三菱RVRのおすすめオプションはどれ?後悔しないために本当に必要なオプションを調べてみた
最終更新日 2021/11/1
RVRを購入するとき、悩ましいのがオプション選び。
付けすぎると予算をオーバーしてしまいますし、ケチりすぎるとあとでやっぱり付けておけばよかった…と後悔することも。。
そこで、実際のRVR購入者の「生の声」を元に
・必須のオプション
・できれば付けておきたいオプション
・最もコスパの良いカーナビ
・不要なオプション
についてまとめました。
目次(タップで飛べます)
RVRで必須のオプション
SRSサイド&カーテンエアバッグ
次の必須オプションは、SRSサイド&カーテンエアバッグです。RVRには運転席&助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグは標準装備ですが、側面衝突やオフセット衝突時に搭乗者を危険から守るエアバッグはオプション装備になっています。
搭乗者の安全のためにはぜひ付けておきたいオプションです。
サイドバイザー&フロアマット
残る必須オプションは、サイドバイザーとフロアマットです。
車に詳しくない人はこれらがオプション装備だということを知らないケースもあります。
セールスマンがいつの間にか見積もりに入れている場合もありますが、原則注文しなければ装備されません。
車ごとに窓やフロアの形状が違い、特にマットはずれると安全を大きく損なうため、専用オプションの購入をおすすめします。
できればつけておきたいオプション
ベースキャリア(¥36,374)
RVRはアウトドアでアクティブに行動する人が乗ることの多い車なので、ルーフ上に荷物を置ける場所を確保するために、ディーラーオプションのベースキャリアはおすすめです。
グレードMの場合はビルトインのメタリックなルーフレールがオプションで付けられるので、ルーフレール対応型のベースキャリアとセットで設置すると、ルックスがよりスタイリッシュになります。
また、アウトドアで雪道や悪路を走ることが多い方にはスペアタイヤが必要な緊急事態があるかもしれません。
一昔前ではどんな車でも当たり前だったスペアタイヤは今の車ではオプション扱いです。
RVRでもスペアタイヤはオプションなので、別途購入をおすすめします。
さらにワゴン車扱いのRVRは、セダンなどと違い、後部のラゲッジスペースを覆って荷物を隠すトノカバーもオプション扱いです。
ラゲッジスペースに敷くマットなどもオプションなので、荷物の中身をデリケートに扱いたい方や、プライバシーを守りたい方は、これらのオプションを購入された方が無難です。
社外品のカーナビと純正ナビのどちらが良いのか?
まず…
という疑問をお持ちの方も多いと思います。
オートバックスなどのカー用品店で買って付けてもらえばよいのか、メーカーで取り付けてもらった方が無難なのか…
まずはこの疑問にお答えします。
社外品よりも純正品がおすすめ
社外品のメリット
- ・最新のものが付けられる
- ・値段が安い
- ・種類が豊富
三菱純正品のメリット
- ・保証期間が長い
- ・他の機能と連動
- ・インテリアに合う
- ・納車時にすぐ使える
- ・盗難に遭いにくい
保証期間は社外品は1年間、純正品は3年間。と2年間の違いは大きいです。
また、最近はナビも高機能化していてリアカメラやメーカーの提供する通信機能などとの連動性も高くなってきています。
さらに値段ですが、一般的にはカー用品店などで買った方が安いのですが、純正品の場合は新車購入時にまとめて買うことでオプション値引きとして10~20%程度割り引いてもらえることが多いです。
社外ナビを買ったとしても変換コネクタや工賃コミコミでなんだかんだで差額も5万円程度になります。
三菱だとETACSの再設定には純正ナビが必要だとか、後席用モニターが使用できないなど制約がありますので、どうしても付けたい社外品ナビがあれば別ですが、純正品を選んでおいた方が安心です。※ETACSとは、ヘッドライトやドアミラー、ワイパーなどの電装品をトータルに制御する三菱自動車のシステム
最もコスパの良いカーナビはスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]!
RVRに設定されているカーナビは以下の3種類です。
クラリオン スーパーワイド 2DIN-7.7型 メモリーナビゲーション | 151,200円 |
7インチWVGAディスプレイ メモリーナビゲーション[MMCS] | 317,520円~ |
スマートフォン連携 ディスプレイオーディオ[SDA] | 140,400円~ |
※すべて消費税込です。
「クラリオン スーパーワイド2DIN-7.7型 メモリーナビゲーション」はRVRに限らず、三菱車の多くにディーラーオプションとして設定されている主力カーナビです。「7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーション[MMCS]」と「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]」はメーカーオプションとして設定されています。
RVRに設定されているカーナビは全体的に高めの価格設定です。RVRはコンパクトSUVなので、もう少しリーズナブルな価格設定のカーナビを求めている人は多いでしょう。できるだけ安い純正カーナビを選びたいなら、クラリオン ナビかSDAの2種類しかありません。
SDAはカーナビ本体の価格に加えて、6スピーカーとステアリングオーディオリモコンスイッチ、シフトノブがセットになったパッケージオプションです。そのため、カーナビ本体のみの価格でいえばSDAがダントツで安いということになります。
MMCSもSDAと同様、ステアリングオーディオリモコンスイッチとシフトノブ、リンクシステム、6スピーカーなど複数の装備がセットになった価格です。そのため、表を見るとなんだか高く感じてしまいますが、実際はそれほど割高でもないので安心しましょう。
おすすめはスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]!
三菱車は純正カーナビのラインナップが少ない分、どれも優秀なカーナビが揃っています。そのため、基本的にはどれを選んでも過不足はないのですが、個人的におすすめしたいカーナビがSDAです。
SDAは厳密にいうと、カーナビではなくオーディオに該当します。そのため、SDA自体にナビゲーション機能は採用されていません。だからこそ、MMCSやクラリオン ナビと比べてリーズナブルな価格を実現しているのです。
しかし、ナビゲーション機能が採用されていないということは、カーナビとして活用することができないということになります。なぜそんなオーディオをおすすめするのかというと、最先端のカーナビ/オーディオの証であるApple CarPlay/Android Autoに対応しているからです。
Apple CarPlay/Android Autoとは、所有しているスマートフォンとカーナビ本体を連携することで、カーナビ内でお馴染みのiOS/Android OSを使用できる車載サービスのこと。馴染み深いインターフェースで直感的かつわかりやすい操作感を手にするだけでなく、iOS/Androidのアプリの一部をカーナビでも使用できます。
iOSには純正マップ、Android OSにはGoogle マップが標準でインストールされていますが、SDAならこれらの地図アプリもカーナビで使用することができるのです。SDAの主な機能はオーディオに関係するものだけですが、Apple CarPlay/Android Autoを使用することで、ナビゲーション機能を代替できるということになります。
スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]の主要機能
最後にSDAの主要機能を以下に記載します。SDAにはナビゲーション機能が採用されていない分、充実したオーディオ&ビジュアル機能が備わっているのです。RVRのカーナビ選びで悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
- AM/FM
- USB
- iPod
- ハンズフリー通話
- ライト設定
- ワイパー設定
- セキュリティアラーム
- マルチアラウンドモニター対応
- Apple CarPlay/Android Auto対応
SDA自体の機能は可もなく不可もなくといった感じ。やはりApple CarPlay/Android Autoの採用が大きいですね。これがあるだけで、カーナビの使い勝手や機能性は大きく向上します。
- マップ
- 電話
- メッセージ
- ミュージック
上記はApple CarPlayの主要機能です。カーナビに備わっているスイッチやステアリングスイッチで操作することはもちろん、タッチ操作やSiriでの音声操作にも対応しているので、自分好みの操作方法で快適にカーナビを扱うことができます。
主要機能以外では現時点で19種類ものiOSアプリに対応。車移動を快適にするアプリが多数揃っていて、今後はさらに充実していくことが予想できます。iOS純正マップ以外の地図アプリ、例えばGoogle マップなども利用できるので、自分好みの地図アプリを探してみてください。
注意してほしいのは、いくらiOS純正マップやGoogle マップをはじめとする地図アプリが備わっているとはいえ、本格的なナビゲーション機能を搭載しているカーナビには劣るという点。遠出などでカーナビのナビゲーション機能を使う頻度が多い人は、クラリオン ナビの購入をおすすめします。
逆にナビゲーション機能を使う頻度が年に数回程度であれば、間違いなくSDAがおすすめです。iOS/Android OSならではの魅力的な機能を満喫してください。
不要なオプション
全く使わないオプションを付けてしまってあとで後悔しないように、不要なものはなにかピックアップしておきたいと思います。
RVRにはメーカーから複数のオプションがセットになった「パッケージメーカーオプション」が複数用意されていますが、内容については吟味が必要です。
オートクルーズコントロール
プレミアムパッケージ・ラグジュアリーパッケージ・フルパッケージなどについているオートクルーズコントロールは、速度を一定に維持してくれますが、前方の車に追従してくれる最新型ではありません。
交通信号でストップ&ゴーを繰り返す一般道向きではないので、高速道路を頻繁に利用する人以外は不要な装備です。
ラグジュアリー・フルの両パッケージについてくる「運転席パワーシート」「運転席&助手席シートヒーター」「フロアコンソールボックス」なども、本当に必要かどうか熟慮した方がよい装備です。
運転席パワーシートは自分で動かせば済むことですし、運転席&助手席シートヒーターもよほど寒い地域でないとほとんど使うことはありません。
フロアコンソールボックスも純正品である必要はなく、安い社外品でも済ませられるので不要です。
オプション選択は後悔の無いように
オプションは購入時にしか付けられないものもあり、取捨選択に頭を悩ますところです。
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