせ、ドライバーの意思に応える自在な走りを提供します。

また、このパッケージを選択すると例えばGTIなら18インチから19インチといった感じにタイヤ&アルミホイール1サイズ大きくなります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

VWの周年を祝う二つの特別仕様車が発売中

次にディーラーオプションオススメをご紹介しますが、その前に現在発売中2つ特別仕様車についてご紹介します。

一つは「Platinum Edition(プラチナムエディション)」です。今年はVW日本正規輸入を開始してから70周年記念イヤーとなっています。

それを記念したPlatinum Editionは、IQ.LIGHT純正インフォテイメントシステムDiscover Pro”などを含む、数々の先進機能標準装備。また従来GTIRでしか選べなかったアダプティブシャシーコントロールDCC”を18インチアルミホイールとのパッケージオプション選択することも可能になりました。

Platinum Editionは”Active Basic“を除く全てのグレードに用意されていますが、とりわけVWの戦略によりディーゼルを積む”TDI“の価格設定が異様にサービスプライスになっており断トツオススメ。車両本体価格は363万9千円423万9千円となっています。

もう一つはゴルフRに設定された「20 Years(トゥエンティーイヤーズ)」です。こちらはその名の通り最強ゴルフである”R”の日本輸入開始から20周年を記念したモデル。

4気筒2.0ℓ直噴ターボエンジンは、333PSと標準のRより+13PSとなる専用チューニングが施され、DCCには通常の走行モードに加えて20Years専用となる”スペシャル”と”ドリフト2つモードも追加されます。
大型化されたリアスポイラーも目を惹くR 20Yearsの車両本体価格は792万8千円です。

ゴルフ8のおすすめディーラーオプションはどれ?

後付け可能なディーラーオプション純正アクセサリーは必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい輸入車では、新車購入時サービスとして狙っていく人が多いかも知れません。
ドイツ勢の中では実用車のイメージが強いVWなので、純正アクセサリーキャリアマットプロテクターなどわりとベーシックなアイテムが並びますが、その中からいくつかピックアップしておすすめ品をご紹介します。

独製ドレスアップならエッティンガーエアロパーツ

まずエクステリア関連ですが、最近は国産車(特にSUV)に派手なエアロパーツ大径ホイールといったドレスアップ商品が多く、カタログを賑わせていますが、VWをはじめとして輸入車全般にそういった類いの用意は少な目です。
しかしゴルフ8へはオプションカタログに「エッティンガーエアロパーツ」が用意されています。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

エッティンガー(oettinger)1946年初代VWビートルのチューニングメーカーとしてドイツで設立されました。以来、独自のアイディアコンセプトを持って積極的に開発を行っており、そのスポーツ性実用性を兼ね備えた製品ラインアップは高く評価されています。

ゴルフ8用フロントスポイラーリアディフューザールーフスポイラーサイドスカートで構成されています。それぞれがあまり主張し過ぎない色使いデザインとなっていて、返ってVWらしさを感じさせます。ノーマルボディ用が基本ですが、サイドスカートを除く3点GTI用パーツも用意されています。一見しては分からなくとも、フツーのゴルフと並べば、キラリと違いが分かるところが渋い大人の選択肢ですね。

大人数でのレジャーに頼もしいアイテムはコレ

ゴルフ8SUVではありませんが、ワゴンヴァリアントなどはクロスオーバーな雰囲気もまといます。

大人数でのアウトドアレジャーなどで役立ちそうなアイテムとしてオススメなのが、「ルーフボックスUrban Loader」です。通常サイズの容量(300ℓ)であると普通のルーフボックスですが、荷物が増えたときにはボックスが上方向へ拡大最大500ℓまで容量を広げることができます。

引用:https://funq.jp/

二人で出掛けるとき、四人で出掛けるとき、クルマの用途は常に一定ではありませんから、このように必要に応じて容量を可変できるアイテムは助かりますね。心配なのは容量を上げた際、けっこう車高も高くなっているので、走行中常にそのことを忘れないようにしておくことでしょうか。

色々使えるベースモジュールプラスα

ロングドライブに出掛けたときや、渋滞で動けないときの小さなお子さん対策って必要ですよね。

ひと昔前は車載ビデオ、少し前ならDVDプレーヤーでも持ち込んでいたところですが、今はやはりタブレットでしょうか。そんなときに役立つのが「ベースモジュールiPadホルダー」です。
フロントシートヘッドレストポールに専用のベースモジュールを取り付け、そこにタブレットホルダーを装着すれば、後席はミニシアターに早変わり。iPadならAir2-4mini種類に合わせたタイプを揃えています。

このベースモジュールにはタブレットだけでなく、テーブルコートハンガーフックなど様々なアタッチメントが用意されているので、普段の一人使いにも使い回せる何かと役立つアクセサリーです。

引用:https://autoprove.net/

何気に高機能なフロアマットはいかが

純正アクセサリーベーシック用品の定番と言えばフロアマットでしょう。もちろんゴルフ8にも用意があり7種類とパターンも豊富です。

ゴルフのヘリテイジを感じさせるチェック柄を用いたものや、GTIをイメージさせる赤いストライプゴルフロゴの刺繍でスポーティなデザインのもの、簡単水洗いができるラバー製などが揃います。そんなフロアマットにあって「プレミアムクリーン」と呼ばれる種類があります。

デザインはフォーマルなブラックストライプ調をベースに、シルバー色のポイントをグラデーションにちりばめ、サイド部にはゴルフアルミエンブレムを配しています。

このプレミアムクリーンにはアレルキャッチャー繊維が使用されていて、抗菌・抗アレル物質性能で目に見えない刺激物を分解。雑菌抑制し快適な車内環境をつくることができるマットになります。車内の衛生面を気にする方には、特にオススメです。

ドラレコはスタイリッシュな純正品を

VW純正ドライブレコーダーは現在2タイプあります。メインとなりそうなのはフロントリヤカメラセットの「DR-S5-VW」。こちらの特徴は周囲の状況をQHD370万画素で捉える高精細イメージセンサーを搭載していること。

Wi-Fi接続で各自の持つスマートフォンからリアルタイムドラレコ映像を確認できる他、GPS搭載でより詳細な走行情報も記録できます。更にSONY製スーパーナイトビジョン2.0夜間もより鮮明なハッキリとした映像記録が可能となっています。

引用:https://www.webcg.net/

もう一方は同じく前後カメラセットの「DR-C2-VW」。現在主流である液晶モニター内蔵タイプで、2.4インチタッチパネル液晶により直接映像確認などが行えます。ナイトビジョンver.3になっているため、夜間トンネルなど暗い環境でもよりノイズの少ない鮮明な映像を記録できます。

モニター込みのためどうしても本体サイズは大きくなりがちですが、そこが気にならないならDR-S5-VWよりも安価オススメです。また、リヤカメラが不要ならフロントだけの「DR-C1-VW(29,700円)」もありますよ。

以上、VWゴルフ8おすすめオプションをご紹介しました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

オプション選択は後悔の無いように

オプションは購入時にしか付けられないものもあり、取捨選択に頭を悩ますところ。

カスタムパーツや内装オプションを充実させての魅力を引き立たせたいのは山々・・・とは言えいくらでも費用をかけるわけにもいかないですよね。

そこで大切になってくるのが値引き額を把握すること愛車の下取り相場を調べて買い換え全体で損をしないこと。

管理人

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって上手に値引き交渉すればよいのか、次の記事チェックしてみてください。

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